京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

岩崎

であるからこそ

2013年1月20日(日)

昨日、ニュースを見ていましたら、

2011年度、4日以上病気で休まれた件数:4,822件。

腰痛が職業病の全体の6割を占める。

職種は社会福祉施設が多い。

発生時期は月曜日が多い。

だそうです。

私も含めて医療・福祉で働いている方々にとっては耳の痛い話です。

確かに肉体的な労働である事には間違いではありません。

であればこそ『体をメンテナンス』しておく必要があります。

しかし、それだけで問題は解決するのでしょうか?

 

『体にやさしい姿勢』『体の負担にならない作業』『体の助けになる器材』など、常に考え実践してこそプロではないかと思うのです。

 

当たり前の話ですが、

ニュースで、この様な話を聞くと介護のプロで腰痛が多いのであれば、『素人が同じ様に介護をすると当然、腰痛が起こる』のでは?と思う事でしょう。

そうすると家族の方々は、『介護負担が大きいと思うので自宅には無理です』と、拒否されてしまうケースは少なからずあるのでは?と考えます。

 

その様にならない為にも、

『我が身が安全(腰痛が起こらない)に、安心した介護が出来る』=ならば=やって見よう、としたいものです。

 

であるからこそ、腰痛が少ない仕事作りをしていく事も大事です。

※自分がしんどいと思う介護は、誰がしてもしんどい介護。自分が楽だと思う介護は、誰がしても楽な介護。

そうする事で、少しは自宅復帰に繋がるケースもあるのではないでしょうか?

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