京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

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橋本

昨日は成人の日でした

2014年1月14日(火)

失敗しましたorz
昨日ブログアップする予定が出来ていません。
日程を間違えていました。
 
こうならないようにWEB上でスケジュール管理をブログ投稿者で共有しているのですが、見逃していました。
どれほどミスを無くすような手立てをとっても、最後は運用する人間の自覚の問題という事でしょう。自戒します。
 
昨日は成人の日でした。
私が成人した時は学生でしたが、帰省して式に出ることもなく、そのまま下宿先で昼間から飲んでいました。自分が成人という意識もなく、何か悪い事すればそのまま新聞に名前が出るとは仲間内でよく言っていたものです。
成人とは言っても、学生で脛かじりの身では自覚が生じるはずもありません。
 
昨年から読み始めた本に「東京難民」というのがあります。ドキュメンタリーではなく小説ですが、九州から東京へ出てきて学生生活を送る21歳のごく普通の大学生があっという間にホームレスにまで生活環境が変わる話です。
読み始め当初は「ありえない」が感想でした。ホームレスになることではなく、ホームレスに至る過程での主人公の言動がです。
 
後先考えない主人公の行動にいちいち「ありえない」と内心ツッコミをいれていたのですが、よくよく考えてみたら「ありえる」と納得していました。
何を考えたのかというと、自分のところにいる若いスタッフのことです。自分としてはありえないけど、小説の主人公と同世代の若いスタッフと照らし合わせてみると十分に「ありうる」という事に気付きました。
 
小説でタコ部屋のインテリに世にホームレスが増えてきたの社会のセーフティネットがないからだ、あっても機能してないからだと作者は(驚いた事に私と同郷で一つ年上の方です)語らせますが、同時にホームレスにまで環境変化が生じたのは、21歳の大学生という割にはあまりにも世間知らずな事と、思慮の足りないせいだと物語の後半で主人公に自覚させてもいます。
 
小説の主人公がどういう顛末を迎えるのかまだわかりませんが、誰であっても成人となった以上は生き残るに必要な最低限の知識と思慮を身につけなければ、大人としての自立はおぼつかないでしょう。
 
次回私のブログは1/19です。

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