京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

橋本

風呂

2018年12月06日(木)

30代になるまでは結構カラスの行水だったんですけど、30代くらいからでしょうか風呂の時間が長くなりました。

 

ま、それはいいとして先日こんなニュース(web  jpg)がありました.

 

これ週7回入浴しているから介護のリスクが減るんじゃなくて、毎日風呂に入れるほど身体能力が高いからってことじゃないかと思うんですが。

 

風呂への入浴と言うのは、衣服の着脱から、浴槽の出入り(またぎ動作)、床へ座る、床から立ち上がる等、単に歩くより難しい動きが複合した身体能力が必要なので、週7回(毎日)入浴すると言うのはそもそも身体能力が高いことを意味しています。逆に週に数回の入浴というのは「しない」のではなくなかなかに大変で「出来ない」と言う一面もあるはずで、この記事を誤解した人が身体能力が低くて週に数回しか入浴できないのを、むりくりに毎日入浴させようとしてもうまくいかないことの方が多いのではないかと思います(勿論やって身体能力が上がるということも考えられます)。

 

一方でこんなニュースがありました(web  pdf)

高齢者の風呂での溺死が年間5000人近くになっているとは知りませんでした。溺死の原因が身体能力の低さだけにあるのでないとは思いますが、先の報道(というか研究結果)に踊らされて、入浴機会が増え要介護状態を避けられる人がいる一方で、溺れる人が増えないことを望みます(そうならないために…)。

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最近ブログを書くペースが乱れてきています。

私が忙しいと解釈される向きもあるようですが、そんなに忙しいわけじゃありません。

ただこの単純な頭では処理しきれないほど、悩みがあるだけで体は動いちゃいないんです。.頭ものろのろ、からだものろのろ。

 

まぁそれはいいとして、最近のプライベートでのトピックは我が家にもスマートスピーカーが来たということですか。

安かったんで(2個イチの値段でした)、嫁さんがいつもいるリビング用と息子用に。私は二人ほど音楽を聴くこともないのであまり興味が湧きません。二人の使い方をみて自分用に買うかどうか決めようと思っているところです。

 

スピーカーに興味はないですが、所謂AI(人工知能)には興味が湧きますね。興味は湧きますが、実際のところ息子や嫁さんが使っているところを見ると、私が思ってたのと違うなぁ。

 

やっぱしAIと言えば会話が出来ないと。いずれは出来るのかもしれませんが、今出回ってるのは聞いたら答えるだけですよね。勿論AIですから使えば使うほど答えは使う人にとっての最適解に近づいて行くんでしょうけど。でも会話じゃない。

 

私が思い描くAIは映画「2001年:宇宙の旅」(もはや古典ですね)で宇宙船ディスカバリー号に搭載されたHAL9000です。

聞いたら最適解が返ってくるではなくて、日常の何気ない会話が出来てこそ「AI」かなと。

 

作家の小松左京は

「おいあれ」

「はい」と書類が出てくる

 

ここまでできてAIだとかなんとか書いてたように思いますけど、とにかくAIの方からでも話題を振ってきて会話が出来るくらいじゃないとなぁ。

まぁスマートスピーカーはその程度かもしれませんが、現実には高度なAIが小説を書いたりとか、キャッチコピーを書いたりとは出来るようになっているらしいです。

HAL9000や「世界にひとつの彼女」のサマンサのように会話できるAIもすぐそこなんですかね。

 

そこまでできるようになると、医療福祉分野での用途は色々と考えられそうです。

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