たまたまいなかっただけ。
2017年3月02日(木)
天気はすぐれませんが、ちょっと寒さも緩んだような3/2です。
月曜日にはアカデミー賞も発表されました。昨年度のアカデミー賞では黒人のノミネートが少ない。人種差別だとかなんとか一部で騒ぎになっていたのが、今年の結果につながったのかとも思ってしまいました。
映画もあるので知ってる人もいるんじゃないかと思いますが、「ライトスタッフ」というノンフィクション小説にテストパイロット養成学校の校長チャック・イェーガーが政府から宇宙飛行士候補に黒人を入れるよう要請されて激怒する場面があります。テストパイロットの世界(ひいては宇宙飛行士の世界)で、人種が問題になったことなどなかった。常に問題なのはそれ(rightstaff)をそいつが持っているか否かだ。
要は実力主義で人種問題なんかの入り込む余地がないと言うことですが、確かに3人のうち1人が死ぬような(イェーガーの時代には1週間に1人のペース)世界に人種云々を言ってみても仕方がないようです。
結局イェーガーは黒人テストパイロットで成績最上位者を宇宙飛行士候補とすることに同意しますが、ついでにその黒人パイロットより成績上位者全員を宇宙飛行士候補としました。、
ハリウッドは赤狩りの反動でリベラルな映画人が多い印象があります。アカデミー賞は協会に登録した映画人の相互投票によって決まるわけですから、ノミネートされた黒人が少なかったと言うことは、たまたまその年に優れた仕事をした人が少なかったと言うだけの事だと思います。
オリンピックの100メートル走で黒人入賞者が多いのは、彼らが陸上競技において優れてるからであって、もしかしたら映画製作の世界においては優れた黒人が少ないだけかも。人種的な得手不得手は仕方がないことです。
あぁ~~~~~!!
本当は映画の話から身体能力の話を書こうとして、思いっきりずれました。
また機会があったら書くことにします。
次回私のブログは3/9です。