京ことば
2012年1月26日(木)
私は、京都ではない関西の田舎地方の出身ですが、
はやいもので、
学生時代も含めると、人生の半分程度を京都で生活しています。
(といっても、まだまだ若造ではありますが・・・・)
子供の頃から、京都と神戸に憧れを持っていたこともあって、楽しく過ごせています。
タイトルの京言葉ですが、
学生時代は、なかなか気にも留めませんでした。
仕事を始めてからは、高齢な方と接する機会も多くなり、
京言葉の意味や使い方を徐々に知り、
今となっては、自分の話す言葉は、京言葉風になってきたように感じます。
京言葉は、柔らかさや余韻が特徴的ですが、(そこが私は好きです)
京都弁自体が、相手を思いやるような言語という特徴もあります。
ですので、
京都弁を使うと、丁寧な言葉を話すことができます。
そこが「冷たい」「なに考えているかわからん」という印象にもなりやすいですが、
丁寧語・謙譲語・尊敬語などの区別を意識しなくても、
失礼にあたることがほとんどありません。
京都に訪れる方や住むことになった方には、
そのあたたかい京言葉を感じていただければなぁと思っています。