優しい家
2012年8月22日(水)
今日は2週間ぶりの部ログ担当です。
自分の実家(福岡県)、主人の実家(天橋立の近く)をはしごして帰省して来ました。
福岡の実家では父母とゆっくり飲みながら語らい、のんびりと過ごさせてもらいました。
ホント田舎はいいですね。
ところで、九州は暑いところと思っている方も多いかと思いますが
京都に比べると幾分マシな暑さでした。
(家の機密性にもよりますが、夜は窓を開けるだけで十分寝ることが出来ました。)
やはり、盆地の京都は湿度が高く暑いようです。
今回、主人と私の両方の田舎に帰って気になったことを書きたいと思います。
主人の義母、私の両親共に70歳過ぎ。
義母にあっては医療保険制度の中では後期高齢者と言われる年齢です。
母屋と隠居と言う形で義兄夫婦と同居し、全て自立して生活しています。
少し前までは「少しは休んでください。」と言っても、じっとすることなく働き者の元気な義母でした。
今回帰省すると、そんな義母が足を引きずりながら歩いています。
話を聞くと、数日前に転倒し右膝を打撲。翌日に家の中でコンセントに引っかかり、再度転倒し左胸を打撲・・・
直後に整形外科を受診し骨折もなく、幸い大きなケガに至らずに済んでいますが、これから先いつ手術しなければならないような大きなケガをしてしまうか分かりません。
義母が住む隠居と言われる家は、いたる所に段差がある昔ながらの家で不安がいっぱいです。
60センチ以上ある玄関の上がりかまちや部屋と部屋の境にある敷居や段差・・・
田舎の家屋なので、急な階段や台所以外の部屋は四方が障子やふすまで手すりなどを取り付けるための壁もほとんどありません。
風情ある家屋ですが高齢者には少し優しくない家・・・
帰省から戻る頃には痛みも軽減し、いつもの元気な義母に戻ってきていましたが、
これから先、義母がこの家で安全に生活するために出来ることを考えなければ・・・と思いました。
今のところ、介護保険の申請はしていませんが、そろそろ申請を考えてもいい時期かなと思います。
もしものときのための準備・・・やりすぎる必要はありませんが高齢者だけでなく家族みんなに優しい家にしておく必要があります。
『転ばぬ先の杖』
準備できていますか。