やっと
2013年4月18日(木)
4月初旬
早朝の町並みは新社会人となられた方のスーツ姿や、お子様の入学式に出席するため、ご両親の正装姿が目に留まる事が多い日々でした。
4月中旬となり
最近町並みも一段落したのか、いつのも風景、見慣れた風景に思えるようになりました。
※実は、私自身が慌しくてその風景もかき消されてしまったのではないかと思う所はありますが。
しかし目を凝らして見ると、異なる点が通勤途中に見られます。
ランドセルはまだ新しく、体よりも大きい方が歩いてる、
その姿を見てかわいらしく思えます。
また、スーツ姿が板につかず、革靴に慣れていないのか歩く姿がぎこちない、
そんな姿を見ると初々しく思えます。
病院では各職種ごとに新人研修の真っ只中であり、運営に必要な講義や現場研修を受けております。
その姿を見て、今年も新人が入職した事への実感が湧いてきます。
緊張のあまり、顔がこわばっているものもいれば、何処見ているのか判らないものや、
会話が会話にならないものや、フレンドリーすぎて立場も忘れてしまうものや、
学生(学生の時と同じ様にして実習を受けている)気分が抜けきれないものや、
さまざま。
大切な事はただ一つかも知れません。
一生懸命。
本人は社会人1年目として一生懸命やっているのだけれども、なかなか伝わらない、伝わってこないと言われる事もあるかも知れません。
挫折までとは言いませんが、落ち込む事もあるでしょう、しかし、その様なヒマはございません。
ここは挫けず、前を向いて取り組んで頂きたいと思っております。
長きに亘る学生からやっと、社会人となったわけですから。
配属
2012年5月01日(火)
新人の研修も8割り方終わり、本日から各病棟に配属となりました。
新人諸君はかなり不安でしょうか?
笑顔に緊張感が見られます。
確かに研修中は常に先輩やコーチがついていたので安心でしょうが、
今日から1人で提供する事になります。
慌てず騒がず研修を思い出して下さい。
・まずは準備
・それから安全確認
・報連相
決め手は挨拶でしょうか。
今日は新人にとっては2回目の長い1日になりそうです。
※1回目は研修初日だと思います。
近くで見に行くと緊張するでしょうから、ここは遠くで見守っています。
利用者に何とか会話をしたり、
利用者に何とか訓練をしたり、
利用者に何とか安心させたり、
一生懸命の姿が見て取れます。
しかし、ここからが本当のスタートです。
一時の事ではありません。
これから先は長い道のりです。
いろんな事が待構えています。
しかし、今日この日の気持ちを忘れずにいて欲しいものです。
手足に額に汗をかきながら必死に訓練をしたこの日を。
私も20年前の姿をいま思い起しております。
私も同じであった事を。