お見舞い
2012年3月25日(日)
本日は天候も回復した事も手伝ってか、家族の方々が多くお見舞いに来られていました。
その中で再度気づいた事があります。
利用者の顔が生き生きとしています。
リハビリスタッフの顔がいつもより精悍な顔つきです。
それよりも、
(多くのお見舞いの方々が来られたからこそできる事なのですが、)
利用者の家族同士であんなこと、こんなこと、そんなこと・・・など意見交換会をされている場面を見ました。
何気なく『意見交換は当たり前か』と思っていましたが、よくよく考えるとそんなに機会は多くありません。
特に、その問題に対して今現在直面していて、同じ目線での方々との意見交換は少ないと。
確かに、
精神的にも肉体的にもある程度、落着かれて家族会等参加して意見交換をしたり、
専門職からの意見交換やアドバイスであったりする事はありますが。
今抱えている、同じ目線の方々、同じ時を過ごされている方々が共に問題を解決しようとする環境も必要なのかも知れません。
確かに家族の方々は専門職からのアドバイスは大事であると思っています。
しかし、内容によっては決め難いともあるはずです。そういった場合には現実に溢れる意見が欲しいのかもしれません。
『・・・○○さんからはこの様なアドバイスされたのですが・・・どうだろう?』
この一言を私は気に留めたのです。
これ事態、確かに何も問題解決はされていませんが、解決するに妥当であるかどうか悩んでいる事が伺えたのです。
やはり、同じ境遇であるからこそ、共に問題解決へと導く、もしくは背中を押してくれる人が必要かも知れません。
ですので、ただお見舞いだけではなく、その様な環境が提供できたらと思います。