京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

遠藤

私の好きなコミュニケーション術?

2012年10月19日(金)

私自身は人としゃべるのは得意ではありません。対人緊張がとっても高いのです。
(あまりスタッフにそう思われていなかったりしますが…なぜでしょう?)

 

心当たりが少し、
私は患者さんとしゃべりだすと結構無茶な会話をしていると思います。
もちろん丁寧にお話しするように気をつけています。
でもその一方で、その人と私だけの世界を作るように心がけています。
だから、結構無茶な会話をしていたと思います。(ときに漫才みたいって言われたり…)
たとえば、
バラエティー番組などで流れる大阪の、店の常連さんと店員さんのやり取りをテレビで見た事ありますか?

 

結構無茶な会話になっていて、
初めて見る人には、おいおいむちゃくちゃな会話やな、
失礼でしょうよって会話を互いにしていますよね。
ここで大事なのは互いにって所です。

 

店員さんだけが失礼なら失礼です。
お客さんだけが失礼であっても失礼です。
でも、互いに失礼を言い合って、楽しんで笑っていたら心地よいジョーク(冗談)です。
しかもちゃんと真面目な商売をして、売買が成立してもしてなくても、
別れ際にはお礼を言い合うステキな関係です。
そこには、互いに信頼しているってキーワードが必要です。
そうでなければ相手の会話で笑えませんし、会話の中で喋りが失礼にならない自信も生まれません。

 

そんな感じの
上下関係、利害関係ではなく、心地よい関係がいいなと思っています。
互いに持ち上げもするし、落としもする。
そんでもって肝心の、真面目な話はきちんと真面目に向き合えるって事が大事だと思います。
※そうでないと良い買い物ができませんから、常連にはなりませんよね。

 

そして、
つらい事も、言いづらいこともジョークにする事で相手に伝える事ができるし、
相手も軽く聞けて、その場がジョークだから、後で持ち帰ってゆっくり思案してあげる事もできます。
ジョークを言い合っているからこそできる会話もあります。

 

テレビで見るような大阪人丸出の会話をそのまま他府県でするのは、ちょっとアカン思いますが、
※京都も大阪ではありませんので…アカンです。
大阪人のコミュニケーションには、すばらしいところがあると思っています。

 

互いに相手を信頼しているからこそできる。
そんな会話をしたいですね。

 

「笑い」と「信頼」の両立ができたらいいな。

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