京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

どんなこと

橋本

言わんこっちゃない

2018年1月24日(水)

先週こんな話を書きました。

 

で、その「嵐」好きな女性ですが、インフルエンザで先週後半はお休みだったそうです。

うちの息子は先週後半あたりから浮かない顔になってきて、日曜日には咳が止まらなくなり、月曜日には患者に成り上がってましたorz。

 

リンスキイ・バクテリオ・ウィルスは生体内に侵入すると、ウィルス自体は溶融して消えてなくなるが、核酸のみで増殖・感染し致死率100%に近い毒性を持つ。核酸のみの存在なので病原を特定することは難しく、またインフルエンザウィルスと接触すると、宿主のウィルスの増殖率・感染率を爆発的に高め、壊滅的なアウトブレイクを引き起こす。

というのが小松左京の小説「復活の日」の道具立てです。このウィルスが原因で世界中にインフルエンザが爆発的流行し、その陰で核酸だけの病原体で人類は南極を残して死滅していくという筋書きです。

 

中学生の頃に読んだ小説ですが、毎年インフルエンザが流行と言う報道を目にすると、いつもこの話を思い出します。

幸いにも小松左京が想像したようなウィルスが確認されたことはありませんし、小説のように軍事利用のウィルスなら気が付いたときには手遅れでしょう(但し増殖感染する核酸は発見されているらしい)。

 

でもただのインフルエンザなら感染者も非感染者も不要不急の外出を避け、手洗い、うがいを欠かさず、十分な食事と睡眠を取っていればさほど流行ることもないと思うのですが、お構いなしに出かけたり、手洗い、うがいをしない、食事も睡眠もろくに取れていない人が多いことの照明なんでしょうね。

 

次回私のブログは1/30頃の予定です。

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