寒く冷える季節だから・・・③
2013年12月16日(月)
先日より小出しにしていますが、
今日は、「寒く冷える季節だから・・・①/②」の続編。
(別に三部作・・・ということではありません。)
さて、寒い季節。
障害を持っておられる方には、レベルダウンしやすい季節です。
「寒く冷える季節だから・・・①/②」でありますが、
寒くなると、運動量が減り、危ないから余計に動かなくなることが多くなります。
だから、調子が悪いし、できなくなってきたし、リハビリを・・・となりやすいのですが、
1年全体の気候を考えると、
体の暖気をする必要が少ない温かい時期(春~秋)の方が、動きやすく身に付きやすく、
寒さのため出ている症状は、運動や自己管理によって解決することが多くありますし、
動かないことによる(つまり廃用)の症状には、いつもの運動習慣の維持がとても大切です。
そう考えると、
冬場の寒い時期に、どのような生活を送るのか・・・がとても大事。
特に、病気やけがを発症されて、かなりの時間経過をされた方の場合、
温かくなったら良くなった、寒くなったから悪くなったという波が起こらないよう、
長期的な問題解決を考えて対応することが大切です。
春は、体調を良い状態に戻す季節。
夏は、新しい動作を覚えたり、レベルアップする季節。
秋は、レベルアップしたことを定着させる季節。
冬は、能力アップしたことを使いつづけて、維持する季節。
そんな形で、冬の季節を乗り切っていきましょう。
さて、余談。
私にとって、三部作・・・と言えば、尾道三部作ですね。
以前付き合っていた彼女がエキストラで出ていて、驚いたという記憶のせいですが・・・。
寒く冷える季節だから・・・②
2013年12月10日(火)
さて、ほんとうに寒くなってきました。
今回は、冷える季節だから・・・①の続きです。
寒い季節になると、動きにくさや硬さを感じる人が多くなりますね。
実際、躓いたり、転んだりする人が多くなるシーズンです。
動きにくくなって転ぶだけでなく、
動きにくくて受け身が取れず、うちどころが悪く骨折する人も多くなります。
そして骨折するところは、足の付け根や腰回りなど場所が悪い人も多く、
病気なく元気に生活されている人であっても、入院につながりやすい。
そんな動きにくさを解決するためには、ストレッチや運動習慣が必要になります。
どんな機械でも、機械が動きやすいように暖気した方が良いそうです。
今の車では、あまり神経質にする必要もないそうですが、
(それより、環境や迷惑対策の方に気を配る必要がありますしね)
以前は、寒い季節に車に乗る場合、暖気運転が必要だといわれていました。
人も同じ。
動きにくいシーズンだからこそ、急に動いたり、ちょっとだけ動くのではなく、
いつも体を暖めておくような、運動習慣が大切になります。
リハビリをしている利用者さんには、自主訓練としてそういったことを指導していますが、
本来ならば、体調の自己管理として、誰しもが気をつけておく必要があります。
そうやって、いつでも動けるように、体をアップしておいた方が調子がいいのです。
人間にはアイドリングストップではなく、積極的なアイドリングが大事ですね。
自主訓練としてやろうとすると、
なかなかやる気もそがれやすい。
誰しも必要な、体調管理として、
ストレッチや運動をしてみてはいかがですか?
暑くなってきました
2012年7月02日(月)
さて、皆さんどうお過ごしでしょうか?
