ヤバいのは
2016年1月28日(木)
一応アイドルグループの独立騒動は沈静化したようですが、雑誌でどなたかのコメントに「アメリカのショービジネスではありえない事態」とありました。
そもそもアメリカでは芸能事務所に属するということがなく、俳優であれ、コメディアンであれ、歌手であれそれぞれが自分で自分をプロデュースしてキャリアアップを図っていくのが普通なんだそうです。その為それぞれが個人でマネージャーやエージェント(仕事を取ってくる)を雇っているそうです。これは駆け出しのタレントでも普通の事だそうです(成功報酬なので可能)。
それを聞いていて、映画監督の園子温さんのコメントを思い出しました。
「日本の役者はちょっとヤバいかもしれない」
なんでもハリウッドでオーディションをすると、全員監督の過去の作品を観てから来るそうですが、日本では誰も勉強してこないとか。
園さん、役者だけですか?
オーディションと言えば、役者さんの就活ですよね。
セラピストの場合、9割超の学生は就職希望の施設の資料もホームページも目を通していないようです。
「最近の若い奴は…」と言う向きもあるかもしれませんが、そうじゃないんです。
私の知る範囲ですが、30代40代の社会人経験ある学生でさえ、資料に全く目を通していない人の方が多いです。
気になるのは一般大学の学生の就活ではそのような傾向はあまり見られないと、伝え聞いていることです。
資格さえ持って選ばなければあぶれることもなく、「失敗した!」と思って1年も満たないうちに辞めたとしても、次があるような状況じゃ、一般学生と同様に就活に取り組めと言っても難しいのはわかりますが。
ある程度生活が保障されているというか、仕事が保障されているとそうなりがちなんでしょう。
能力次第のタレントさんでも事務所に属して給与制なら意気込みが違ってきます。
ただどうかすると3年次から就活が始まる一般大学生に比較して、就活をあまりしなくていい分卒業ギリギリまで勉強している点はいいですね(最終学年の2月に国家試験があるという理由なだけですが)。
次回私のブログは2/4です。