京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

遠藤

99999

2013年11月19日(火)

ふと、車の走行距離のメーターに眼がいくと、「099998」となっています。
愛車の走行距離がとうとう10万キロに届きます。
たまたま、停車したときにもう一度みると「099999」です。
9のぞろ目です。

image

 

思わず携帯電話で写真取りました。

 

この車、あんまり不調も無く、走り続けて、この前ちょこっと?入院しましたが、
無事退院した車です。

 

「099999」を見れてなぜかうれしかったです。
10万キロちょうどのメーターは見逃しました…ちょっと残念。

 

人間、些細なことで、他人から見たらどうでもいいことで、一喜一憂しています。
同じことに一喜一憂してくれる人ばかりではもちろんありません。
「そんなことの何がうれしいの?」って言われるかもしれません。
そんなことを言われると嬉しかった気持ちが悲しい気持ちになってしまいます。
だからこそ、一緒に一喜一憂してくれる人が居ると心が喜びます。

 

実習生の皆さん、実習を控えている学生の皆さんは、 (さらに…)

そんなこと

遠藤

こらっ!って思うこと

2013年9月14日(土)

注文した品物と違うものが届いたとき

 

そうなんです。
違うものが届いたんです。
問い合わせたら配送の宛名シールを貼り間違えたそうです。
中身は違う人に届くはずの物。
私の注文した物は別の人に届いたようです。

 

うーん。
たった一枚のシールの貼り間違えですが…。
しかも、誰の手元にその品物が届いたのかは分からなくって…って言ってます。
じゃあ、もしかして注文した品物よりよいものが届いたら…ネコババ…できますね。
私の場合は本を5冊頼んだのに、1冊しか届かなかったし頼んでない本だったし…。
ネコババしても得も無かったですね。損だけです。

 

まあ、電話したらすぐに届きましたけどね…返却用の封筒と一緒にね。

 

ミスした側にとっては些細なミスも、時には相手をとても不機嫌にさせます。
困らせます。

 

こうやってミスされたら怒る私も、
もし、たくさんの郵便物のうち、自分がシールの貼り間違えを1箇所したら、
どれくらい大きなミスに感じられるか…。
「たった一箇所、一箇所ぐらい」って思うかも…。

 

たくさんのうちの一つかもしれませんが、
それでもミスはあかんなって、
いろんな仕事について振り返り…反省しました。
まだまだ未熟な私でした。

(さらに…)

そんなこと

遠藤

チームの一員になろう

2013年6月30日(日)

事実に基づいていても、其れは真実ですか?

 

よく、この記事は○○新聞と○○新聞では反対の立場で書いてあると言われたりします。
これは、おそらく、同じ事実を元に記事を書いても、書く立場が違えば違ってくるということなのでしょう。
事実に基づいているから必ずしも「真実」ということでもないのでしょうね。

 

同じことが医療や福祉の現場でももちろんあります。
同じ患者さんの行動を見たとしても、
ご家族や別の職種の方は、自分が解釈したこと感じたことと、ちがう解釈をし、違うことを感じています。
それは、やはり立場の違いでしょう。

 

立場が違えば違う。だからそんなものだ。で、終わるわけにはいきません。

 

違うからこそ、違う立場の人が集まって、カンファレンスや相談をすることで、
視野が広がり、新たな対策が見つかったりします。

 

一つの事実があったとして、其れを自分が解釈したとして、
その結果、事実を理解できたかどうかは分かりません。
でも、様々な立場の人と事実を共有すれば、事実の解釈は増えて、
その事実への対策は新たな道を見つけるかもしれません。

 

どんなことでも、ものは言いよう考えようです。
あなたの考えが真実に、より近いとは限りませんよ。
あなたの反対の立場の人が、より近いかもしれません。
立場が違う人が集まって仕事するときに、大事なことは、
誰の解釈を採用されるかではありません。
新しい道が見つけられるかどうかです。

 

チームアプローチは、違う意見を受け入れながら模索し、新しい道を見つけながら進めるアプローチです。
意見が違う人をのけ者にする人にチームアプローチはできません。
自分の意見を押し付ける人にチームアプローチはできません。
でも、人の意見に流されるだけの人にもチームアプローチはできません。
私はそう思います。

 

だから、
学生さんは、いろんな人がいろんな考えを持って仕事していることを、
そして自分が思う解釈と違う解釈を受容して、その上で何かを発見して、先に進める練習をしておいてください。
こういうことは臨床実習中に少しでも培って欲しいと思います。
意外と実習生のほうが、スタッフも気を使ってくれるし、いろんな人と話をしやすいと思います。
そして、自分がチームの一員となったときに、戸惑わず、視野を広げ、新しい道を見つけてください。

 

就職すれば、待ったなしでチームの一員ですから。

そんなこと

遠藤

自分ならどう?

