京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

橋本

行く末

2014年5月30日(金)

先月、研修会の手伝いに行く途上、コンビニに立ち寄って飲料水を買った時の事。

レジで対応したのは名札を見るところ研修生の高校生らしき男子。160円の請求に、財布の中の小銭を減らしたい私は210円を彼に渡しました。暫く沈黙の後彼が言ったのは

「いくら返せばいいですか」

(わかってます。わかってます。この逸話が突っ込みどころ多々あるのはわかってます。でも現実として私はそう彼に聞かれたんです)

 

別の日、別のコンビニでレジに行くとまたもや研修中の高校生らしき男子。

342円の請求に、またもや財布の小銭を減らしたい私は、百円玉2枚、五十円玉3枚、一円玉2枚をレジカウンターにおきました。

そのままの状態でバイト店員君が硬直すること10秒前後。しびれを切らして思わず「お前、大丈夫か」と大声で言ってしまいました。慌てておばちゃん店員が彼の横について清算してくれましたが、見るところ彼は明らかに小銭の勘定が出来ない様子でした。

 

つい先日あるスタッフと面談していて

「1日の誤差が0.2として、10日では?」

「(しばらくの沈黙)20ですか」

「はぁ?」

「(しばらく沈黙)2です」

「じゃあ、1年365日では?」

「(沈黙)730…」

「…」

「73です」

「お前、大卒だったよな」

 

この程度の学力を持つ者が、高校生のみならず、大学生や、社会人にどれほどいるのでしょうか。

こう短時日に3つも似たようなケースに遭遇すると相当数いるに違いない、と思わざるを得ません。

 

今日は休みなんですけど、朝からネットでニュースを見ていたら、サイバー大学という広告を見ました。

なんでも、従来の通信教育とも違って、スクーリングに参加する事も無く「大卒資格」がとれるとうたってありました。

 

私は、高校や大学を卒業する事自体は、「資格を取得する」と言う事ではなく、本来相応の知識や教養を身につけることであると思っていました(実態がそうでなかったにしてもです).

 

あの社長がやっている会社が運営する大学なら、義務教育さえ危うい人に平気で「大卒資格」を乱発しそうですね。

 

皆さんはどうお感じになりますか。

 

次回、私のブログは6/5の予定です。

 

 

 

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