受容すること
2012年2月14日(火)
世間ではバレンタイン・デイと言うことらしいです。
いわゆる「義理チョコ」ではない「本命チョコ」を手にして久しく、また数えるくらいにしかない私にとっては、余り縁なき日本の習慣です。
先日、妻と久しぶりに堅田(注1)のイズミヤ(注2)へ出かけたとき、スーパー内の眼鏡屋に連れて行かれ、「あんた、チョコなんかよりこっちがええやろう」とルーペを買ってもらいました。
そうなんです。最近細かい字が読みにくくて、近視眼鏡をずらして顔を近づけて文字を読む癖がついてしまってるんです。妻からしたらそんな姿が爺むさくみえたんでしょう。ありがたく受け取りました。
高齢の方と話していると、「最近足腰が弱くなった」とか「物覚えが」とか身体の衰えを口にする方が多いです。
そう口にはされていても、本当にそう思っているのか、疑問に感じることも少なくありません。足腰が弱くなったと思うのなら、何故何時までも若い時のように立ったまま靴を脱ぎ履きするのか?何故腰掛けてしないのか?物覚えが悪くなったと思うのなら、何故メモをとろうとしないのか?
結局口にはしながら、心のどこかで「まだまだ大丈夫」「まだ何とかなる」「そう大したことじゃない」。そう言い訳しながら、本当は衰えを認めていないのじゃないのかなと思えるんです。
「昔はこうじゃなかったのになぁ」☚生まれた時は若かったって嘆いているのと同じだよ!!
注1 堅田:大津市、琵琶湖大橋の西側
注2 イズミヤ:近畿地方を展開するスーパーマーケットチェーン