京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

どんなこと

橋本

納得できないこと

2021年12月01日(水)

ご無沙汰しています。久々に出てまいりました。

めっきり寒くなりました。ここから見る北の山も雪帽子をかぶっています。

 

先日は嫁さんの提案で西教寺まで歩きで紅葉を見に行ってきました。私の住む雄琴と西教寺のある坂本は地図上では隣の学区なんですけど、自宅からたどり着くまでに2時間以上かかって、日中は天気がいいこともあり、汗ばむほどの運動量になりました。

 

さてなんかいろいろと書きたいことはあるわけですけど、どれ書こうか選んでいるときに気がつきました。

今どれにするか悩んでいるネタはどれも私自身が納得していない(していなかった)ことなんです。

 

例えばLGBT。LGBTの人たちがどうこうでは無くて、LGBTを取り巻く人たちの中に首をかしげたくなるような人が少なからずいること。後日あらためて(のつもり)。

 

例えばこれはLGBTにもかかる話なんですけど、多様性を受け入れるっていうこと。「多様性を受け入れる」と言うこと自体が実は「多様性を受け入れない」と言うことではないのかと言う疑問。後日あらためて(のつもり)。

 

例えばハラスメント。「被害者」がハラスメントだと感じればハラスメントだという考え方。客観的に見れば「言った者勝ち」ではないかと。後日改めて(のつもり)。

 

そんな感じで納得できないことが少なからずあります。

納得できなかったらどうするのか。私の場合はまず納得する話をしてくれそうな人に話を聞く。

 

そう書くと聞けば終わりで簡単そうですが、私の疑問はたいてい皆がそう思っていることに何故と疑問符が付くので、満足いく答えが得られたことがあまりないです。

 

聞いても(調べても)わからないなら自分で答えを見つけるしかなくなりますが、見つけると言っても、ほとんどが自分で考えるしかなくなるわけで、当然何も思いつかなければ未解決のまま疑問は残ります。

 

残った疑問はわからないで「片づける」のではなく、わからないで「保留」にします。

 

「保留」にした納得できないことは、何かのきっかけで「回答」が得られることがあります。きっかけも色々で資料に目を通しながらとか(回答が書いてあったりもした)、何某かの出来事をきっかけとしたり、浴槽につかる瞬間だったり(私としては結構多い)、タイミングも「保留」の直後だったり、4~5年たってからなんていうのもありました。

 

勿論いつまでも「保留」のままなんて言うのもあります。

 

そういうことを考えると、私は面倒臭がりで怠惰なくせに執念深いのかと思ってしまいます。

 

久々に出てきてなんかつまんない話ですみません。

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そんなこと

遠藤

紅葉の散歩道

2021年11月19日(金)

今朝、おおはら雅の郷で撮った一枚です。

自画自賛の一枚です。

 

大原は紅葉が日に日に綺麗になってきていますよ。

そのぶん寒くなってきたので、

昨日は車のタイヤを冬タイヤに交換してきました。

 

みなさんも寒さ対策はじめていますか。

 

 

 

 

こんなこと

遠藤

作りました

2021年11月17日(水)

久しぶりの工作しました。

床に置く大きな的を作りました。

そして、的あてをしました。

 

イメージは、パラリンピックで世間にも広まったボッチャです。

とはいえ、利用者さんが知っているかといわれると。。。。

 

以前からボッチャを取り入れたかったのですが、ボッチャの道具って結構高いんですね。

 

なので、取り敢えず床に的を置いて、的あてできるようにしようと思いいたりました…もう、ボッチャではないですが、イメージなのでお気になさらず。

 

せっせと作り、あっという間に完成です。

ここは、利用者さんに作ってもらう作業療法的なかかわりはなく、私が単独で作っちゃいました。

でも、

これを使うことで、楽しみながら、リハビリにもレクリエーションにもなるということを願いながら作りました。

自分では、そこそこのできだと思っていますが、

耐久性も丈夫に作ったつもりですが、これも使ってみないとわかりませんね。

 

ちなみに、

ボールは普通のボールだと転がりすぎるし、写真に写っていますがシャトルを使いました…これもボールですらないですね、どんどんボッチャから遠ざかりますが、お気になさらず。

 

コロナの影響で、皆さんには通常よりも我慢していただいていることも多々あると思いますが、

少しでも発散して、楽しい日々を元気に過ごしていただければと思います。

 

元気になる工夫

楽しめる工夫

何かできないか

今日も、ない頭で考えております

思いつけたらいいな

こんなこと

遠藤

さらに赤くなった紅葉

2021年11月10日(水)

「おおはら雅」のもみじはかなり赤くなってきました。

近所の銀杏も黄色くなってきました。

 

きっと、来週ぐらいにはどこも赤くなって、きれいになるのだろうと私は思っています。

 

地面にはドングリがたくさん落ちていました。

 

紅葉といえば、紅葉狩りの思い出もありますが、

子供のころ紅葉の天ぷらを食べたことがあります。

大阪にある箕面の山でよく売られていたお菓子ですが、行くと必ず買って食べていた思い出があります。

 

