京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

橋本

神通力

2017年11月02日(木)

先々週になりますか、珍しくリハビリテーションケア合同研究大会なるものに行ってきました。

正直勉強のためと言うより、開催地が生まれ故郷と言うのが大きかったんですけど。

 

うちの看護師が座長をやってるというだけで、あるセッションに腰を落ち着けたんですけど、その中で看護師や介護職は勤務時どんな場面で怒りを感じるかと言う研究テーマがありました。

多忙の折にナースコールが鳴るとどうしても怒りを感じてしまうと言うものでした(鳴らす患者さんにではなく、誰も対応しようとせず自分にお鉢が廻ってくることに)。

 

質疑応答でどなたかが患者さんが鳴らさないように先手を打って看護するのが云々とも仰っていましたが、私の意見はもっと別物です。

 

皆さん「ナースコールが鳴る(鳴っている)」と表現していましたが、私には「患者さんが呼んでいる」です。あれはスピーカーが電子音を鳴らしているんじゃなくて、患者さんが助けを求めて呼んでいるんです。

 

私は看護師でも介護士でもないので、本当のところ彼らの仕事の大変さを理解しているのかと聞かれれば、見ている範囲でしか答える事が出来ません。

 

ですから患者の立場から物申します(入院歴5回、自慢にゃなりませんが)。

看護師や介護士がどれほど忙しくて機嫌が悪かろうが、仏頂面だろうが、どれほど嫌味言われようが、ブータレてようが、彼らが顔を見せるだけで患者はほっとするんです。時には家族が顔見せるよりも安心させることができるんです。

顔見せるだけでそれだけの芸当が出来るのはあとは医者くらいなものです。

 

セラピストには逆立ちしたってそんなマネはできません(残念!!)。

 

次回私のブログは11/7頃の予定です。

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