職能
2013年2月19日(火)
お仕事柄や会話の進み具合で、ご職業は?とお聞きする事があるかと思います。
しかし、聞く前に「この方はたぶん○○かな?」と創造想像したりしませんか?
聞いて見て「創造通り、やっぱり○○関係だった」と思う事は度々あります。
なぜ、創造通りと思ったり感じたりするのでしょうか?
・創造する側が○○の職業を知っている。
・創造する側が会話の中で、その要素(専門性)を感じる。
・創造する側が第一印象で、その要素を感じる。
など・・・・・さまざまな要素を汲み取って思ったり感じたりする。
では、創造する側ではなく、創造される側としてその要素を作り出すには。
・社会的にその職業を正しく認知される様日々努める(利用される方々に)。
・その職業である専門知識を習得している(職能への向上)。
・その職業を毎日勤め上げる(毎日その仕事をし続ける)。
など・・・・。
毎日勤め上げるからこそ、その雰囲気が醸し出されます。
その雰囲気は?
見た目(制服)や話す言葉もありますが、体から滲み出るものがあります。
特に職能人であればこそ、職能にあった筋肉を日々使い、鍛え、見事までに余分な動きが見られなくなります。
※芸術的な動きとも思えます。
仕事中「しんどい」は仕事道具を手に入れるための努力時期であり、この「しんどい」がいつしか忘れるぐらいになるのでしょう。
そうして、同じ品質を保ち続けながら、また良質なものを提供し続けることが雰囲気として表れるのでしょう。
必要な仕事道具を手に入れ、
その道具を日々手入れし、
その道具を使いこなしてこそ、
良質なものを提供し続ける事ができる事をよく知っている、これも職能人である証かと。
そこに到達するには・・・、と思うと。長い道のりかも知れません。
しかし、長きに渡り手に入れてこそ「味」があるのだと思います。
ですので病気になられて、職業に復帰するには時間がかかるかも知れません。
その仕事道具を再度手入れして(筋肉)、道具を加工し直して(動き)、しんどいを忘れ(継続)るぐらいまで努力する。
そのために私たちは少しでも、1日でも早く現場に復帰させる手助けを使命と思う今日この頃得です。