京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

橋本

白内障

2022年6月29日(水)

手術の話を書いてませんでしたね。

結局、体にメスを入れる手術も通算5回(白内障は両目1回でカウント)となりました。扁桃腺、盲腸、骨折(2回)、白内障と見事に診療科もバラバラです。成人してからは今回が初めてです。

 

手術中の怖さは扁桃腺切除がダントツですが(だって口開けた私の目の前で先生が刃物構えるんですよ)、術前の怖さは白内障です。何が怖いって、目に刃物入れるんですよ。想像しただけで尻のあたりがムズムズします。実際は手術中は当然麻酔が効いていますし、何か見えるかというと無影灯の光が直に当たってwhiteout状態で何も見えませんでした。

 

麻酔はしているはずなんですが、我慢できる範囲でしたが痛みました。

後で聞くと私は正常より目玉が大きかったからだそうですw

 

手術そのものは時間もさしてかからず、大変なことはなかったのですが、何が大変ってズバリ「目薬」です。

まず手術前1週間朝昼晩寝る前と1日4回数種類の目薬を手術するほうの目にさす。手術当日それに加えて2種類の目薬を朝昼の2回さす。

 

術後また1日4回これまでとは違う目薬を約2か月数種類さす。今度はその数種類の目薬のさす順番まで指定される。術後1週間で今度は反対側の目の手術1週間前となったので前回と同じようにさす。

 

術後術前1週間被っている間は右目と左目にさす目薬も違うし、さす順番もあって気が狂いそうなくらい面倒くさかったです。

 

目薬以外にも暫くは顔が洗えないとか(1週間。数日は顔の清拭さえNG)、風呂に入れるのは翌日からでも、お湯を頭からかぶれるのは1週間後とか。

 

白内障の手術自体は簡便なこともあって、入院の必要なしで日帰りで出来るようになりましたが、自己管理がしっかりできる人でないとこれでは難しいようです。

 

それでも以前に比べてよく見えるようになったんで、良しとします。

 

当たり前の話ですが、現役で働いている人は普通風邪くらいの病気にかかったことはあっても、入院ましてや手術の経験がない方が多いと思いますし、それが普通でしょう。

 

その普通というのが健康の証ですし、それに越したことはありません。セラピストも健康であるに越したことはありませんが、やはり経験したことがない分、患者さんの気持ちに疎いのは否めません。

 

かく言う私はじゃあその分わかっているのかというと、多少はわかっているとは思っていましたが、最近になってやっぱり分かってなかったのかなと感じています。

 

勿論怪我や病気になれば、怪我人や病人そのものですからわからないわけないのですが。

 

ここ数年何の予兆もなく医者にかかる必要が生じるほどの不調が数か月間隔で起きるようになって、何となく高齢の患者さんの気持ちがすこ~しわかったような気がします。

 

以前ここに書いたかもしれませんが、高齢の患者さんには「あるある」な話で、今の健康状態を憂いて「昔はこんなじゃなかったのに」との嘆き節に、いつも「生まれたときは若かったのに」と言うくらい当たり前の話に悲嘆しても仕方がないと思っていました。

 

数年に一度くらい何か体の不調があっても年を気にするようなことはないんでしょうけど、年に数回全く予期しないような体調不良や病気が出てくるようになると結構気が滅入るようになります。

 

つい「昔はこんなじゃなかった」と恨めしく思うこともあります。

 

最近の私がまさにそれです。

 

なんとか気分を変えることにします。

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そんなこと

遠藤

今日この頃

2022年6月27日(月)

先日、懐かしい先輩に久しぶり(かれこれ20年以上は経ったはずです)にお目にかかりました。

細かった先輩の身体が全体的に少しぶ厚くなっていました。

ガリガリだった私もポテンポテンのお腹になっています。

互いに体形が変わったと確認しあいました。

 

体重は変わっても性格が変わるわけではありませんね。

人となりは、自分がこんな療法士になりたいって思った当時の先輩のままでした。

 

いろんな療法士がいます。

私も、周りからどう思われているのかはわかりませんが…

気づいたら、もう就職してからの年数より、定年退職までの年数の方が短くなっています。

そして、

家で模様替えしていたら、古い写真が本棚から出てきました。

その先輩が居た当時の職場で撮った自分の写真です。

当時のユニフォームを着た若い自分が笑顔でピースして写っています。

とっても元気そうでした…自分ってこんな顔?体形?だったっけ…

 

若いスタッフの親御さんの年齢はもう私と変わらないし、

若いスタッフが生まれたころに就職している現実が…

就職してから成長した気もしないのに、いつの間にか年を取ったと感じる今日この頃です。

 

黄色い花の影に紫のつぼみを見つけました。

桔梗もそろそろ咲きそうですね。

桔梗の花言葉は「永遠の愛」「変わらぬ愛」「気品」「誠実」などがあり、

英語では「endless love(永遠の愛)」「honesty(正直者、誠実な人)」「the return of a friend is desired(友人の帰りを願う)」「obedience(従順)」だそうです。

こんなこと

遠藤

カミキリムシ?

