京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

遠藤

体験してきました

2024年3月26日(火)

日曜日に椎茸の原木を作ってきました

 

作業は単純で簡単です

丸太にドリルで穴をたくさんあけて

その丸太に椎茸の菌を金槌で打ち込んでいきます

 

大人が10人ぐらい、子供が5人ぐらいの集団でしました

ドリルで穴開けは大人が順番に

金槌で打ち込むのは子供を中心にみんなで

 

みんなで30本ぐらいの原木を作りました

 

林業のかたわら椎茸も作っているという先生のお話では

作った原木から椎茸が出てくるのは2年後らしい

そして、2~3年は出てくるだろうってことでした

でも、10本に1本ぐらいは全く出ないのも…

そして、他の菌がつくと椎茸じゃないキノコがでてくることも…

だから、地面の上で転がしたりはしてはいけないって言われました

移動させるのに持ち運ぶのは重いから転がそうかなって思った矢先でした…(^_^;)

以前に持って帰った原木からヒラタケばかり出た人もいたそうです

 

そして、みんな菌を打ち込んで誤解するんだけどって先生が言うには

菌を打ち込んだところから椎茸が生えるのではなく、木のいろんなところから出るんです

そう、菌は打ち込まれた穴で椎茸に成長するんじゃなくて木の中に入っていくんですね

 

普段食べていても栽培方法は意外と知らないものです

こうやって体験しながら話を聞くと面白いですよね

そして、こういう日常にないことをするのはそれだけでも童心にかえって楽しいですよね

ちなみに、この体験には一番下の子を連れて行きました

うちの子も菌を金槌で打ち込んだりしていたのですが

めっちゃ楽しかったと言っていました

体を使う、物を使う、普段しないことをみんなでするって楽しいですよね

 

作った原木から1本買って持って帰ってきましたが

お世話は、塀に立てかけて日陰で雨ざらしで2年ほどほったらかしです

存在を忘れないようにしないとです

 

リハビリもたまには普段しないようなことをすると

楽しいものです

普段は機能訓練をしている人に、

たまにレクリエーション的なことをすると

めっちゃ笑顔でいつもより体を使って心も体も動く人が結構いますからね

普段の機能訓練のほうが一つの動きを集中的に練習できるかもしれないけれど

しっかり動けているのはレクリエーションかもしれない

そんなことはよくあります

 

取り敢えず、おいしい椎茸が待ち遠しいな

はずれを引いていませんように…

そんなこと

橋本

もういくつ寝ると

2023年12月26日(火)

クリスマスも過ぎて、次のイベントは大晦日とお正月ですかね。

 

私自身はお正月の静かな雰囲気よりも、大晦日までの師走の喧騒のほうが好きなんですが(TVも年明けより年末のほうがおもしろく感じます)、皆さんは如何でしょうか?

 

例年だと12月までには年賀状の図案も決まって師走の初めには印刷にかかるところなんですが、今年は遅れに遅れて先週末ようやく図案が決まって、昨日ようやく完成したところです。

毎年どれだけ取り掛かりが遅かろうが、いつも11月中には図案が頭の中で決まっていて、以降はいつでも具体化可能といった感じだったんですけど、今年はいつまでも図案が決まらずというかアイデアが何も浮かばずこの時期までもつれ込んでしまいました。

 

私は毎年そうやって四苦八苦していても、世間的には年賀状の発行枚数も配達数も減少傾向らしいです。

 

リハビリテーション部でもお付き合いのある養成校や養成校の先生方には年賀状を送るようにしているのですが、今年はある学校からSDGsのため来年以降の年賀状は廃止というお断りのはがきが着ました。

 

SDGsの名のもとに、年賀状をやめる個人や団体、企業は今現在どれほどなんでしょう。

値上がりと相まって年賀はがきの売れ行きはさらに落ち込んでいきそうですね。

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そんなこと

遠藤

紅葉狩りのシーズンです

2023年11月01日(水)

紅葉狩りのシーズンです

大原の紅葉も色づいています

今朝、写真を撮ってみました

 

天気が良ければ紅葉狩りに行きたいですね

でも、寒暖差がかなりあります

寒いと思ったら暑く

暑いと思ったら寒く

時間帯や日当たりで大きく変わります

 

紅葉狩りは

落葉やどんぐりが足もとにあって、歩いているときに自然と踏みます

足の裏からも秋を感じます

ただ、ぬれ落ち葉は滑りやすいので足もとにはご注意ください

普段は足もとに目が行きがちですが

紅葉狩りでは、ついつい上ばかり見て歩いてしまって

足もとがおろそかになりがちです

ほんと、足元にはご注意くださいね

 

でも、きっと紅葉狩りは気持ちいいと思います

暑さにも寒さにも対策を忘れずにいってらっしゃい

そんなこと

遠藤

どんぐりの絨毯

2023年10月23日(月)

日曜日に家族で遊びに出かけました

アスレチック遊具を子ども達が遊びまわり

家族でグランドゴルフをし

どんぐり拾いと外遊びを堪能しました

 

