京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

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遠藤

点字の日

2014年11月01日(土)

今日11月1日は、点字の日だそうです。
目の見えない方向けに、点の組み合わせで文字を表すあの点字です。
日本の点字として、石川倉次さんの案が採用された日だそうです。
それまでは、欧米の点字をローマ字つづりで使って表現していたそうです。

 

そして、この石川倉次さんという方は、
点字器や点字タイプライターも開発したとのこと。
「日本点字の父」とも呼ばれる人だそうです。

 

子供のころから私の身近に点字器はありました。
目の見えない家族がいたわけではありませんが、
うちの母が、点字を習いに行っていたことがあり、
母は時折絵本に点字シールを張るボランティアもしていました。

 

なので、私も点字器で自分で点字を打って、自分の絵本にシールを張ったりもしました。

 

もちろん、母も私も指で触って読むことはできません。
※昔聞いた話では、目が少しでも見えいると、目に頼ってなかなか身につかないそうです。
私も試したことはありますが、まあ判別は難しいです。
私は、見ても読めませんが、母は反対向けにすると読めました。

 

そうなんです。
点字器はシートの裏側から穴を打っていくので、打つ人は、実際に読む人の裏返しになるのです。
なので、表向きになると、母は読めませんでした。

 

何気に、点字している作業を見ていましたが、
鉛筆で字を書くのに覚えるのは、字を読むときと同じですが、
点字は読めても、打てない。打てても、読めない。
読む打つ両方できるのは、50音を2種類覚えることになるんですね。

 

障害があっても、何事も無いように生活するっていうのはやっぱり、そうとう努力が必要ですね。
でも、努力したら、そんな生活もあるんですよね。

 

ちょっと、昔を思い出した今日でした。

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