験を担ぐ
2012年7月13日(金)
今日は13日の金曜日です。欧米では縁起が悪い日となっていますね(ついでに今日は仏滅です)。
「欧米では」と断っているところからも、科学性も普遍性がある話でもなく、極論すれば都市伝説なんでしょうね。しかもずいぶんと息の長い。
医療機関でも験を担ぐことはありまして、皆さんご承知の数字の「4」「四」は読みが「シ:死」に繋がり、縁起悪いという事で病室なんかはどこの病院でも下一桁が「4号室」はないところが多いようです。
フロアの4階がないところもあると聞いたことはありますが、私はまだお目にかかったことがありません(そもそも自分ところの病院以外あまり行った事ないんですよね)。
あとは入院患者さんのお見舞いに鉢植えは「(病院に)根付く」から駄目と言われてますね。ずいぶん昔ですが、病棟のデイルームに職員が持ち込んだ「彼岸花の鉢植え」がありました。鉢植えだけでも問題ありなのに「彼岸花」とは…。私が気付くまで何日もそのままでした。
あとはお釈迦様が亡くなった故事に由来して、北枕は縁起が悪いとか。これ私は結構気にするんですが、今時知らない人も多いですねぇ。
夜に口笛を吹くな(蛇が出る)、夜に爪を切るな(親の死に目に会えない)なんかは親にずいぶん口うるさく言われました。
そんなに信じているわけではないけれども、どうにも気になるのが「験担ぎ」なんでしょう。
ここにいくつか並べたのは結構周知のものであって、もっと個人の体験を持って「自分だけの験担ぎ」をする人だっているんでしょうね。
まぁなんでもかんでも験担ぎばかりしていたら、身動き取れなくなりますしね。
ほどほどがよろしいようで。
次回私のブログは7/19です。
ちなみにこの原稿は予約投稿です。今現在私は四国に滞在中です。