京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

橋本

規則正しい生活(その2)

2020年11月06日(金)

先日何かで、通常健康な人間でも床に入って入眠するまでに15分はかかる。5分以内の入眠は気絶、と書いてあるのを読みました。

 

私はほぼ毎日毎晩気絶していることになりますww

 

体温計を脇にはさんだまま、血圧計を腕に巻いたまま、テレビ、電気スタンドはつけっぱなしで寝入ってしまうなど日常茶飯事。

要は疲れてるんでしょうね。歩く以外は疲れるようなことしてませんが。

 

30台までは寝つきが悪くて、床に入っても1~2時間は眠れないって言うのがざらでしたから、私としては気絶だろうが何だろうが、すぐに眠れるというのは有難いです。

 

若いスタッフと面談していると時折休日はどうしているのかとの質問がたまにあります。

 

何故そんなことを聞くのかと言うと、日頃仕事で疲れているので休みは何もせず家にじっとしているのだが、全然疲れが取れないということらしいです。

 

疲れるというのは脳みそに疲れたと感じさせる物質が体内に蓄積されるからで、その物質を除去するには代謝を促進するしかない。

代謝を促進するには適度な運動が必要。

 

したがって休日に疲れを解消しようと思うなら、家にこもるのではなく、少なくとも1時間程度の散歩でもして代謝を促進しないと解決しないようです。

 

それはともかく最近若いスタッフと直接話したり、管理者と話したりしていると、腹が減れば食べる、減らないなら食べない、疲れたら休む、疲れてないなら休まないという人が増えているように感じます。

 

なんだそんなの当たり前のことをやってるだけじゃないかと思う向きもあるでしょうが、そうじゃないと思います。

 

俗に「寝食を忘れて」という言葉があるように、「腹が減る、減らない」「疲れる、疲れない」には少なからず主観が入りがちで、例え我が事であってもあてにならないと思っています。

 

随分前ですが、仕事の合間に上司に言われたことがあります。「お前ここ1か月しんどそうだな」。それ言われるまで自分が疲れていることに気づきませんでした(この怠け者が寝食忘れて仕事に没頭していたわけでもないんですけど)。実のところしんどいとは思っていましたが、疲れているとは考えもしませんでした。

言われて何故かほっとして、さっさと休んだことを覚えています。

 

自分では疲れていない、腹が減っていないつもりでも、実際にはそうでないことも少なくないと思います。

 

だから例え腹が減ってなくとも決まった時間に何か口に入れる。疲れてなかろうが眠くなかろうが決まった時間に床に入るという習慣は大事ではなかろうかと。

 

今夏も酷暑でメディアでもよく言ってましたね。例え喉が渇いていなくても定期的に水分を摂るようにと。

 

最近体調を崩しやすいのは、本来頑健であるはずの若手スタッフです。色々と聞いていると朝食抜き、食事はコンビニ弁当ばかり、夜っぴてゲームをして過ごすとか。

規則正しい生活とは言い難い。

 

一度習慣からずれると1週間は尾を引く私とは違って、若い人はすぐにもリカバリーできるんでしょうけど、それでも不規則な生活のつけは少しずつ澱のように溜まっていくものです。

 

どれほど口酸っぱくして言っても、若い人は聞きませんけどね。

因みに「規則正しい生活(その1)」はここ。

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