硬い煎餅と地道な努力
2012年3月12日(月)
先日、草加煎餅を買ってきました。
居間で袋を開けて息子と食べて居たのですが、
0歳の娘も煎餅に興味を持ち、手にとっていました。
まあ、どうせ食べれないけど、なめるくらい良いだろうと取り上げずそのままにしました。
大きな煎餅を両手で持ってほおばる姿はかわいく、写真を撮りました。
しかし、しばらく経って、ふと見ると、煎餅の上4分の1ほどがなくなっていました。
どこかに割れた煎餅が落ちていないかと探しましたがありません。
…歯は下の前歯2本しか無い娘ですが、硬い硬い草加煎餅をどうも、なめてなめて食べたようです。
煎餅を確認すると、煎餅の断面は滑らかに加工されていました。
こんな煎餅の断面は見たことがないなと感心しました。
食べることに、ことさら意欲を燃やす私の娘は、
地道ななめるという努力で、硬い煎餅を食べることを達成していました。
私があんな歯の状態で、力も強くない状態になって、硬い煎餅を食べるか?って思うと、
食べる前に、「どうせ食べれないから」と、あきらめて断念すると思います。
そして、好きなのに、見もしなくなって、自分の生活から煎餅を遠ざける気がします。
やはり、どんなこともあきらめず、地道に努力することで、周囲が出来ないと思うことを達成できるんだなって、
煎餅を食べてとても満足げな娘を見て、ちいさな感動をしました。
まあ、私の娘が食い意地張っているってだけかもしれませんが、それでも興味あることが頑張れないと、楽しい生活を送れませんからね。
一旦出来なくなった事も、前のように上手く出来なくても、同じ方法では出来なくても、誰かにもう出来ないっていわれても、
目的に向かって努力を続けることが出来れば、それを味わうことは、
少しだけかも知れませんが、またできるかもしれません。
地道な努力でつかもうハッピー!