草木や花を見ても人それぞれに違う思い出と関連づいたりします。

人それぞれの思い出話がきけることもあります。

 

ずいぶん前ですが、良かれと思って金木犀の写真を飾ったら、ある利用者に

それは嫌い、トイレを思い浮かべるから嫌い。と

トイレに金木犀は組み合わせとしては、言われればそうだって気づいたのですが、

今の自分の実生活には結びついていなかったので、自分の中ではそんなことを言われるとは思ってもいませんでした。

 

また、別の時は、花の写真をみて、この木は庭にあると掃除が大変やからと花の美しさとかよりも、実体験が思い出として出てきて、

その当時はこんなことがあったと、思わぬ話になることもありました。

 

回想法とかいうとちゃんと勉強して正しくしないとって身構えますが、

昔の写真ではなくても、今も昔も変わらぬ植物たちは、

その当時を思い出すきっかけになってくれたりしています。

そして、その話に耳を傾けるだけで、その植物のこと以外にも話が膨らむ時があります。

そんなことが、きっと、心や脳に栄養と幸せな時間を与えてくれると思います。

 

写真でなくてもいいんです。

何かをきっかけに、ふと話したいことができたとき、

聞いてあげられたら良いのです。

 

今日も写真をみて

誰か何か

おしゃべりしてくれませんかね。

こんなこと

遠藤

さあこれからです

2021年11月02日(火)

朝の気温が低くなってきました

とうとう大原のカエデやモミジが色づきはじめました。

今週のうちにどんどん赤くなってくるでしょうか?

鮮やかに赤くなった紅葉はとっても素敵です。

 

毎年楽しみにしています。

 

そして、通勤する道中も山の色が赤や黄色が混じってきていますので

、この時期だけの楽しみです。

運転中にじーっと見るわけにはいきませんが、目に入る景色がきれいだと何もなくても、少し楽しい気持ちになります。

 

実りの秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋…

様々な秋が思い浮かびますが、いろんな活動がしやすい季節ということでしょうか。

何か新しいことを始めてみるのもいいかもしれません。

リハビリの秋とは聞きませんが、きっとリハビリもしやすい季節でしょう。

 

まだ眠たい方は、外の澄んだ空気を吸って

今日も元気に1.2.3.っと伸びをすれば

ほら、体が秋の空気で元気になったはずです。

こんなこと

遠藤

コスモス

2021年10月15日(金)

グリーンファームの一画がコスモスであざやかになっています

秋と言えば、秋桜(コスモス)ですね。

コスモスと言えばピンクが思い浮かびますが、

いろんな色のコスモスがありますね。

 

どれもきれいですが、集まって咲いているとよりきれいですね。

 

涼しくなりました

今朝出勤時に、いつも通りの服だと肌寒かったりしました

お風邪を召されぬようにお気を付けください

そんなこと

遠藤

きれい、でも、これは何の実?

2021年10月13日(水)

檜扇(ひおうぎ)って花があります。

鮮やかな色の花です。

祇園祭の期間中に京都では家で飾ったりするそうです。

私は京都出身ではないのでその風習は知りませんでした。

 

先日、

花壇でつややかな色の実が花壇になっているのを見つけました

きれいなので写真撮ってみました。

 

でも、何の花の実なんだろうってうちのスタッフたちの間で疑問になりまして、

でも、以前あそこに咲いていた花が思い出せませんでした。

なので、一生懸命調べました。出てきました。檜扇の実でした。

 

檜扇の実は、射干玉(ぬばたま)とも呼ばれ、

万葉集でも「ぬばたま」が夜とか黒とかの意味で使われて詠まれているそうです。

 

ひとしきりスタッフ間でもりあがったので、

こんなの作ってみました。

 

 

 

 

 

 

印刷したこれをスタッフが持って行って見せると

ある利用者がとっても気に入ってくれたそうです。

喜んでもらうために撮っている写真なので

喜んでたって聞くと…素直にうれしいですね。

また、撮るモチベーションが上がりました。

そんなこと

橋本

ありがたみ

2021年10月11日(月)

皆さまお久しぶりです。

 

まだまだ落ち着いたと言い難い状況ですが、何か書いてみたくなりました。

何から書きませうか。

 

色々と書くネタが沢山あった時期になかなか書けなくて、時機を失してしまったのもあるし、ままならないものです。

 

うちの若手や学生さんの話でもしますか。

 

かつてはセラピストの絶対数が少なくて、病院で奨学金を貸与するところもありました。

勿論ただでと言うわけにはいかず、期限付きでそこで働けば返済の必要なしと言う「お礼奉公」という制度もありました。うちのセラピストでも一時期短期間でしたが導入していましたが廃止しました。

 

看護師ではずっと以前から奨学金制度を導入していましたが、就職したとたんに年季明けの日を指折り数えるような奴とか、お金を返せば文句ないだろうという姿勢の奴が少なからずいたので、セラピストに関しては在学生とか高校生を対象とせず、グループでのセラピスト以外の就業者を前提としました。

 

