京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

遠藤

大きくなった

2024年9月02日(月)

去年、地元のお祭りから娘たちが持ち帰った金魚

1匹だけになりましたが、その1匹は順調に大きくなっています

すでに全長が10㎝は超えていると思います

そして、また今年も娘たちが金魚を持ち帰り

同じ水槽へ…大きさが全然違います

 

去年はこんなに小さかったのか

実際に比べるとより差を感じました。

…そして、調べると金魚は成長すると30㎝ほどになるらしいですね

 

これからももっと大きくなるでしょうか

…水槽をそのうち大きいのに買い換えないといけないのかな

金魚も大きくなってきましたが

わが子もいつの間にやらどんどん大きくなっています

大きくなっているとは思っていましたが、

気づけば一番上の子は妻よりも大きくなっています、そのうち私も抜かれるのかもしれません。

 

大きくなったと思っていても、実際に何かと比べると、

より一層はっきりと大きくなったと感じます。

そう、比較するって大事なんです。

それまでぼやっとしていた物事が、明確になります。

ちょっとずつ変わる変化は何となく変わったのはわかっても、どれくらい変わったかは意外と気づきにくいのです。

 

リハビリで頑張っているひとも同じです。

最初に比べたらすごくよくなっていても、ご本人は今一つ実感がわいていない時があります

それは、どうしてもご本人は誰か別の人や健康な時の自分と比べていることが多いからだと思います。

 

なので、前まではこれができなかったのに、今はこれができるようになりましたね。

と比較すると、ご自身の変化を実感されるかたは多いです。

実感できるとリハビリもより一層身が入って、より良い結果につながるってことになります。

 

リハビリでは、誰かとできることを比較するものではありません

ご自身のできることを以前のご自身と比較することで前に進むんだと思います。

ついつい他人と比べ勝ちですが、今の自分と少し前の自分、その違い

その違いをより良くするためにすることがリハビリですよね

そんなこと

遠藤

百日紅

2024年8月02日(金)

サルスベリが咲いています

青い空にピンクの花が映えます

今日一緒に観た利用者様も

「青い空に合うな」

「サルスベリはわりに長い間赤い花が咲いているよね」

って話されました

なので、

サルスベリを漢字て書くと「百日紅」

これは長い間赤い花が咲くからついた名前らしいですよってお伝えしたら

「そうか!」って納得されていました

 

知ってそうで知らないこと

誰かと一緒に観たから気づいたこと

誰かに話したから知ることができたこと

 

散歩は一人でも気持ちいいですが、誰かと一緒に散歩して

何気な会話でまた一つ新しいことを知って

楽しめるかもしれません

 

お天気が晴れても暑くて出られないことも多いですが、

朝のうち、夕方、日が陰っているとき、ちょっと出歩けそうなタイミングがあれば

どなたか誘ってお散歩いかがでしょうか

(お帽子や日傘、水筒を持って)

 

1人も気楽でいいですが

誰かと一緒も楽しいですよ

そんなこと

遠藤

カブトムシは食欲旺盛

2024年7月18日(木)

我が家のカブトムシたちが成虫になって出てきました

 

何度か書いていますが

我が家ではカブトムシを育てています

今年もカブトムシたちが卵➡幼虫➡蛹を経て成虫になって土から出てきました

 

ガサゴソガサゴソ、ブーンブーンと暗くなると動き回っています

カブトムシたちは食欲旺盛なので

買っておいた餌のゼリーがどんどん減っていきます

消費する目安は一日一匹につきゼリー一個です

10匹以上出てきたので…3日もすれば30個以上必要です

あっという間に、買いだめておいたゼリーが空になってしまいました

 

毎年のことですが、

できるだけ安いゼリーを探して…結局今年も100円ショップで買ってます

また今日、ゼリー買ってきます

 

毎年何気に、カブトムシが近所のホームセンターなどで売られていますが、

昨年気づいたんですが、同じホームセンターでも時期によって値段が違うんですね

カブトムシ一匹数百円かと思っていたら、千円ぐらいになっていたりしました。

年によって違うんじゃなくて、時期でも違うんですね。

 

