京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

橋本

暴言・暴論(その1)

2019年4月25日(木)

ようやく一息つきました。

 

取り立てて忙しかったわけではないですけど、書き物が多かったので、しばらく書くのはもう沢山って感じでした。

文字数としては少ないんですけど、自分自身のこだわりからか公にする文書って言うのには(ブログもそうです)、結構気を使いますし単純に意が伝わればいいとは考えられなくて、その時納得できる語彙や言い回しが思いつかなければしばらく塩漬けにしたりもします。

まぁそんなことはおいといて。

 

今回のタイトルは「暴言・暴論(その1)」としました。今後(その2)があるかどうかは、今回の内容次第で私がpurgeされなければということでしょうかwww(まぁ所詮私がどれほど吠えようが無名のイチセラピストにすぎませんが)

 

ある治療手技(流石に具体的に書けない)があります。欧米で体系化された理論と手技である病気には非常に有効とのことでした。

でも実際見てみたら、それ普通に勉強していたらわかる訓練方法じゃんっていう…

体系化したのは素直に凄いなぁと思うけど(誰もやらなかったから)、目新しい理論や手技もなし(まぁ勉強嫌いの私の知る限りですが)。これにそれなりの費用と日数をかけて身につけるよか、学校で習った事を復習すればいいだけじゃん。ってかボロい金儲けやなぁーが私の感想。

それ以外にも近年職場にFaxやらDMで様々な研修会の案内が送られてきますが、タイトルだけ見れば最新の理論や技法に関するものより、大多数はそんなん学校で習ったやろという奴ばかり。

学生時分勉強しなかったツケ回しを今と言うのはわかるけど、学校で習った事さえ身につかなかった奴が、研修会に行ったからと見につくはずもなく、まずは自己学習、自己復習(結局人頼みの輩に出来るはずもなく)だろうにと思う今日この頃。

 

かたや今年お役所からのお達しでリハビリテーション(ここでは理学療法士と作業療法士)学生の1週間の学習時間を45時間(自宅学習も含む!!)までと制限され、これでは十分な教育が出来ないと臨床現場から声が出ても学校はお役所からのお達しだから、お役所は不足分は卒後教育でと臨床現場にしわ寄せ(つまるところワリを食うのは患者)。卒業後即戦力を謳う養成校は皆無に。

 

更にはお役所が出した数字によると、毎年国家試験を受ける最終学年の定員充足率が平均で7割前後しかないにもかかわらず、既に理学療法士、作業療法士は供給過多。要は少子高齢化の時代に学校作りすぎたということ。

 

私の最善とは言わないまでも次善の策としては、全国の養成校の3割以上を減らし、更には療法士の養成を大学のみとして、薬剤師の時のように養成期間を4年から6年に延長すれば対症療法ですがある程度は問題の解決が出来る(痛みは伴いますが)。でも現状の方法ではしわ寄せが患者に行くだけで、私のプランより解決にはならない。

 

それでもあえてこの状況で行こうと言うならお役所、セラピスト、養成校の間ではすべて承知のマ〇〇ポ〇〇と言われても仕方ないのかなぁ…と。

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