京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

遠藤

道具の進歩って

2018年6月11日(月)

AIがよく取り上げられています。

 

AIが人に代わって仕事を色々してくれる時代になるとか。
AIが便利にしてくれるとか。
ニュースを見ても介護や医療、リハビリでも
AIが搭載されたシステムや道具などの開発が進んでいるようです。

 

AIに限らず、技術の進歩で多くの物事が変わってきています。
昔は考えられなかった生活を今もしていますが、
今では考えられなかった生活が未来に待っているのかもしれません。

 

ただ、心配もあります。

 

最近ドキッとしたことがあります。
保育園から娘たちと歩いて帰っていると
何か音がしているなと思って振り返ると、車がすぐ後ろに来ていました。
昔は車というとエンジン音やらするので、ある程度近付いたら車だと気付いたのですが、
最近は電気で動いている間は小さな音しかしません。
なので、気付くのがいままでより遅くなります。
気付いて振り向いたときには、自分が車に頼らず避けられる距離ではなく、
もちろん、車の運転手がちゃんと気づいてゆっくりと待ってくれていたので何の問題も無かった

のですが、ヒヤッとしました。

 

そして、自動運転装置なんかが一般的になると、
人が注意して運転していたから配慮できたことが、おろそかになるんじゃないか?
とか、疑ってしまいます。

 

機械は壊れても自分で不調を訴えたりしません。
人が気付かないといけません。
気付くための工夫もあるでしょうが、普段使う物こそ調子が悪くても使い続ける必要に迫られ使

い続けるかもしれません。
そんな時は、人が気付いて制御しないと、いつものようには安全に動かないでしょう。
便利なものほど壊れたら、なおるまでそれを補える技量が人に必要でしょうね。

 

道具が進歩すれば進歩する程に、
道具に頼らず、道具を使いこなすそんな事がより必要になるのかもしれませんね。

 

この先、
私にも、AIを使いこなすことが出来るかな?

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