京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

岩崎

2012年8月25日(土)

最近、鏡を見るとため息がでます。

シミは増えるわ、ヒゲに白いものを発見するわ、体形が重力に遵う様になって参りました。

そのためか、鏡を見る時間も回数も年々減ってきております。

ふと、気付いたのですが・・・。

 

鏡とコミュニケーションの関係について

 

若い頃は何かと外見にこだわり、

少し髪が乱れたと思ったら『鏡』、友達の目線が気になったら『鏡』、TVを見ながら『鏡』

些細な事で鏡を見る回数も時間も多かった様に思います。

 

鏡を見る=自分自身に興味 の行動ではないかと思うのです。

 

そのため、鏡を見ながらでの親や友達との会話は、

『あ、うん』『あ、そう』『へ~』『そうなんだ』と適当な返事をしていた様な心当たりがあります。

これでは会話に中身がない状態。

ですので本当はコミュニケーションは取れてはいなかったと思うのです。

 

鏡は自分への興味。ならばコミュニケーションは他人への興味でしょうか。

 

このときの私は親や友達のアドバイスを聞いているとは言っても話への興味は少なく、

本当は自分で決めた事をただ実践していたと思うのです。

他人への興味がないコミュニケーション。

ですので、親や友達にアドバイスをされても反抗するのも、その一部ではないでしょうか?

 

鏡を見る事が少なくなった昨今、

他人からのアドバイスを求める事も受け入れる事も多く、

幾分コミュニケーションを取る事も出来るようにはなったのかも知れません。

 

鏡を見る事は決して悪い事ではありません。

按排良い所でお願いします。

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