京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

橋本

希望

2017年10月20日(金)

遅くなりました。申し訳ありません。

 

日曜日には総選挙。

只今出張中ですが、先日出かける時にはまだ選挙公報が届いていませんでした。帰宅後ふわふわの頭で公報に目を通して翌日の投票に備えねばならないようです。

 

政党名や政党や候補者のキャッチコピーにもよく使われている言葉が「希望(きぼう)」。

 

その「希望」と言う言葉目にしたり聞くたびに思い出すのは「パンドラの箱」の逸話です。

 

ギリシャ語で「エルピス」をどう訳すかが問題と(予兆か希望か等)ネットの記事で読んだりもしましたが、これを「希望」と訳した先人の知恵とはどういったものでしょうか。

おそらくですが「希望」があるから迷いが生じる、余計な「希望」があるためにやらずもがなのことをやってしまうということなのだろうと思います。

神話では「あらゆる災いが詰まった箱」とありますが、要するに「希望」もまた「あらゆる災い」の一つだと言っているわけです。

 

ですから「日本に希望を」「希望が持てる国へ」みたいな如何にもなキャッチコピーは「日本に災いを」「災いが持てる国へ」と言ってるわけです。

同じように「☓☓☓の☓☓」は「災いの☓☓」となるわけです(時節柄問題ある表現のため伏字とさせていただきました)。

 

冗談はさておき、患者さんやご家族にとって「希望」は必要なものです。

それが実現可能かどうかはさておき「こうしたい」や「ああしたい」がなければ、モチベーションも上がりませんし、具体的な目的さえ立てづらい。

 

災いが持てる…おっと間違い。「希望が持てる京都大原記念病院」

う~~~~~ん。私だけでしょうか「希望」と言う言葉を使うとなんとなく、胡散臭いと感じるのは。

いやいやい胡散臭い人が多用する言葉だからか…

「希望」というのは分解すると「まれなのぞみ」ですからねぇ。私から見れば実現不可能感もハンパない。

 

「自立への足掛かり、京都大原記念病院」

どうです?

ちょっと自信なさげな感じですが、リハビリテーション病院として何を重視しているか、わかるようなキャッチだと思います。

 

今回は言葉遊びでした。

 

次回は10/28までには…

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