京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

遠藤

これも包丁

2012年7月18日(水)

最近は包丁も、ユニバーサルデザインが結構あります。

 

柄の角度を変えられる包丁は、福祉用具のカタログでも最近良く見かけます。

けっこう売れてるんじゃないでしょうか?
そんな中、こんな包丁もあります(福祉用具ではありません)。


一応、菜切り包丁の一つだと思います。
色使いも変わっていますが、名前が「かぼーちょう」といって、
あの硬いかぼちゃを切ることが楽な包丁という振れ込みです。
この色使いはかぼちゃに似せたデザインですね。

 

この包丁の柄は、丸く太く、そして少し刃に対して角度があり力が、
てこの原理で働きやすく作ってあります。

そして柄がこんな形で滑らず、力を逃がしません。
包丁自身は軽いのですが、実際に硬い野菜を説明書どおりに切ってみると、楽に切れました。

 

この包丁を作ったメーカーはどうも
給食センターなどで大量に野菜などを切る人向けの包丁を作っていて、
それを元に作った包丁のようです。

 

もちろんこの包丁も、見つけてすぐに、買っちゃったのですが…。
今は箱に入れて食器と共に片付けています。
その理由は、この柄が太くて使いやすいのですが、
なんと、包丁をしまうところがその太さを受け付けなかったからです。
そして、他にいい場所を見つけれず、
裸で置いとくわけにもいかず、
箱に入れると、まあ、別に困っているわけでもないので、わざわざ出しては使わず、
食器と共に鎮座しております。

箱入り娘です。

 

柄の極端に太い菜切り包丁ですから、魚をさばくとかには向いていませんが、
大き目の硬い野菜を切る機会が多い方や、
子供とか、力が弱ったけど野菜のざく切りぐらい出来たらいいなって方には、
良いかもしれません。(子供の場合は、手が小さいと柄が太すぎるかもしれませんね)

 

しかし、おき場所はくれぐれもご注意ください。

我が家に眠る珍品紹介でした。

そんなこと

遠藤

ゆがんだコップ

2012年6月02日(土)

また、ちょっと変わり物をご紹介です。

 

これは、陶器のコップです。

 

このコップはちょっと変わった形をしています。

横からみると斜めになっています。

 

 

 

しかも、くぼみがついています。

 

このコップ、以前ご紹介したバリアフリー展に昨年も行ったのですが、

 

その時に実物を手にとって、

飲む真似をしたら、今までになく楽だったので、その場で買っちゃいました。

 

このコップは、テーブルから取る時と、テーブルに置く時に、

いつものコップのつもりですると斜めになって、あれれ…、となりますが、

こればかり使っていると、それには慣れて、

このデザインの恩恵に預かることができます。

 

同じようなコンセプトの物はいろいろあります。

その中でも癖は強いですが、私にはこれがフィットしました。

 

 

 

今日もこのコップで晩酌しよーっと。

肴は何がいいかな?

そんなこと

遠藤

スプーンとフォーク

2012年5月04日(金)

先月行ったバリアフリー展では、

これを買いました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スプーンとフォークのセットです。

この特徴は柄の部分です。

見ての通り、二本に分かれ、片方の先に膨らみが有ります。

 

もちろん、この奇妙な作りに意味があるのです。

これは、子供がお箸に移行するのを助けるために、

お箸のような持ち方ができるスプーンとフォークなのです。

 

面白そうなので買って、帰宅後すぐ、夕食で息子に使ってもらいました。

確かにそれらしい持ち方が指導できそうです。

比較的自然に箸に近い持ち方ができました。

わりと指導しやすい印象です。

 

ちなみに、子供用なので、

大人が使うには小さすぎて無理があります。

 

残念なことに、息子が興味を持ったのは最初だけで、

翌日からはスプーンといえば、

キャラクターのイラスト付きのスプーンばかり使います。

無理強いしても、ちゃんと使わないのでとりあえず、保管です。

 

せっかくのケース付きなので、

たまには、お出かけに持って行って使いましょうかね。

こんなこと

遠藤

マウス買っちゃった

2012年2月19日(日)

ちょっと前ですが、

マウスを買い換えました。

 

 

このマウス、無線で動くんです。

そして、小さいんです。

それも指でつまんで使うマウスです。

右クリック、左クリックに加えスクロールも付いています。

そしてさらに、充電はPCから電力をもらいます。

 

 

 

 

 

以前はペン型マウスと、普通のマウスを作業で使い分けていましたが、

これなら一つで済みそうです。

 

私はどうしても、キワモノと呼ばれるような、変り種の商品が大好きです。

ついつい自分で物を選ぶと、キワモノを買ってしまいます。

キワモノには、

これにしかない特徴がある代わりに、通常のものにはない欠点があったりします。

でも、それも愛嬌に感じちゃいますね。

 

このマウスもちょっと使いにくいときがありますが、

それでもやっぱり後悔なんてしません。これだから出来ることがある限り…。

 

どんな道具でも誰がお薦めしていても、結局自分で納得して買わないと絶対後悔します。

それは、どんな優れた物でも欠点だってあるからです。

お薦めにはあまり欠点が語られません。

 

だから患者さんに福祉用具や車椅子を選定するときは、患者さんや家族の意向をくみ上げる努力します。

 

ただ、聞いても、ホントの意向はくみ上げられません。

後悔させないために、

 

「こんな場面は(生活の中で)あるの?」

「こういうときは、こうなっていても大丈夫?」

 

って、実生活をイメージしながら会話します。そしたら、

 

「ああ、そんなときはこれじゃ困るな。」

「割と良いとは思ったけど…ここがこうなっていないのある?」

 

みたいな会話になります。

 

物を選定するときは、体に合わせることももちろん大事ですが、

ある程度体に合ったものなら、

後悔しないために、話を聞くのが一番大事だと思っています。

 

ですから、何か逆に薦められたときは、いろいろ生活を思い起こして、

あんなときは?こんなときは?どうなるの?

って、いろいろ聞いてみてください。

 

ただ、すべてをかなえる魔法の道具はこの世に無いので、後は自分で取捨選択して決めてくださいね。

後悔なんてグッドバイ!

あんなこと

遠藤

買っちゃった

2012年1月27日(金)

この前、雑誌を読んでて、変わった物を見つけました。

見つけたその日に、インターネットで検索して買っちゃいました。

 

片手で出来る洗濯ばさみ   ーいちどにありがとう4 ー

 

これは、片袖に取っ手が付いたハンガーに4つの洗濯ばさみが付いています。

この洗濯ばさみが変り種です。

なんと、洗濯ばさみが軽い力で開くだけでなく、開いたままの状態で保持してくれるんです。

だから、閉じるのも手でつまんでします。これも軽い力でできます。

 

そして、プラスチックのハンガーに何で金属製のバーがついているのか?

想像ついた方もいると思いますが、このバーを握ると4つの洗濯ばさみが一度に開くのです。

 

これは面白いですね。

これなら、やり方を工夫すれば、確かに片手で洗濯物を干したり、取り込んだり、できそうです。

患者さんに紹介するなら、患者さんに合わせて少し手を加えたいですが、

既製品でこういうものがあるっていうのが嬉しくなりますね。

作ってくれた方に感謝です。

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