京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

土井

夢と現実のバランス

2012年8月24日(金)

子供の頃からバイクや車が大好きな子供でして、

5歳の頃には、どのおもちゃ売り場にあるミニカーも、全て持っていました。

学生になり、免許をとった時には、

あれが欲しい、これが欲しいと、欲しい車がいっぱいで、試乗三昧。

運転技術がないと運転ができないものに「将来乗るぞ!!」と

バイトをいっぱいしてみたり、走りこんで練習したりで、頑張っていました。

 

就職して期間もたち、生活が落ち着いた頃、

好きな車を買って、ちょっとずつステップアップしようと思ったのですが、

ほとんどがATのみで、エコ志向で、ずんぐり大きくて、

ミニバンかコンパクトカーの形をしているなど、似たり寄ったり・・・・、

走る・運ぶ・装備・安全性・快適性・耐久性など、

車の基本要素で、明らかな癖のある車なんてほとんどなくなってしまいました。

(電気か、ハイブリッドか・・・ぐらい)

もう、周りに売られている車の中に、私が夢見たものはほとんどありません。

 

いつも、

親や周囲からは、大人になって、稼ぐようになったら、好きにしたらいい・・・

と言われていたものの、

できるようになったときには、普通には手に入らなくなってしまいました。

そして、コツコツ努力していても、

能力・お金・環境、そしてタイミングの全てがそろわないと夢がかなわないのが現実で、

ただの憧れになってしまいました。

 

何事も、頑張ればなんとかできるのではなく、

目標を達成するための条件や、やんごとなき事がいっぱいあり、

その条件が全てそろうのか、どれくらいそろわないのかによって、

どの程度、達成できるかどうかが変わります。

そして、

夢だけを追い求めれば、生活や環境が破綻してしまいます。

現実的な対応に徹すると、意欲や想い、そして個性が失われます。

どちらもバランス良く・・・できたらいいんですけどね。

なかなか難しい。

 

母親によく言われたことと、師匠から指導としてよく言われたことが、

「無いもんは無い!言っても無駄!だから、それの上で何とかするんや」

でしたが、

今はそのバランスが大事だと言うことなんだと理解しています。

 

それにしても、

私が夢見る人生最後と決めたバイクは・・・たぶん届かぬ夢・・・

そして、夢見る目標の車は・・・まだ少し現実的か・・・

それでも厳しいんでしょうね(;_;)

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