京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

遠藤

お食事を支えたい

2013年8月27日(火)

今は食べ物も形態を選べます。
ゼリー状のもの、ペースト状のもの、ミキサー状のもの、固形のもの
自宅で使える市販のものも売られていますね。

 

当グループでも14年前は、ミキサーか、キザミか、普通の食事かって所でした。
なので、水気のものがむせて、きざみが食べられなかったら、
もう食事以外で栄養を取らないといけませんでした。
当時、管理栄養士さんを中心に言語聴覚士と作業療法士もプロジェクトチームに参加して、病院の食事をゼリーやペーストの食事形態を作り、試行錯誤の上で、5段階にしました。食事の勉強会もグループ内でしました。

 

そしていまは、より多くの人が、口から咀嚼して食べることができます。
もちろん、食べる機能がさらに低下して食べられなくなる方はいらっしゃいます。
いつまで食べるのか?いつまで食べられるのか?
介護施設や病院にいるとずーっと一つのテーマです。

 

当グループの2つの介護老人保健施設でもそれぞれ管理栄養士さんが居ます。
今日も奮闘してくれています。
そして、時々一緒に利用者を見たり、どうするか考えたりすることもあります。
チームの1人です。
介護老人保健施設でも、いろんな職種がチームになって今日を頑張っています。

 

栄養が取れれば生きていられるから良いってことでなく、
口から食べたいって思いを微力ですが支えたい。
そんな気持ちがチームにはあります。

 

14年前、プロジェクトチームに参加していた頃がふと懐かしくなりました。

今では、こんなものを提供するチャンスが私たちの老健にもあるんです。

いろんな職種で一つのチームなんです。

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