京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

遠藤

教育って難しい

2020年10月26日(月)

大人になってから思うこと。

いくつになっても、子どもの頃と考え方や思うことがあまり変わらない。

子どもの時の方が、いろいろ考えていたような、思いを巡らしていたような気がする。

※子供の頃より頭や心が固くなった?

子どものときは、大人になったらって思っていたが、実は、子どもの時から変わっていない。

 

でも、人生の経験の中で知識や物事を知っている量が増えている。

それでも、他の人が知っていて、自分が知らないことがいっぱいある。

 

だからだろうか、今の周りと自分の関係性は、

周囲にいる人は子供の時と違うけど、同じような関係性な気がする。

 

子どものときは自分が小さいからと思っていたが、

大人になって、身体が大きくなっても変わらない。って思います。

 

これは自分だけの事ではないだろうって思います。

大人になってから幼稚園や小学校の頃の同級生に合ったときに確信しました。

※みんな見かけは大きく大人になったけど、話してみるとあの時と変わらない。

だから、対人関係にしろ、教育にしろ、リハビリにしろ、この人を変えようって思うのはむりがある。

きっとその人と自分が快適に過ごすにはどうすればいいのか?

その人が成長するにはどういう状況になればいいのか?

その人の生活が向上するには何がどうなっていればいいのか?

そうすれば、その人はどうなるんだろう?

 

その人の性格や行動パターンを直接変えるではなく、

その人が自然と出来る状況を探すっていう視点が必要だって思います。

上手く行っていないのは、適応できていないから、適応するには

どう仕掛けたら、どう対応したら、どう…したらって、

その人のことや周りの人や物、環境のことを考えないといけないなあって思います。

 

だからこそ、スタッフ教育について、

「ティーチングではななくコーチングが必要なんだ」って

うちのリハビリ部の教育担当者が何年か前から言っているんだろうなあって、

ちょっと思うことがあった昨今です。

障害を持った利用者のリハビリよりも

健康なスタッフの教育の方が難しいなあって思う今日この頃です。

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