京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

土井

装具外来

2013年11月16日(土)

御所南リハビリテーションクリニックでは、装具等の専門外来を行っています。

装具の場合、先生やリハビリの人の薦めるものをそのまま買う・・・ということが多く、

外来などで装具を作り変えるときは、一般的には形を変えることが少ないようです。

でも、当クリニックでは、ちょっと違った診療風景になっています。

 

当クリニックの装具外来でお話をうかがっていると、

「もっとうまく歩けるように・・・」とか、「装具が合わなくて」とか、「ボロボロだから」ということだけでなく、

「装具を小さく・軽く・使いやすいものにしたい」「靴を選べるようにしたい」などの希望も多くあります。

このため、いま体に必要なのはコレです・・・と一般的な選定だけでは解決しないことがほとんどです。

 

装具外来の診察場面では、

医師とリハスタッフ、装具業者、患者家族の皆で、時に意見を戦わせながら議論しています。

また、下肢装具では、見た目だけではなく、歩行検査による客観的な選定も行っております。

時には、現在の問題解決や次のステップの装具に必要な能力を確保するため、自主訓練指導やリハビリテーションを実施することもありますし、その後、再検討する場合もあります。

装具をステップアップする場合には、作成後のリハビリテーションで歩き方の修正も行っています。

 

そういった外来診療で、生活に必要な装具、問題解決に必要な装具、もっと楽な装具・・・など、

(作ってもほとんど使わない装具ではなく)、実用的な装具を作成できればと考えております。

もし、装具の問題を抱えておられるようでしたら、お気軽にご相談ください。

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