いい学校の選び方
2013年4月14日(日)
4月となりますと高校3年生の皆さんは将来を見据えて大学や専門学校のオープンキャンパスなどに積極的に参加して方向性を考え出す時期ですね。(私が高校生の頃は、オープンキャンパスなんぞ存在しませんでした。約20年以上前ですね。)製菓・調理などの専門学校なんかですと、ケーキを作って食べれちゃう楽しいオープンキャンパスなんかがありますね。どこの学校も少子化で学生確保することに必死になっていますから、オープンキャンパスは手を抜かずに楽しい企画をしていますね。
さて今日のわたしのつぶやきは、リハビリテーション(理学療法・作業療法・言語療法)養成する大学や専門学校を選ぶ指標の一つとして、学生や保護者の方の心配事である「留年」です。文系大学やビジネス系専門学校は、出席していれば留年はしないと思われます。しかし医療系の専門学校は、留年することが多いのです。ただでさえ学費が高い上に、留年してしまうと家計は炎上、親はたまったもんではありません。だからこそオープンキャンパスの時には、必ず聞かれる言葉(「留年」)です。
何故、医療系の学校は留年が多いのでしょうか?私が教員時代に見てきた学生すべてに共通することは、不真面目である。この一言に尽きます。遅刻・早退、無断休校、課題の期限遵守できないなどの未提出、挨拶できない、報連相ができないなど細かいことばかりですが、すべて留年する人に共通することです。勉強の出来不出来では決してありません。どこの学校においても病院(医療系施設)で長期実習(2ヶ月程度)が複数回あります。学内で非行を修正できなければ、生命に直結(もしくは間接)して、人生にも影響する事件・事故に繋がるからです。つまり非行を繰り返すことが許されないからです。ほんで学校を卒業して国家試験に合格すると、医療系国家資格の専門職(療法士)として責任が当然として存在します。だから非行を繰り返す人は、「留年」が最善の指導なのです。
結局いい学校とは、学則に沿って「留年」させている学校は、標準的な学校です。そしていい学校とは、学生の非行に対して現行犯で確実に指導(体罰だめですよ!!)を行い、本人に反省と解決策を援助する指導があって、その後学則に沿って対応する学校です。「留年しません」と公言する学校は最低最悪の学校です。学生の非行を放置するということになります。
そんな非行を繰りかえす療法士(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)に、あなたの大事な家族を任せられますか?これが学校選びの基準です。