そのどんぐり拾いですが、

めっちゃ落ちているところがあるからと教えてもらったところへ行くと

なんと

本当にその一画だけが、

どんぐりが隙間なく敷き詰められ、どんぐりの絨毯になっていました

子ども達と一緒に拾っていますと

ポトンと落ちて頭や背中にも当たりました

 

教えてくれた方も

ここは毎年たくさん落ちている場所だけど

こんなにたくさん落ちていることは初めてだとおっしゃっていました

 

踏むとどんぐりの割れる音がする、どんぐり絨毯の初体験でした

拾っても拾っても隙間ができない

そんな体験をしました

自然って普通のようで普通じゃないことも色々見せてくれますね

 

普通と思っていることが意外と感動できることにつながることもあります

何気ないリハビリも意外と感動できるゴールにつながっているかもしれません

皆さんリハビリは頑張っても損しませんから

頑張ってくださいね

そんなこと

遠藤

金木犀と銀木犀

2023年10月18日(水)

金木犀の香りが漂う季節になりました

通勤中にも散歩中にも金木犀を見かけます

 

そして、金木犀とそっくりな白い金木犀らしきものもあります

これは、銀木犀というそうです

 

おおはら雅の郷、やまびこ、大原健幸の郷のある敷地内には

金木犀も銀木犀もいま咲いています

近寄るとどちらからもあの香りがただよいます

この香り、皆様の思い出を刺激するようで

いい香りだと若いころの家の庭を思い出し懐かしむ方もいれば

昔はどこのトイレにもこれが植わっていたとトイレを連想して嫌がられる方もいます

 

同じ香りでも人によって思い出す情景は違います

同じものを見たり体験したりしても同じように感じるわけではありません

それぞれの感性もそうですが、過去の経験も皆さん違います

 

だから、決めつけても、みんな同じようにしても、合わないことがあります

その人をみて、その人の感じたことを感じられたらいいのですが…そんな超能力は誰にもありません

会話ができないかたもおられますので、勝手な想像をしながらなときも多くなります

 

それでも、決めつけない、みんな同じと思わない、そんな風にしないと

そんなことに思い至りました

そんな気持ちで関わろうって皆さんの反応を見て思いかえしました

 

 

そんなこと

橋本

諦めない

2023年10月13日(金)

イスラエル人とアラブ人がオーケストラを組み、コンサートをする。

という正に絵空事と言われかねない「クレッシェンド音楽の架け橋」という映画があります。

 

驚くのはこれが実在の楽団を題材にしている点で絵空事ではないこと。

しかも映画ではトラブルがあってコンサートは叶わず、楽団は解散しますが、現実の楽団は現在も活動中のようです。

 

クラシックには全く興味がない私ですが映画には非常に魅かれて観ました。

楽団の活動はとても意義あるものだと私個人は感じていますが、現状を見るに今のところ効果あるのか?という感じです。

 

あきらめずに10年、20年と続ければそれなりの結果が出るんでしょうけど、紛争が起きるたびに後退もするわけで。

 

仕事をしていてもあきらめずにやってよかったなということはままありますが、この年だから言えるのかなとも思うわけです。

自分自身もそうでしたが若いとどうしてもせっかちに結果を求めたがるので。

 

「あきらめずに」というフレーズは、「長い間コツコツと」とイメージする人もいるのかもしれませんが、生来の怠け者の私がそんなことするわけない。

 

私の場合はあきらめはしないけど「時期じゃない」と棚上げすることが多かったように思います。

 

「時期じゃない」を言い換えると、「ほとんど誰も問題にしていない」、「皆の中での優先順位が低い」あるいは「金がない」です。

 

誰も問題にしていない時や優先順位が低い時は何をやっても空回りしてばかりです。大多数とは言いませんが、一人でも二人でも賛同する人間が出るのを待つしかない時もあるのかと思います。

 

そういったタイミング(波)を見逃さずにうまく乗るか、大きな波にするのが大事かなと思います。

 

この状況でも楽団のマエストロ、バレンボイムは諦めることも、棚上げすることもなく活動を続けているようです。

彼の場合はタイミングを見計らうのではなく自ら波を作ろうとしている人のようで、いずれはそれも叶う気がします。

 

波を作ろうと試みるのは凡人にも出来ることですが、叶えるのは難しいと感じる今日この頃です。

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103808   20231014    1650

103892   20231018.    1000

そんなこと

遠藤

寒くなってきましたね

2023年10月12日(木)

作った満月は評判も良く 大成功 でした

 

さて、

急に寒くなってきましたね

体の不調が出やすくなる方もいらっしゃると思います

天気や時間帯によって、暑かったり寒かったり、

建物の中にいると空調でそんなに感じませんが

特に屋外へお出かけ時は着るものも調整が難しいですね

日陰と日向、吹く風のあるなしでもずいぶんとちがいます

 

寒くなった…と言うとあまりいいイメージに聞こえませんが

我が家では先日夕食に鍋をしました

鍋と熱燗で寒くなった季節を美味しくいただきました

寒くなったからこそ楽しめることもあります

 

