京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

土井

意外な真実

2012年10月02日(火)

電気自動車を良く見かけるようになりました。

地球温暖化対策やエネルギー対策などだけでなく、

今は災害対策が叫ばれ、そして今年は節電の夏、そんな時代の流れでしょうか。

そんなこともあって、

電気自動車の満充電で、2日分の電気をまかなえます・・・なんてCMもありますね。

このCMを始めてみたとき、

「すごいね2日分も貯めれるんだ・・・すごい時代になったねぇ」と素直に思いました。

さて、

私は車やバイクが子どもの頃から好きだったと以前書いたと思いますが、

カタログや雑誌を見るにつけ、

電気自動車走れる距離が短いし、もう少し進歩しないと買いにくいなぁ・・・

なんて思っていたりもしていました。

そんなある日、

CMを見ているとき、この2つの情報がピンとつながって、

「家庭電力2日分で200kmそこそこ走れるんだ・・・。」

「あれ?100kmと家庭電力1日分が同じってことは・・・」

「通勤で車を使って往復50kmって普通にあるけど、乗り換えると1.5倍/日の電気使用量?」

「ハイブリッドカーで30km/Lだから、100km走るのに3.4L・・・」

「ということは、ガソリン3.4Lで1日分の電気を生み出すことってできるのかなぁ?」

「家庭用ソーラーや燃料電池が流行っているけど、車と家庭電力を両方十分賄えるのかな?」

「ガソリン代と電気代では、電気代のほうが相当安いっていうけど、CO2はそんな差があるの?」

考えれば考えるほど調べれば調べるほど、何が地球に優しいのか・・・なんてことがありました。

日本では、Economy(倹約・節約)とEcology(自然環境保護)両方ともエコと使いますが、

安いだけなのか、環境に良いのか、両方加味しているのか・・・そんなこともごちゃ混ぜで、

インターネットを含めて、情報が多くあっても、いったい何が良いのかを知ることも難しい。

 

リハビリの情報も比較的そんな情報が氾濫している時代です。

また、同じようで違う言葉や状況もたくさんあります。

一方的な見方や効果で考えたり、自分の視野を優先したり、

そして、言葉の使い方が混ざらないようにしないと、エコと同じようになっていまいます。

いろんな立場があるので、情報が錯綜するのは仕方が無いのですが、

情報を偏り無く受け取るにも、活用するにも、十分な配慮が必要ですね。

 

今のところ我が家では、2~3日分の電気が貯めれる電池とソーラーパネルを

安価に買えれば良いのになって思っています。

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