京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

遠藤

99999

2013年11月19日(火)

ふと、車の走行距離のメーターに眼がいくと、「099998」となっています。
愛車の走行距離がとうとう10万キロに届きます。
たまたま、停車したときにもう一度みると「099999」です。
9のぞろ目です。

image

 

思わず携帯電話で写真取りました。

 

この車、あんまり不調も無く、走り続けて、この前ちょこっと?入院しましたが、
無事退院した車です。

 

「099999」を見れてなぜかうれしかったです。
10万キロちょうどのメーターは見逃しました…ちょっと残念。

 

人間、些細なことで、他人から見たらどうでもいいことで、一喜一憂しています。
同じことに一喜一憂してくれる人ばかりではもちろんありません。
「そんなことの何がうれしいの?」って言われるかもしれません。
そんなことを言われると嬉しかった気持ちが悲しい気持ちになってしまいます。
だからこそ、一緒に一喜一憂してくれる人が居ると心が喜びます。

 

実習生の皆さん、実習を控えている学生の皆さんは、
たとえ実習先が病院でも、介護施設でも、訪問でも、
そのスタッフがリハビリをしていても、介護をしていても、看護をしていても、
上手な人が居ることに気づくと思います。

 

相手の一喜一憂を感じることができると相手を喜ばせることができたりします。
でも、ちょっと難しいことでもあります。
プロとして客観的に相手の動きをちゃんと見なければと、見れば見るほど、
相手の一喜一憂している表情や変化を見逃して、
せっかく心通わせるチャンスを逃してしまいます。
逆に、気持ちが分からない人って思われたりします。
(…学生本人は傾聴してお話も聞いているし、一生懸命患者さんのことを考えているつもりなのにね)
とっても上手なプロは、そんな表情や些細な変化も感じ取って、その折々に、
ちょっとした介入をして、それを展開させて相手の意欲や、やる気を引き出しながらしていたりします。

 

相手に同調してしまうと客観性が乏しくなってプロとして問題ですが、
相手の一喜一憂に気づくことは大事なことです。
気づいたらどうするか?そこからさきは、また勉強して経験つんで腕磨きましょうね。
答えは一つではないですから…。

 

私も、まだまだ気持ちの分からない人だったりします。
上手くいくときもあれば、失敗ばかりのときもあります。
実習中にいろんなスタッフを見て、そんなことに気づく大事さも感じてくださいね。

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