赤ちゃんの成長
2012年2月29日(水)
私事ですが、先日、第3子が産まれました。
子供の成長は、全ての親にとっていろんなものを与えてくれます。
特に、赤ちゃんの成長は感動してばかりですね。
また、私自身にとっては、
さらに学ぶことが多い機会でもあると感じています。
いままで、
第1子、第2子の成長の様子を身近に見ていて、
リハビリテーションの仕事に繋がるいろいろな発見があり、
座学や研修などでは手に入らない「気付き」や「理解」がありました。
試行錯誤していたり、あきらめたり、いきなり出来るようになったり・・・
日々さまざまな変化があり、その姿から学ぶことがあります。
たとえば、
何かをするとき、
我々にとって「簡単なやり方」と「難しいやり方」単純に思うことがあって、
そんなやり方では・・・・なんて見ていたりしますが、
赤ちゃんにとって、実は逆だったというようなことがよくあります。
試しに、
私が片麻痺治療中だった時期にやってみましたが、
「赤ちゃんが正しい!」 と思うことがいっぱいありました。
私の関わった患者様でもそういう風に言っておられることも多くありました。
我々は、赤ちゃんの頃から、
さまざまな試行錯誤をし、いろんな能力を身に付けて、
さらに高いレベルの能力を身に付けるという風に成長しています。
つまり、
我々が、簡単だと思う方法は、
高度な能力の習得があることで、成り立っていることが多くあります。
老若男女問わず、出来ないことに取り組むときには、
いきなり高度でスマートな方法を習得することはとっても難しいことです。
赤ちゃんのように、
簡単なことを一つずつ試行錯誤して身に付け、少しずつ難しくしていくことで、
ちょっとでも成長することが出来れば、今より出来ることも少しずつ増えていくのです。
千里の道も一歩から
急がばまわる気持ちで取り組むほうが結果が良いと思います。
新たに一から成長していく姿を見つめることができる機会に恵まれ、
いろいろな体験や発見が出来ることをとても楽しみにしています。