京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

遠藤

買っちゃった

2014年2月11日(火)

ふむ、今回は買っちゃったではなく、本当はもらっちゃったなんですが、
私、しばらく前に誕生日がきまして、プレゼントを妻からもらったのです。

 

これが、また…ちょっと…な物で、

 

我が家は夫婦そろって作業療法士です。
そろいもそろって周囲の人々が皆こぞって認める変わり者です。
なので、

 

これは、キャンプ用具ですね。image
焚き火の上になべをつるしたりする道具としては、三脚や四脚であるはずが、一脚です。
そう、この一番長い鉄の棒を地面にさして、
他のフックや四角いのについている丸いところを引っ掛けて使うのです。
引っ掛けると、あら不思議?物理の法則にしたがって、固定できるということです。
うーん、使ってみるのが楽しみです。

 

子どもの頃行ったキャンプ場では、焚き火のまわりに石を組んで、かまどを作り、上に棒を渡して、それに飯盒など引っ掛けたり、

棒の代わりに網を渡して、鍋を置いたりしたのですが、オートキャンプ場は整地されているところが多く、

直火も禁止ですから、いろいろしようと思うと道具も増えますね。

 

時代とともに、便利になったのか?面倒になったのか?それとも、選択肢が増えたのか?

でも、道具が必要だって思い込むのだけはなくさないと、道具がないとなにもできないってなっちゃいますね。

 

お洒落でしょ(?)。
でも、これは見かけより重いのです。image
しかも、地面にささないと使えません。
しかも、他に比べて安くないのです。どちらかというと高いです。
でも、フックや四角いものをつける高さや向きは自在ですし、
見かけ以上に使えば便利かもしれません。
使い方のレパートリーは使い方しだいで多そうです。そこに心ひかれ、夢を見ます。
それに、蝶番やネジなどありませんから、まず壊れそうにありません。
収納もそれほど場所をとりません。

 

道具には、一つ一つ違いがあります。
自分では作れないから買うのですが、どの道具も一長一短です。
そして、道具は使う人によって価値が変わります。
値段やブランドだけでは決まりませんが、値段やブランドで納得する人もいます。
人と同じで安心する人もいますが、人と同じでは満足できない人もいます。

 

誰かが、とっても良い道具だといっても、自分にとっては別です。
自分の用途に合うかどうか、それを考えて買いましょう。
高けりゃ安心ってわけでもないし、多機能だから自分に合うとも限りません。
どんなに高級品でも道具は使って何ぼです。見ているだけでは道具としての価値がありません。
汚れるから使わないではなく、汚れるどころか壊れるほど使いこんで何ぼです。
使えば使うほど、汚れも傷も愛着になります。
そして、道具の意外な良いとこ悪いところもいろいろ見えてきます。

 

作業療法士としては、いろんな道具を使いこんだほうが良いですね。
他の道具を見るときにもいろんな経験から応用が利きますから。
たまには、高いものも買わないと、
100円ショップのクオリティーでは分からない使い勝手が、コストのかかる道具にはあったりします。
似ているデザインでも、ちょっとした質の違いや微妙な形や加工の違いで、変わるんですよね。

 

あと、大事なことはプレゼントするときも、
福祉用具を選定するときも相手の立場に立って選ぶ。
そして、相手が喜ぶために選ぶ。
うちの妻はこの点において優秀ですね…妻が欲しかっただけかもしれませんが…。

 

まだ寒いですが、キャンプに行きたくなりました。
はやく暖かくならないかな…焚き火だけでもしようかな?
道具は新しいのを手に入れるとすぐ使いたくなるのが人情ってもんです。

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