京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

遠藤

リハビリの就職見学者が増えてきました。

2013年7月29日(月)

最近は就職見学に来る学生さんも増えて、
私も、おおはら雅の郷や、隣のケアハウスやまびこをご紹介する役をおおせつかるのですが、
回数を重ねると、学生さんにとっては初めての説明ですが、
私にとっては繰り返しです。
そんなに説明に変化も出ませんから…なんか…ねえ。
だからといって、いい加減にならないように、何か一言違うこと話せたらいいなって
思ってしています。

 

あっ!質問があれば何なりとしてくださいね。
こちらから伝えることは基本同じでも、質問で変わることもありますからね。
質問大歓迎ですよ。

 

こうやって、学生の皆さんにこの部ログで発信しておきながら、
部ログを見られていると、ちょっと恥ずかしい、ちょっとうれしい。
そんな感じです。
見学で本人達を見た学生さんには、どう思われているんでしょうかね?

思ったより○○って後で笑われているのかな?
どう?

そんなこと

遠藤

作業療法士になる皆さんへ

2013年3月09日(土)

国家試験も終わり、試験勉強にかまけて、就職先が決まっていない人は、大慌てですね。
でも、作業療法士は有資格者が少ないので、
作業療法士を募集中の施設や病院は、実は探せばまだあります(当院もですが…)。
募集をしていても、それぞれの施設や病院での新人研修は、3月後半には始まります。
新人研修に乗り遅れないためには、急がないといけません。

 

社会人としての門出です。
急く気持ちも分かりますが、ちゃんと選んで下さいね。
自分でちゃんと選ばないと後で後悔します。

 

理学療法や言語療法に比べても、

作業療法なんて、学校に行くまでに定まったイメージを持っていた人なんてほとんど居ないと思います。
学校を卒業する今の時点でも、良く分からないって思っている人は少なくないと思います。そんな形の定まらない、仕事の範疇も広く、良くも悪くも貴方しだいの職業です。
同じ資格を持ったから、みんなが同じ仕事をするわけではありません。
同じ患者さんを前にしたら、みんなが同じ事をするわけではありません。
貴方が作る作業療法士が、これから一人生まれるのです。

人に薦められて、流されて、学校を選んだ人も居るかも知れませんが、これからはそうもいきません。

 

貴方が、貴方らしい作業療法士を作れる所、ちゃんと見つけましたか?
急いでいても、ちゃんと自分で選んでくださいね。

へんなこと

遠藤

見た目って大事

2013年2月03日(日)

節分ですね

 

節分には、鬼の面つけて豆まきの鬼にならねばなりません。
不思議なもので、
あの豆についてくるオマケのお面で、子供は怖がります。
それも、子供の目の前でお面を付けても、やっぱり怖がります。

 

見た目や表情って大事ですね。
見栄えが変われば印象は変わります。
中身を磨く事も大事ですが、それが伝わる見た目も大事だと思います。
個人の理屈はともかく、生理的に受ける印象があるのですから。

 

就職活動を続けている皆さんへ、、
今日のあなたの装いは、表情は、相手にどう見えますかね?
ちょっと自分を見回してから、挑んでくださいね。

 

今日は、上の息子は怖がらずに居れるでしょうか?
下の娘はどれぐらい怖がるでしょうか?
夕方に鬼になる私のささやかな楽しみです。

へんなこと

遠藤

私が求める新人スタッフ像

2013年1月30日(水)

就職先は決まりましたか?

 

私が求める新人スタッフ像といえば、

 

頭が良い?
そこまで頭の良さだけを求めていません。
でも、
専門職ですから、最低限として、
専門書を読んで理解できる程度だったり、
実技講習会で受講したら講師の話が理解できる程度だったり、
上司の話を理解できる程度だったり、

その程度の頭の良さがあれば大丈夫です。

 

まじめ?
24時間の生活すべてを規律正しくまじめに生活し、仕事して、勉強してって事までは求めていません。
でも、
公私の区別をつけること、
社会の迷惑になることをしないこと、
職場の迷惑になることをしないこと、
職場のルールを守ること、
その程度のまじめさがあれば大丈夫です。

 

明るい?
いつでも、どんなときでも笑顔で社交的で積極的に行動することまでは求めていません。
廊下ですれ違いに挨拶できること、
他人と雑談を交えて会話できること、
患者さんや利用者の前では頑張れること、
それぐらいできれば大丈夫です。

 

勉強家?
寝不足が続くほどの勉強を毎日毎日してもらいたいとも求めていません。
患者さんや利用者に提供すべきことを探すこと、
提供するために調べたり練習したりすること、
気づいた事を考えること、
それぐらいできれば大丈夫です。

 

そんなことよりも、大事なことは、
就職したらそこでの仕事に励むことです。
学生ではないので、仕事の成果が給料に響きます。
好きなこと、やりたいこと、納得のいくことだけが仕事ではありません。
就職するということは、自分で「そこでの仕事をやり遂げる」という責任を負うことです。
どんな責任があるのか考えれば、おのずとすべき仕事を見つけるきっかけになるでしょう。
誰かが手を引いて導いてはくれません。先生は居ません。
就職したら仕事を頑張ってください。

 

私は、そんなことに頑張れるスタッフを心待ちにしています。

 

そんな私は、学生時代から怠け者で、
内気な頑固者、読書好きなくせに勉強嫌い。
その上、テストの点はいつもギリギリだった不出来な学生でした。
それでも、こうやって十数年たった今でも、ここで仕事に就いています。

 

仕事してみますか?