言葉で連想するイメージ以外にも実際にはいろんなことがあります

いろんな情報や表現がそこかしこにありますし、聞こえてきます

ちょっと聞いて「ああ、こんな感じやろ」って思ったことが実際に体験すると

「おお、こんな感じやったんや」って感心することも

 

「百聞は一見に如かず」とはよく言ったものです

私たちもご利用者さんやご家族にお話しを聞いて、こんな感じかなと思ったら

実際に見せてもらったら、えっまさかこんな感じなのってことも良くあります

そうならないように、

質問の仕方を変えたりして実際の実像に近い情報を聞き出そうとしますが

なかなかむずかしいものです

例えば、お家の中の様子を知るためにお写真を見せていただいたり

時には施設の職員が直接ご自宅の様子を見させていただいたり

そして、それを施設の中で多職種で共有して、自分たちの違ったイメージを修正し

課題などを話し合ったりしています

 

ちょっと、話がそれてしまいましたね

 

寒いからと言って、縮こまって過ごしていると楽しい時間を逃します

それに、まだまだこれから寒くなるんですから

縮こまらずに、楽しいことを探して、動いていきましょう

私も先日は町内の運動会で ちょっと楽しんできました

そんなこと

遠藤

満月完成

2023年9月26日(火)

29日は十五夜ですね

おおはら雅の郷の十五夜満月は、雲も作り完成しました

作った方々も大満足のできばえです

 

曇り空でも 雨でも たとえ嵐でも

この満月はこうこうとしています

 

こんなに大きなお月さまでも

真下を通っているのに気づかれない方もいらっしゃいます。

そんな方を見かけたら上を指さして教えてあげます

みんなお月さまを見つけて喜んでくださいます

 

でも、気づかないものですね

皆さん足もとばかり見て歩いていませんか?

車いすでも床ばかり見ていませんか?

ただ歩いても、ただ通っても、見逃しているものがいっぱいあるんだと思います

上を向いて歩こうとは言いませんが

前を向いて歩きましょう、周囲を見回したりしながら歩きましょう

それが同じ1日を楽しめるヒントかもしれませんよ

 

私も今から

きょろきょろと何かを見つけるために

歩きましょうかね

そんなこと

遠藤

〇を作っています

2023年9月18日(月)

通勤道中にもコスモスが咲いています

さて、おおはら雅の郷ではコスモス畑を創作活動でみんなで作っている話はしましたが、

次は、

「〇」です

9月29日は十五夜です

満月を作成中です

 

今回は大きな球状の張子を作って、満月にしているところです

張子の型を取るのに使ったのはリハビリならではのセラボールです

人が上に座ったりして運動するのに使う大きなボールなので、大きな満月になります。

9月に入ってから作り始めて

もうあと少しで完成です

 

これを飾れば、どんなに雨が降っても、曇っても

お月見ができます!

 

大きな月、なかなかいい出来です。

もう少し手を加えてもらいますが

もう今から飾るのが楽しみです

手を糊でベタベタにして、泥遊びみたい、こんなの子どものとき以来やと

みんなで笑いながら話したりしつつ作りました

もちろん、

作業後は手をしっかり洗って終わりました。

手を洗うときも、洗い場を順番待ちして、なんか楽しそう。

 

普段、手を汚したら嫌な気持ちになるのに、

手を汚して遊ぶのはなぜかとても楽しいですね

私も一緒に楽しみました

心が動くと、いつもより体も動きます

たまには、手を汚す遊びも童心に返って楽しいですよ

元気になれるように、その時を楽しみつつ “Let’s Rehabilitation”

そんなこと

遠藤

金魚

2023年8月24日(木)

夜に妻と娘たちがお祭りの金魚すくいですくった

金魚を持って帰ってきました。

 

ならばと倉庫にいくと、はて?

倉庫にあったと思った水槽は…割れて廃棄していたみたいです。

妻がバケツに水をくんで持ってきました。

そちらに金魚たちは移ってもらい、身を隠すオブジェを沈めました。

 

さて、エサは…もちろんありませんので、

麩を子どもたちに渡して、つぶしてあげるように伝えました。

そして、そのまま玄関の軒下にバケツが置かれました。

 

このままだと、猫やカラスに食べられること必至なので、

網をかけてその日は終了です。

 

自分の子どもの時もこうやって金魚すくいの金魚を持って帰って

水槽が急には用意できないから、

親が出してきたバケツや洗面器に金魚を移したことを思い出しました

世話は最初自分でしていたけれど…そのうち母がしていたような…

 

そして

翌日は妻が休みだったのでエサを子どもたちと買ってきたようです。

これから、夏休みが終わって学校が始まりますが、

暫く金魚のエサやりも子どもたちの日課に加わるようです。

 

大人にとっては、たかが金魚すくいの金魚

子どもにとっては、自分がすくった大事な金魚

なんでも、その人その人に想いや価値があるはずです

大したことないことも、その人にとって大したことって、いっぱいありますもんね。

そんなことも思ったりしました。

 

金魚にエサをあげて、

楽しい気持ちでそのまま学校へ行けるといいな

夏休み最後、子どもにとっては大きなイベントだったに違いありません

 


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