京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

橋本

縁(えにし)と相性

2012年3月19日(月)

出ました・・・

 

何がって、自家感作性皮膚炎です。先週鏡を見て気がつきました。あまり痒みもなく、いつもとは違う場所に出ていたので(いつもは前腕)、鏡をちゃんと見るまで気がつきませんでした。

 

髭をそると悪化させる可能性もあるので、一週間も髭を剃っていません。こういう稼業ですから、職場で素顔をさらすわけにもいかず、ずっとマスク装着中です(まぁ、花粉症もあるんですけど)。マスクで隠しているとは言え、よく見れば無精髭が伸びているのがわかりますから、職場内をあまりうろつかないようにもしています。

 

お陰さまで、頭皮の湿疹は残っていますが、顔の部分はましになりました。油断をするとぶり返すので、後しばらくは髭剃りできないでしょう。トム・クルーズの筈が只のオヤジ顔です・・・orz

 

それはともかく今だ当院は新年度採用分を募集中です。先週末も採用試験を行いました。今週も今のところ就職のための見学予定が入っています。

 

当たり前の話ですが、募集はしていても応募してくれば誰でも採用するわけではありません。今日の時点で理学療法士、作業療法士、言語聴覚士合わせて20名の内定者がいますが、ここに至るまでに何人もの応募者が不採用となりました。

当院の場合採否を左右するのはまず面接です。こういう書き方をすると、不採用の場合人間性を否定しているようにとられかねませんが、そうではありません。

私自身採否を決める会議では「駄目」という言い方をしますが、それは当院には「駄目」と言う事であって、言い換えれば当院には「合わない」ということです。京都大原記念病院では活躍できなくとも、他の場所では持てる才能を生かせるということです。京都大原記念病院ではあたら才能をつぶすのみと言う事です。いずれにしろ可能性でしかありませんが。

 

合わないというのもいろいろな理由からですが、最たる理由は―当院では技術職というのを教えられなくとも、創意工夫で何とか格好つけるもの。教えてできるものならその辺のオッチャン、オバチャンに教えても出来るはずだから、資格など必要なしと考えています。かたや就職を望む人が就職先にセラピストとしての技術や知識を教えてもらおうと期待しているならお門違いと言えます―いかがですかこんな両者では「合わない」というのもお分りいただけると思います。

 

ですから面接で採用されなかったからと言って、人間性が否定されたと考える必要はないわけです。言うなれば選択を間違っただけで、それも応募者側のみが間違ったわけではなく、不採用を決めた当院側が間違っていることだってあるわけです。

 

そのミスマッチですが、採否を決めるのはわずか2時間にも満たない採用試験で決めなければなりませんが、応募する側にとっては十分吟味する時間があるわけです。最近は事前にネットで情報収集する事は当たり前のようですが、そこで終わる学生さんが非常に多いです。わずかA4サイズ1枚の求人票とホームページを見ただけで、1時間半ほどの施設見学をして、応募するかどうかを決める人がほとんどです。こちらから渡した資料をほとんど読まずに採用試験に望む人が大多数ですし、資料にないような質問をして吟味する学生さんなど皆無です。これではミスマッチがおきても仕方ないと思います。

 

一方でどれほど吟味しても、蓋を開けてみなければわからないと言う事もあるわけで、そんなこんなを考えると就職も男女の仲と一緒で縁と相性につきますね。

 

 

 

 

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