へんなこと

遠藤

結局…

2013年1月18日(金)

色々な書類をパソコンで入力することが増えました。
たくさんその場に出あうわけではありませんが、

 

時折、おっっっと思うことがあります。
それは、名前の漢字が入力できないことです。
文字は規格があります。それから漏れる漢字は普通には入力できません。
特に名前は規格から外れた字体が使われていることがあり、
入力のしようがなくなります。

 

意外と簡単な字でも、その字は無いって事もあります。
手書きだったらそのまま書類に書けますが、ここはパソコンの限界です。
もちろん外字登録などの技もありますが、他のパソコンと共用している場合、
他のパソコンからは文字が読めなくなったりして、もっと問題が大きくなります。

 

パソコンも、パソコンソフトも優秀になり、こんなに普及して、いろんなことができるのに、
ワープロの時代からこの課題は残っています。

 

介護用品も、車椅子も、訓練器具も、検査器具も、施設の環境も、
どんなに便利になっても、人間わざの融通が利く便利さにはなりません。
人手と時間を無尽蔵に使えるなら、人がする方が良い事も多いのでしょうね。

 

最後は結局「人」です。
人ができること、それこそが質を高めるのでしょう。
道具は上手く使えば質を高める手助けにはなります。
しかし、最新の道具があったとしても、
最後にちゃんとした質を保障できるのは「人」なんだと思います。
※ 一手間を惜しまないことが質を高めます。

 

いまも就職活動中の方は、

 

施設を見学することも多いと思います。
見学では、紹介される目新しい施設の環境や、新しい道具に目がいきがちと思います。
でも、その環境も、その道具も、
就職して5年も経てば、他所の施設がもっと新しいものを持っています。
でも、そこに居る人々は、その時までのその施設を象徴しているはずです。

 

自分が患者さんや利用者さんになったときに、通いたい、泊まりたいって思いますか?
見るだけでは分からないかもしれません。
しかし、そんなところも環境や道具、そして、「人」を見て、いろいろ質問して、
探ってみてはいかがでしょう?

へんなこと

遠藤

一人暮らし

2013年1月08日(火)

突然ですが、

学生の皆さんへ

一人暮らししたことありますか?

今、一人暮らししていますか?

 

これから、療法士になる人にはぜひ一人暮らしを経験してほしいと思います。

私自身は、学生までは親元から通うだけで、就職するまで一人暮らしはしたことありませんでした。

もちろん実習期間中など一人で暮らしたりはありますが、期間限定です。

実習期間中の一人暮らしで、一人暮らしをしていた気になっていましたが、実際就職して一人暮らしをすると、違います。

(うちのボスが一人暮らしの経験を推奨する理由が分かります)

 

実習期間中などは、お尻が決まっています。ある日が来たら、一人暮らしが終わります。だから、しなくて良いこと、我慢できること、気にしなくて良いことがありました。

でも、本当に一人暮らしを始めると、そうは言ってられないことが増えますし、我慢すると決めたら本当に我慢し続けないといけません。終わりは見えません。

この一人暮らしで、親のありがたみというよりは、親のすごさを感じました。

そして、一人で暮らすことの大変さ、住環境の大事さも感じました。

 

その上で、患者さんと関わって話を聞くと、立派な人生を歩んでこられたんだなと、感心します。今自分が苦労していることを苦労と感じず、もっと大変なことをさらりと過ごして来られていることが分かるからです。

だからこそ、どうやってこの方が楽になれるかを考えたくなります。それが意欲になって私は取り組めたりしました。

 

人は、いくら真剣に話を聞いても、

比較対象を自分の中に持たないと程度を感じれないことがあります。

想像だけでは、体感できないことがあります。

だから、多くの実体験は役に立ちます。もちろん実体験が必ずしも正解を導くわけではありませんが…。

まだ未経験な方は、まずは一人暮らしを、

就職先を探す巣立ちの時期に、一度検討してみてはいかがでしょう。

こんなこと

土井

楽しい仕事

2012年12月16日(日)

先日、TVを見ていて、

就職活動でいい会社を選ぶ見極め方・・・というのをやっていました。

(そういえば、2014年度採用分の就職活動が解禁になりましたね)

その中に「勤めている人が楽しそう・・・」という項目がありました。

理由は、経営者や上司や先輩が、良い環境を作っているから、ともあるようですが・・・

でも、この意味って難しいように思いませんか?