でも、カブトムシは捕まえるものだったので、

値段を見て、買ったら高いんだなって思っていましたが、

飼っている間の餌代など考えたら、そんなに高くないですね

 

最近私の夏は、毎晩、毎朝、カブトムシの世話が欠かせません

皆さんも夏ならではの日課があったりするんではないでしょうか

めんどくさいようでも、それをしているから夏が来た気もする

これも四季を感じることですよね

 

暑い夏ですが、

夏を感じながら頑張っていきましょう

そんなこと

遠藤

紫陽花

2024年6月22日(土)

紫陽花が色づき始めました

夏、梅雨、雨、カタツムリ、傘、長靴、紫、青、白、水たまり…いろんなものが連想されますね

 

紫陽花だけでなく、こうやって写真を撮って

利用者様に見せると連想されることで会話ができたりします

皆さんなじみのあるものだと、家の庭にもあった、子どもの頃近所に咲いていたなど

昔の回想を自然とされたりします。

 

私も実家に紫陽花が咲いていたのですが、ランドセルを背負っていた頃は

この時期になると母が紫陽花を

いくつか新聞でくるんで学校に持って行くようにと渡されたことを思い出します。

 

皆さんそれぞれの思い出があります

そして思い出を話されるときは明るい笑顔のことが多いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も楽しいお話ができたらいいな

そんなこと

遠藤

気晴らし療法

2024年6月10日(月)

私が持っている資格に

ダイバージョナルセラピーワーカーというのがあります

 

ダイバージョナルは日本語にすると、「気晴らし」とも訳されるので

ダイバージョナルセラピーで「気晴らし療法」とも訳されたりします

 

気晴らしと言われると、あいまいで、てきとうに何かをしているように感じます

でも、実際にはこの療法はパーソナルな面を深く掘りだして

その人の心を引き出し、その人が感じやすく楽しめるように

環境を整えたり、楽しめる活動を提供したりすることで

その人の日々の生活を過ごしやすく快適な楽しめるものに変えていく

そういうことを検討し、実践する療法です。

 

ダイバージョナルセラピストはオーストラリアにある専門職の正式な資格で

日本では同じ資格は取得できないので、ダイバージョナルセラピーワーカーという認定資格を日本の団体が出しています。

ご興味があれば、「ダイバージョナルセラピー」で検索してみてください

心と感性と行動に寄り添う療法です

 

同じく高齢者を対象にした場合、

作業療法はそこに、お身体や認知面などの変化や機能が含まれることが多いですが、

この「気晴らし療法」は、心と感性と行動をぐっとクローズアップして、そこを丁寧に優しくサポートしてその個人の心の反応を大事にしているところが大きな違いだと思います。

 

施設でリハビリに携わっていると、「気晴らし療法」は

施設の生活に潤いと快活さ、それでいてパーソナルな心地よさを感じながら

ご自身らしく、できることをしている生活ができればいいな。

そんなことにつながる療法だなと感じています

なので、作業療法のなかにそんな療法の考え方を取り入れていきたいと常々思っています

 

ただできることを維持したり増やすためでなく

楽しさと心地よさを感じられる日常を送ることができるために

リハビリができたらいいな

こんなこと

遠藤

菖蒲

2024年5月23日(木)

紫陽花はまだまだの様子ですが

菖蒲が咲いていました

 

この写真をみて

「きっとあやめでしょ」

「きれいね」

「どこか旅行してきたの?」

「いつの写真?」

「(施設の)どこに咲いてたの?」

「誰が撮ったの?」

「家の近くのあそこにも咲いていたわ」

「昔、どこそこに咲いてた」

いろんな言葉が出てきます

それらの言葉をもう一歩たどったら

今の季節や身の回りのできごとに関連する話になって現実見当識訓練に

若いころの思い出ばなしになって回想法につながっていくのもリハビリですね

 

ただ、会話をしている、会話をしやすいきっかけに写真を使う

そんなことを皆さん何気にしていると思います

 

会話するって、とってもいいことだと思います

会話はただ声を出すだけ、言いたいことを言うだけではありませんよね

今を感じ、昔を思い出し、その時に感情や思い、考えをめぐらし

脳が活性しているのではないでしょうか

楽しく過ごすには、脳も活動してもらわないとです

脳のためにも

今日も会話しましょう!

