京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

橋本

失敗したら(続き)

2012年2月02日(木)

今月は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の国家試験が行われます。
学校の成績がどれほど優秀だろうと、どれほど適性があろうと、年に一度のこの試験にパスしなければ、名乗ることは出来ません。当然内定していた就職もパァです。

当然学生は真剣に取り組みますし、学校も国家試験の合格率がそのまま学校の評価になるわけですから、真剣です。

一般の方々はご存じないかもしれませんが、昨年の国家試験の合格率は過去の合格率をかなり下回った年でした。学校によっては30~40ポイントも例年より下回った学校もありました。当然全国平均値を大きく上回ったり、数少ないですが100%を誇る学校もありました。数字が良かった学校はホームページにもその事を掲載しますが、悪かった学校はなかなか表に出せないのも人情です。そんな中、堂々と合格率50%と公表した学校がありました。その学校は他校と違いちょっとユニークな教育方法をとっているところで、ユニークとは言いながらとても効果的な方法と思えるやり方と、私には思えたので密かに注目している学校でした。だからその学校のホームページで合格率を目にしたときは二重の意味で驚きました。

同時にその学校の先生方の並々ならぬ決心というか、覚悟が伝わってきました。前回1/30のブログ「失敗したら」でも書いたとおり、一度失敗を口に出して言ってしまった以上、二度と同じ過ちは犯せないわけです。また同じような結果であれば「本当に駄目な学校」のレッテルを貼られるわけですから。でもそんなことにはならないでしょう。失敗を公言するというのは、自ら認め原因もわかっている、対策も立てているということですから。

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