火の用心
2012年12月03日(月)
先週は出張で出突っ張りでした。
行程の中には山陰の島根も入っていました。
レンタカーを運転しながら、どうせ島根なら「亀嵩」に行ってみたかったななどと考えていたら(映画「砂の器」の大ファンなんです)、道路標識に「亀嵩」とありました。知らないうちに亀嵩を出張先としていたようです。
小説や映画のような奥出雲とは違いましたが、亀嵩駅(但しロケ地ではない)、亀嵩交番(駐在所ではなかった)や算盤工場を道すがら見ることも出来てちょっとうれしかったです。
さてその出張中に我が家では何が起きていたのか。
1嫁さんがインフルエンザの予防接種に行った際、診療所の駐車場で留めてあった車にぶつけてしまった。
→宿泊先から電話したら、嫁さん思いっきり凹んでいましたが、車には誰も乗っていなくて、ケガ人もなく、修理代だけですむならこれほどありがたいことはないなと思います。
2近所で火事があった。
→ほんの歩いて1、2分のところで火事があり、早朝6時に消防車その他の緊急車両が詰めかけてきたそうです。幸いケガ人一人でませんでしたが、火元の家は全焼になりました。風が全くない時間だったようで、延焼がなかったのは幸いでした。
聞くところによると、火元の家はお年寄りのおばあさんの一人暮らしだったようで、ご近所ではこんなことがないかと日頃から心配していたようです。
一人暮らしのお年寄りを家族に持つ方々共通の心配として、誰も気づかないうちに病気になるんじゃないかとか、火の始末をちゃんとしているのかとかあると思います。
私が住む地域では個人の家であっても、火災報知器の設置が義務づけになりました。私が思うに火災報知器だけでは物足りない。例えば楽しい家族旅行から帰ってみれば自宅が丸焼けでは、命は助かったとしてもその日から住むところに困るわけですし、延焼していたらご近所の方々の命さえ脅かすようなことになっていたかもしれません。
火災報知器は火元に住む人たちの安全をある程度保障するのでしょうけど、近隣の家や住む人たちの安全を保証するものではありません。
そこでネットショッピングのお時間です!!
我が家では商品名「ボンペット」あるいは「ボンブライト」という自動消化器を設置しています。筒状の透明の容器に消化剤が入っていて、熱で温められると爆発して薬剤を拡散して周辺の火を消すというやつです。
これも確実ではありませんが、少なくとも誰もいないところでピーピー騒ぐだけの奴より、役に立つと思うのですが(併用だとなおいいですね)。
私がケアマネージャーをしている頃、独居老人のご家族で火事を心配している方にはこれをお勧めしていました(介護保険の適用外ですが)。検索すると一つ¥10,000−以下で購入可能です(高額だと見向きもしない方もいらっしゃいますが、¥10,000−で命どころか家財一式助かるかもしれないと思えば、安い買い物だと思いませんか。しかも消費期限は10年です)。
先日郷里の妹から電話がありまして、実家で一人暮らししている父が物覚えが悪くなり、ちょいちょい鍋を焦がしていると相談がありました。すぐに自動消化器を送って取り付けさせました。
今年も寒くなって参りました。昨日は山々が雪化粧をしていました。火の用心、火の用心。
次回私のブログは12/7です。