こんなこと

遠藤

蝶々

2024年5月18日(土)

天気の良い時に外に出ると、

「モンシロチョウ」や「アオスジアゲハ」が飛んでいました

 

一緒に歩いていた入所者様も

しばし足を止めて私と一緒に蝶を目で追っておられました

その時に撮った写真です

 

 

その場では、太陽光で画面は上手く撮れているかどうか確認が難しかったのですが

印刷するとこのとおり、それなりに撮れていました

早速、印刷して

テーブルで談話している入所者様達に写真を見せてお話してきました

 

皆さん、蝶や花を見て、

もうこの花の咲く季節になったのね

この花の名前なんだったかしら

この花は家の庭で育ててたわ、別の色もあるのよ

子どもの時(花輪)作ったわ

とか、笑顔で話してくれました

 

散歩ももちろん良いですが、

こうやって写真を撮れば、散歩から帰ってからも、

散歩した時のことを散歩をしていない人とも共感できたり

心地よい気分になって、記憶を引き出したり、思考を巡らしたり、季節を思い出したりもできます。

そして、写真があることで会話も弾んだりします

せっかく散歩に行くときは

写真も少し撮ってはいかがでしょう

あとで、家族ともちょっと話が弾むかも

こんなこと

遠藤

そろそろ満開

2024年5月15日(水)

あー、暑くなったと思ったらまた寒くなったり

何を着て行けば…

なんてことを最近毎朝思います

 

さて、おおはら雅の郷で作っていた「藤の花」

綺麗でしょ

 

大原では、本物の藤はとうに終わり、躑躅のピークも過ぎてちらちら咲いている程度です

お花が季節を感じさせてくれますね

次の楽しみは…紫陽花まだかな…

 

「藤の花」の次は「紫陽花」作りを計画中です

藤の花はみんな結構頑張ってくれました

この花を作るだけでも、ハサミや針も使いました

色を選んで、折って、切って、めくって、ねじって、針で糸を通して

工程のなかですることもいろいろあります

折るのが難しい人、切るのが難しい人、めくるのが難しい人、ねじるのが難しい人、糸を通すのが難しい人、

それぞれ難しいところも時折スタッフが手伝いながらも頑張って作られました。

 

一つの花を何日も何日もかけて作られた方も飾ったときにはすごくいい笑顔でした。

 

もうちょっと花を足したら仕上がりかな?

そろそろ紫陽花の準備をしないと…

 

また頑張って、喜んで、元気な笑顔になってもらいたい

こんなリハビリもいいでしょ

 

こんなこと

高岡

お引越し

2024年5月09日(木)

5月1日博寿苑通所リハビリスペースのお引越しをしました。

約4年前コロナウイルス感染拡大に伴い、

人の接触を最小限にするため入所と通所のリハスペースを分けました。

その間、通所の食堂の一画にリハスペースを設けての対応で、利用者のみなさまにはご不便をおかけしていました。

 

そして、4年ぶりに通所リハビリスペースをコロナ前の状態に戻しました!

ちょっぴり広いスペースで農園(グリーン・ファーム・リハビリテーション®)を見ながらリハビリして頂けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

「懐かしいな」「元に戻った」「賑やかになった」etc

いろんなお声を頂き、微調整しながら、みなさまのモチベーションが上がるスペースにしていきたいと思います。

 

通所の食堂から少し離れているため移動する距離も増え、リハビリ+αの効果も期待大!

こんなこと

高岡

春の山荘公開(職員向け)

2024年4月17日(水)

今日はとっても良いお天気でしたね。

今週の月曜日から金曜日のお昼に山荘が公開さています。

大原の桜は散ってしまいましたが、京都大原記念病院敷地内にある山荘のシャクナゲが満開!!

今日は癒しの空間できりんのおにぎり屋さんのお弁当を頂いてきました。

(公開期間中2日間限定の移動販売「きりんのおにぎり屋」さん)

子ども達が大きくなった今、自然の中で食べる食事は本当に久しぶり。

素敵な景色がスパイスとなり美味しくいただくことができました!

 

 

 

 

 

 

 

 

次は患者様、利用者様と一緒に季節を感じたいなー。


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