通信手段
2012年9月18日(火)
週刊誌の酒井順子さんのエッセイで「健さんはスマホを持っているか?」というのがありました。
「健さん」というのは、日本を代表する俳優「高倉健」さんのことです。
「不器用ですから」のイメージが強い「健さん」ですから、持ってたりしたらイメージダウンというより「意外!!」といった感じになるんでしょうね。
先週、先々週とNHKで「高倉健」の新作映画公開に合わせて特集を放送していましたが、NHKの取材からは「健さん」は携帯なんか持ってないんじゃないかと推測できました。なんでも都内には行きつけの理髪店に専用の部屋があり、毎日そこへ髪を整えに通っているとか。その部屋には個人事務所との連絡用にFAXまで備え付けられていました。
仕事以外のときは映画関係者の誰とも連絡を取ろうとしてないんでしょう。
齢81にしてなお身体頑健な「健さん」ならそれでもいいんでしょうけど、当院に入院している利用者さんに限って言えば、退院後の通信手段の確立は家族との同居、独居に限らず必須になってきます。
一人暮らしは勿論、家族と同居であっても自分自身でSOSの発信が出来ないようであれば、家族はおちおち買い物だけのちょっとの外出さえ出来ないということになりかねませんから。
最近退院後の通信手段にまったく頓着しない若いスタッフが多くて心配です。
ちなみに私が好きな「健さん」映画は「居酒屋兆二」、「あ、うん」、「冬の華」です。他にも好きな映画はあるんですけどね。3つあげるとしたらこうなります。
次回私のブログは明後日9/20です。