自分にとって、楽しい仕事を探しても、全てを満たすものはないでしょう。

外から楽しそうな仕事に見えても、楽しいことばかりではないでしょう。

楽しそうに仕事してるからって、楽しい仕事とは限らないでしょう。

いくら人が楽しそうでも、自分が楽しいとは限らないでしょう。

そもそも、全員が楽しいと感じることなんてないでしょう。

会社も、その仕事を楽しいと全く感じないような人は採用したくないでしょう。

 

仕事は楽しいものではなく、楽しむもの。

仕事を楽しめる人は、仕事を楽しむすべを知っている。

(当然、向き・不向きはありますが・・・)

敵すら出てこない、思い通りになる、すぐに答えがわかる、答えが見れる・・・

そんなテレビゲームや推理小説やクイズやパズルは、楽しい?夢中になれる?

そんなことと同じことではないでしょうか?

 

以前、地元の大きな進学塾で教えていたことがあるのですが、

それほど努力せずに下位クラスで低迷していたのに、

一度ちょっとした優秀賞をとったことをきっかけに上位クラスに駆け上がっていく姿

逆に、努力も実力もきっかけもあったにも関わらず、

クラスが上がったり下がったりを繰り返すなど実力を十分に発揮できない姿

のどちらかをよく見かけました。

その姿をよく見てみると、ちょっとした傾向があったと感じました。

「勉強というか、状況というか、結果とういうか、そういうものを楽しんでいる」

そういう状況にある姿には勢いがあり、個性や能力が光っている。

逆に、楽しめない人には、それほどの勢いも余裕も感じられない。

 

環境や思い、努力やチャンスなど、人それぞれ、いろいろあるけれども、

どんなことでも、「自分が楽しめるかどうかが大事」だと思います。

そして、私たちの仕事はいろいろあるけれど、楽しい仕事だと思っています。

当グループに勤めるなら、一緒に楽しみながらやっていきましょう。

へんなこと

橋本

例えば…

2012年12月11日(火)

和菓子屋が和菓子職人の求人を出したとします。

求人広告を見た( と思しき)人物が詳しい話を聞こうと電話をしてきて曰く「ケーキ職人が希望なんですけど、おたくは何を売ってる店ですか?」。

 

この話を皆さんならどう思われますか?

そんな話そうそうないだろう?

トンデモナイよくある話です。

 

就職説明会でブースに腰掛けて待っていると、どこの養成校でも最低1人。多ければほぼ全員が「おたくはどんな病院ですか?」と聞いてきます(勿論、事前に資料を配布しています)。更に畳み掛けるように「急性期病院が希望です」という学生もいます(ブログをお読みの方は当院が回復期リハビリテーション病院だとはご承知ですよね)。

何を根拠にこのブースを訪れて話を聞こうとしたのだろうと、不思議なことこのうえないのですが、彼らは「貴院に興味があって」と言います。

 

さて利用者である皆さんはこのような人をセラピストとして、ご自分の担当として、あるいはご自分の家族の担当として希望されるでしょうか(恐らくそんなセラピストは手にカルテを持ちながら、患者さんに向かっても「一体何で入院したんですか?」ぐらい言いかねませんね)?

 

次回、私のブログは12/14です。

 

 

そんなこと

高岡

就活

2012年8月29日(水)

この時期、全国のリハビリ系の学校では就職説明会がいたる所で行われています。

昨日は数年前まで当院で勤務していたOTさんが教務をしている学校での説明会へ行かれていました。

説明会は近場もあれば沖縄のような遠いところも・・・

そのため、この時期リハビリのボスとショコタンは全国行脚で大忙しです。

 

その甲斐あって、当院へ就職見学を希望する学生さんも増え、今週も数名の学生さんが見学に来ています。

(当院では見学もしないで就職を決めようとする学生さん受験を認めていません。)

 

現在、就活中の皆さん。

働く場所を決める理由はいろいろあると思いますが、他力本願、受身では前には進めません。

チャレンジする気持ちも大切。

施設も良いところもあれば、まだまだのところもある。

完璧な施設はそうそうにありません(多分ない!)。

自分が働きたい場所は自分の目で確かめる・・・そして感じる。

 

就活、頑張ってくださいね。

そんなこと

遠藤

学生の皆さんへ

2012年7月21日(土)

最近は便利な世の中です。

 

お店には何でも売っています。
通販を使えば家に居ながら何でも買えます。家に届きます。
呼べば、何でもしてくれる便利屋さんがきてくれます。
お金があれば全部してくれるし、手に入ります。
そのお金は、仕事しないと手元に入ってきません。いつか底をつきます。

 

でも、
社会に出て、仕事をするうえでは、自分がしないと仕事したことになりません。

 

誰かが何かを作っています。
誰かが何かをしてくれています。
そんな誰かは、そのうち自分になります。

  (さらに…)

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