昔、うさぎ飼っていました2
2012年3月06日(火)
私が昔、うさぎを飼っていた話を以前もしましたが、
そのうさぎは、約10年生きました。
うさぎの寿命を考えると、
それなりに寿命を、まっとうしたようでした。
ただ、人間と同じで、最後は、老化現象が見られ、
老化に伴う病気にもなりました。
どんな老化現象かというと、もちろん、動き回る量が減ったりも多少ありますが、
もっとわかりやすいのが、
失禁です。トイレでしかしないはずが、
トイレ手前で間に合わないことが増え、そのうちその場で漏らすようになりました。
病気はというと、本当にこれが最期になった病気ですが、
人間でも、高齢になるとなりやすい脳梗塞での片麻痺がありますよね。
このうさぎも、片麻痺になりました。
そして、どんどん弱り、歩くどころか、寝返りもうてなくなり、
食事も流動食を注射器で口に流し込んで食べさせないといけなくなりました。
注射器で流し込んでも、うまく食べれず、痩せていきます。
時々、病院で点滴して栄養を補助していました。
栄養状態が悪く、寝がえりもうてませんから、人間と同じく、褥瘡ができてきます。
つきっきりで看病はできませんが、母が時折寝がえりさせていましたが、
状態は悪化し続け、死を迎えました。
当時、私はすでに就職していました。就職するに当たって、実家を出ていましたので、
この時期は、休みの日に様子を見に行くぐらいしかできませんでした。
ある日様子を見にいくと、母から、今日はいつもより手足が動いて元気だね。
と、言われて、ちょっと安心して帰ったのですが、
その日の夜、すぐに急変して旅立ってしまいました。
母からは、きっと、お前がくるのを待っていて、来たから頑張って最後の力だしていたんだよ。
ってことを言われました。心が痛くて悲しかったことを覚えています。
もしかしたら、人間にするように、
入院して、24時間看護を受けて、毎日点滴して、治療を受けることができたら、状況は違ったのかもしれません。
ただ、うさぎにはそういうチャンスはありませんでした。うさぎはこの病気になったときに死が決まりました。
でも、人間は、状態を改善するために、そんな治療も受けることができます。
そして、改善してきたら、より回復する為にリハビリを受けることもできます。
人間にはチャンスがあります。
このチャンスで、少しでも大きな成果をつかんでもらうためのお手伝いが私達の仕事です。
せっかくのチャンス、その時しかできないことがあります。
もし自分にチャンスが回ってきたら、やれるだけやってみてください。
そのやる気を手伝うスタッフが少しでも大きな成果につなげてくれるはずです。
さあ、注文の多いお手伝いさん出動です。