2013年6月19日(水)

今でこそ介護用品もたくさん市販され、手作りしなくても
ある程度、物がそろう時代です。
普及したおかげで値段も気づくと下がっていたりします。

 

昔は、スプーンを万力使って曲げたり、まな板に釘を打ったり、
木を削ったり、クッションをカットしたり、工作したりしたものです。
決して上手に作れるわけではありませんが、
できないことを少しでも、できるようにするために作りました。

 

その中で、工夫したり、失敗したり、色々毎日微調整したり、時には壊れて修理に病棟から呼び出されたりしていました。
そうしているうちに、なぜか体の動きも勉強できたりしました。
専用品を作るのは、その人を思い出し、考え、作るからですかね。

 

今は物がある時代ですが、自分ならどう作るかを考えるだけでも、
ある物に頼るより、断然患者さんの体の動きを勉強できると思います。
そして、チャンスがあれば患者さんのために、オンリーワンの専用品を作って欲しい!

 

作業療法士を目指すなら、「自分ならどう作るか?」
実習中にいろいろ考えてみてはいかがですか?
もちろん、就職してからもね。

そんなこと

遠藤

実習で人の気持ちになりましたか?

2012年12月02日(日)

人の気持ちになるって?

 

よく、人の気持ちになって考えなさい!って言われませんか?

 

私も患者さんの生活を考えるときにその人の気持ちになって考えます。
ただ、必ずしもその人の気持ちになれるか?と言われると…ごめんなさい。
それでも、後輩や学生さんにはそのように指導したりします。
その指導を受けて、考えていますって見栄をきる人も居ますが、
そんな人が自分やったらこうするから、この人がそんなことしたのがおかしい。ってことを言い出します。

 

ようは、
自分ならこうするから、患者さんもこうするだろうって安易に考えていませんか?ってことです。
自分と患者さんは違う人間です。生きてきた経験も知識も癖も思考も違います。
だから、自分が患者さんの立場だったらこうするとか、ああするとかは、通用しません。
でも、それはそれで生活のアドバイスに使えるので大事ですが、患者さんはその動きをしません。

 

よって、その人になりきったら次の行動はどうするかを考える必要があります。
そして、その答えは、1つでは駄目です。
だって、本人ではないのですから、数多くの答えを見つけていかなければ生活とつながりません。

 

だから、患者さんの気持ちになって考えなさい!と言うのです。
気持ちというのは感情だけではなく、
その人の知識や経験、癖、思考全てひっくるめてどんな行動が紡ぎ出されるか?
考えて検討しなさいってことです。

 

たとえば、
口頭で、これは危ないから使ってはいけません。と指導したとして、
相手になりきって考えれば、
この患者さんは、危ないと言われても忘れてしまうから、
これを使うかもしれない。だから指導だけでは危険だと判断することができます。

 

でも、これを自分に置き換えて考える人は、
1.自分なら、危ないものは使わないからこれで大丈夫。
2.自分なら、危なくても危なくなくても、そもそもそれを使わない。
と考えるかもしれません。
そして、危険なのは、自分に置き換える人が、自分ならこうすると結論付いたところで思考が終わってしまうことです。
そのため、充分自分が指導したのだから、これで事故があってもそれは予測不能な事故で、
責任は自分にないと思うことです。

 

本当は、予測が立つこともあったかも知れないのに、考えたつもりになっていると事故が予防できません。

 

考えたつもりではなく、その人になりきれるぐらい、その人を知ることが重要です。
それが人の気持ちになるってことだと思います。

 

実習中に、その人の気持ちになることできましたか?
そんなゆとりも無かった人も大勢居るかもしれませんが…。
就職したら、絶対必要ですよ!

そんなこと

橋本

無思慮、無責任な話その3

2012年5月02日(水)

つい最近の話です。

ある医療系施設のある方(Aさんとでもしますが、職種立場すべて伏せさせていただきます)が、医療系学生の実習においては、絶対に(成績を)不可とはしない。学生の心に傷がつくからと言っているのを耳にしました。

 

やる気がなかったり、適性に問題があったり、勿論成績不振の学生にとってはAさんは菩薩のような人でしょう。

ですがそんな連中に将来身を任せる事になる患者さんにとっては、災難としか言いようがない。Aさんの無責任な考えで、学生が心に傷を持つことは避けられたかもしれませんが、将来の医療過誤の種をまいたともいえます。

 

成績不振は将来挽回できても(やる気さえあれば)、やる気のなさと適正は将来何とかなると言う保障は何もありません。皆さん(私や医療職も含めて)が利用者(患者さん)としたら、そんな人に身を任せたいか?

否ならAさんの考えの是非は言うまでもない事だと、私には思えます。

 

京都大原記念病院にも理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の学生が日々実習に励んでいます。実習指導者が日々頭を悩ますのは、どう指導すれば学生が理解できるのか、言動に変化が見られるのか、そして成績をどうつければいいのか、です。

学生をどう指導すればいいのか、は実際に私自身が学生と接する事がないので、なかなか具体的にアドバイスする事は出来ません。

ですが成績に関して悩んでいるときは、いつもこう言います。

「そいつと一緒に働きたいなら合格。一緒に働きたくないなら不合格」 いい加減ですか?それとも厳しいですか?

 

実際には「採用はしたくないけど合格」と安易に合格にする実習指導者はそこかしこの病院にいるんです。雇う側にすれば勘弁して欲しいですし、利用者(患者さん)の立場からすれば絶対にやめてほしいことだと思えるのですが、皆さんはどう思いますか?


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