日本語は難しい
2012年6月21日(木)
最近、ほぼ全ての公文書がパソコンで作成されるためか、変換ミスによる誤植が多く見られます。
スタッフが作成する書類を読んでいると誤植だけではなく、助詞の使い方で2つの意味に取れるものや文章のつじつまが合わない表現をしているものによく出会います。
例えば、
誤植では「療法⇒両方」になってたり、「後方⇒広報」になってたり・・・読み返して確認したら間違えに気付くはずだと思いますが、間違えたまま提出されることも時々あります。
こんな場合であれば、読み手も誤植だと気付かれると思いますが(私が確認して発見した時は修正させます!)、助詞の使い方を誤ると書き手が伝えたい事と違うように伝わってしまう事があります。
これでよく見るのが『~から』と『~より』の使い方で、
①『先月よりバイト代が上がりました。』
②『先月からバイト代が上がりました。』
①では、”先月よりも今月の方がバイト代が良かった”のか”先月からバイト代が上がった”のか分かりませんが、②は後者であることが明らかです。
みんなが少し注意して、自分の書いた文章を読み返す習慣を着けていくと、こんなことも少しは減っていくのではないかと思います。
まあ、こんなことを偉そうに書いていますが、私自身も文章を書くことがとっても苦手で、書きあがった文を読んでは文章力やセンスのなさに落ち込むことも多々。
文章で伝えるときも、言葉で伝えるときも相手に自分の伝えたいことが正しく伝わるように表現する・・・難しいけど、大切なことですね。