気候もだんだん暑くなってきました。
これからもっと暑い日ざしや温度には気をつけないといけません。
熱射病、日射病、脱水、…
かといって、気になる節電です。
冷房、除湿、エアコン、扇風機…
寒ければ、着込むことが出来ますが、
脱ぐには限界が…
水分を意識的に摂取すること、
外では帽子や日傘を使って、
あえて、暑い時間に出ないこと、
冷房の温度を下げすぎないこと、
無駄なく、効率よく、冷房と扇風機を使うこと、
他にも、
ゴーヤのグリーンカーテンで窓の日よけ作って、ゴーヤでスタミナ料理作って、
一石二鳥作戦
もっと、いろいろあると思います。
でも、
節電のためにエアコンを使わず頑張るの分かりますが、
トイレが近いから水分取らないのも気持ち分かりますが、
健康を害しない程度に抑えてください。
倒れたら、節電とかトイレが近いどころではありませんからね。
ほんとにそんな理由で、頑張ったことで倒れる方が、
毎年、情報番組で取り上げられている気がします。
コンクリートジャングルになって、昔より暑くなっているのに、
昔はエアコンなくても大丈夫だったからって理由で、エアコン使うのを止めたらこうなったって話がでたりします。
のどが渇いたり、暑がったりするのは、
体の危険信号ですから、
無視しないで、上手く付き合ってください。
倒れず元気だから、気づいて節電もできるし、頑張ってトイレも行けるんですよ。
水分飲みすぎも、エアコン使いすぎも体に良い訳じゃありませんので…ほどほどに。
お酒類は水分摂取にならないどころか逆に脱水しますからほどほどに。
残念なこと
2012年6月06日(水)
私は小さい頃から姿勢が悪い・歪んでいるといわれる子でしたが、
両親と本人は気にすることなく普通に育ちました。
18歳の頃、頸椎の曲がりかたなどが特殊だと診察されたのを皮切りに、
後に脚長差が3cm以上とか、背骨が側弯しているとか、
頸椎だけでなく、背骨全体が特殊な曲がりだとか診断される度、
今は症状が出ていないけど、怪我で発病するだろうから、
気をつけるようにといわれていました。
10年ほど前、スノーボードで狭いコースに立つ人を避けて転倒したとき、
頭から突っ込んだことで首を痛めてしまい、
それ以降、体に負担をかけると、まず首に負担がかかるようになりました。
姿勢を直すように気をつけたり、トレーニングしたりしていますが、
以前よりも、症状が年々出やすくなっている気がします。
最近、第3子が寝転んだ姿勢で頭を持ち上げることが増えてきたので、
自分も寝そべって同じような姿勢で遊んだり構ったりするのですが、
この姿勢が一番辛い。
頭を微妙に持ち上げる角度が一番負担がかかっているようで、
首すわりがもう少し・・という我が子よりも
自分の首すわりが劣っているようです。
5年前の第2子の頃は辛かった記憶はありませんし、
どんどん衰えているのかもしれません。
できることもできなくなりつつある自分に驚くとともに、
自分の体の変化には、自分では気づきにくいことを実感しました。
できなくなる前に気づいて、維持することが大事ですね。
春がやってきた②
2012年3月24日(土)
♪春がく~ればおもいだす~♪ ・・・・季節が違いますね (・・。)ゞ
私にとっては、なんやらかんやらある季節なので、いろいろ思い出してしまいます。
たとえば、かなり軽いものでしたが、脳梗塞になったのもこの春です。
というわけで、若い人、健康体の人にこそ読んでいただきたい体験記のお話。
ちょうど、3月の送別会がいろいろ開かれている頃でした。
日々のトレーニング
2012年1月24日(火)
昨日、1ヶ月半ぶりにプールで泳いできました。
(週1回のはずが・・・最近いろいろあって期間が空いてしまいました)
このプール通いですが、
運動をほとんどしない長男と体力が有り余っている次男をなんとかするため、
スイミングに通わせるついでに、はじまりました。
そもそもの通うきっかけは、別にありまして、
私の体のリハビリテーションとしてトレーニングをやっています。
というのも、
恥ずかしい話、3年ほど前になるのですが、
若気の至りといいますか、不摂生が原因で軽い脳梗塞になりました。
(その不摂生のことについては、そのうちに書きたいと思います。)
かなり軽い部類でしたので、
今、外見で判断されると、気付かれませんが、
左足や左手が動きにくいなど、少しだけ残っており、
完全に3年前の体に戻ってはいません。
ただ、
生活上は困らないことがほとんどで、
時々できないことに気付いては、自分でメニューを考えてトレーニングします。
プールもそんなトレーニングのひとつなのです。
プールに入るたび、麻痺は残っているなぁと実感しています。
クロールでは50mぐらいはまっすぐに泳げるのですが、
もう少し泳いでいると、左手のかく力が弱くなってきて、曲がってきます。
平泳ぎをすると、早い段階で左肩がゴキゴキ言いはじめ、
左足の筋肉は徐々に硬く痛くなってきます。
プールで左右いろんな動きをしながら歩いていても、
左右対称に動かすことは難しくて、すごくふらつきます。
「プールって、アンバランスが分かりやすいなぁ」と
しみじみ思います。
でも、嬉しいことにプールからあがると、
疲れていても、身のこなしがきれいになります。
今回、久しぶりだったのもあって、
生活の中でコツコツ取り組むことの重要さを痛感しました。