取り合えず病院に就職したもののあらためてセラピストになってみたいと考えた者であれば、お金の有難みもよくわかるだろうし、長いこと居ついてくれるんじゃなかろうかとの期待込みでしたが。

結局セラピストとして復職せずに、奨学金を耳をそろえて返せば文句なかろうとの態度ありありの者が2人出た時点で奨学金制度は取りやめました(しかもそのお金は親が出したようです。奨学金の意味がない)。

 

医療機関や施設で奨学金を出すところはなくなってきたようですが、もう何年も前からの話なんですけど、世間で言われるほど景気が良いわけでもない証拠に、私が学生の頃よりはるかに奨学金を受ける学生が多いと学校の先生に話は伺っています。

 

奨学金と言ってもほとんどが返済必要なものですから、ぶっちゃけ借金なわけです。学校にもよりますが半数以上の学生が奨学生というところもザラとか。

 

学生によっては一旦は普通の大学を出たけれど、資格を取るためにリハの学校に入りなおした者もいますが、さすがに二つも学校に行かせてやれる余裕が親にない場合も当然あるわけで、一度大学を卒業して就職して働いて学費を貯めてからリハの学校へ入学する学生も少なくありません。

 

私の知る限り、親が経済的に厳しい場合は学生自身が働く以外の方法で、例えば他人に学費、生活費を集(たか)って進学して資格を取って、就職して「一人前でござい」とドヤ顔している輩はいませんでしたし、それが駄目だとはいいませんが、それでいてそういう人物に「立派な」とか「素敵な」とかいう形容詞が付くような価値観の社会にはなってほしくないものです。

 

ともかく社会人としてスタートの時点で本人自身が数百万の借金をかかえているなんてことは数十年前では稀なことだったんじゃないでしょうか。それが今ではかなりの学生がそういう借金を抱えています。

 

私は還暦近いおっさんで、この年相応に今の若いスタッフや学生に思うことはいろいろありますが、自分の学費を働いて得ている者はそれだけでもとても立派だなと思うこの頃です。

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そんなこと

遠藤

朝顔

2021年10月08日(金)

秋っていうとコスモスですが、

「おおはら雅の郷」の横に建っている

「大原健幸の郷」の裏手には朝顔が咲いていました。

 

大原の景色を背に、朝日の光を求めているかのように咲く朝顔です。

 

 

 

 

 

 

朝顔と言えば夏休みに小学生が育てているイメージですので、8月の花って思い込んでいました。

なので、こんな時期に???と思いましたが、

開花時期も8月~10月頃と書いてあったり、

調べると11月頃まで咲く朝顔もあるんですね。

 

調べてみないと、知らずに思い込んでいることがいっぱいありますね。

この仕事をしていても、

これはあれに効果があるってことは知っていても、

じつはあっちのことにも効果があるって知らないってこともあります。

自分が使えるものを最大限有効に使いきるには、

知っているつもりではなく、知る努力を辞めてはいけないんですね。

 

そして、こんな知るチャンスが時折あります。

そのチャンスに調べた人だけが、思い込みの壁を破って知識を増やせるんですよね。

 

なんか、そんなことに思い至りました。

 

私も、思い込みが多そうです

これからいくつもの壁を破っていかないと…

…できるかな…

…頑張ります

そんなこと

遠藤

クロコノマチョウ?

2021年9月25日(土)

おおはら雅の郷の散歩道にある金木犀が

香りを漂わせています。

そして、その散歩道で最近毎朝見かけているのが

蝶々です。

黒い影で飛んでいるのですが、ちらっと見た限りだとあまり模様がわかりませんでした。

でも、ちょっと止まっているのを見つけたんですが、

葉っぱそっくりで、枯れ葉のような模様でした。

 

タテハチョウの仲間ですね。

調べてみると、クロコノマチョウ(黒木間蝶)のようです。

 

以前に見たジャノメチョウも木の葉のようでしたが、

こちらはより本格的に枯れ葉に似ていますね。

子供時分なら捕まえて標本にするところですが、今の私は写真に撮るだけですね。

どうやったらこんな形や色、模様になっていったんでしょうね。

枯れ葉と照らし合わしながら形を変えたり戻したりできないのに、不思議なことです。

 

人間も2本足で歩いて両手を使っていろんなことができる身体を手に入れています。おかげで、他の動物では見られないほど多くのことができるようになり、多くの道具を作り、生活を変え、文明や文化を作ってきています。

 

リハビリは何かしら心や体に問題が生じたからしていることが多いと思います。

人間はできることが多いから、どこかに問題が生じると、できなくなると感じることも多いのかもしれません。

生活って、人それぞれの価値観で、人それぞれの在り方で、みんな違うところで今の生活を満足しているって感じます。

 

リハビリとしてかかわる限り、皆様には

今よりも満足できる生活を送ってもらいたいです。

心や身体を元気にするのはリハビリです。

生活でできることを増やすのも、生活範囲を広げるのもリハビリですが、

生活で不満を感じるところ、生活で物足りないところを

減らしていくのもリハビリですよね。

 

 


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