2022年6月20日(月)

 

 

 

 

 

 

 

梅雨ですね。

大原も紫陽花が咲き始めました。

 

さて、そんなある日に窓枠にこんな虫が止まっていました。

パッと見はカミキリムシかと思ったんですが、顎の感じが違いますね。

色は綺麗ですが、なんとなく触る気にはなれず手でつまんで追い払うのはやめました。

カミキリムシならつまんで追い払うんですが…知らない虫は躊躇しますね。

後日、気になって調べてみました。

…その名も「アオカミキリモドキ」のようです。

そして、

この虫は毒を持っているそうで、身体をつぶすと毒液が出るのですが、

脚からも毒液を出せるそうで、不用意に触ったりすると脚から出た液に触れた

指が火傷に似た状態になってかゆみも出るようです。

衛生害虫としても知られ、「デンキムシ」「ヤケドムシ」という別名持ちだそうです。

 

手でつまんで追い払わなくてよかったです。

知らない虫に安易に対応して火傷を負うところでした。

 

知らないことを知ったふりして、安易に対応して、失敗する。

知らないことには、注意深く対応することも大事ですね。

こんなことからも実感しました。

へんなこと

橋本

紛れる

2022年6月16日(木)

以前も書いたと思うんですけど、私腰痛持ちです。

 

腰痛持ちと言っても何時も痛いわけじゃなくて、理学療法士らしからぬ或いは患者らしからぬ体の使い方の時に痛みが出るわけで、常日頃は注意深くしていれば何の支障もありません。

 

それでも年のせいか6、7年前から左足の裏が痺れるようになってきました。

ここ半年は右足の裏も痺れるようになってきています。

 

先日風呂に入っていて足の裏を洗っている時に気付いたんですが、両足ともに「魚の目」が出来ていましたorz

 

ま、それだけの話なんですけどね。

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あんなこと

橋本

Try&Error じゃ足りない

2022年6月14日(火)

小学生の頃に読んだ漫画に「釣りキチ三平」がありました。

その中で釣りが巧くなるには、短気な方が良いとありました。

気長にじっと待っていても魚は釣れない。

餌はどうか、仕掛けはどうか、ポイントはどうか等、現状駄目なら待つのではなく検討しないと魚は釣れない。

短気に色々と考えをめぐらさないと駄目だというようなことが書いてありました。

 

短気かどうかはともかく、釣りに限らず、結果が出なければ、やり方にこだわらずに、色々と検討して変えなきゃ駄目だというのは道理だと思います。

 

昨年若手のスタッフに「浪人」の話をしました。

 

セラピストで10回以上国家試験に失敗した人がいるんです。

 

私がある人から最初その話を聞いた時、真っ先に思い浮かんだ疑問は「10数年間何をしていたのか」です(正確な回数を聞いてますが差し控えます)。

そのある人が言うには、リハビリの助手として数か所の病院、医院を転々としながら毎年試験に挑戦していたそうです。

 

気が長いにもほどがある。本人的にはやり方(勉強方法や勉強量等で)を変えたつもりなんでしょうけど、結果が出なかったということは変えたというほど変わっていなかったということでしょう。

結局その人がセラピストになれたのは10数年目にして国試専門の予備校に通うことで、全く違うやり方を選択した結果のようです。

 

結果が出なかったら(失敗したら)、終わりというわけではありません。

その人も10数年やり方を変えなかったことは、失敗の自己分析が甘すぎたとしか言いようがありませんが、それだけ長い期間挫けずにTry&Errorを続けたことは立派とは言えます。

 

そもリハビリに限らず医療はTry,Error&Analyzeの連続ですし、それなくして医療の発展などありえません。

 

1回でも100回でも失敗の回数が問題ではなく、失敗しただけの新しい知見がないと駄目だということです。

 

「なんでかわかんないけど失敗した。もう一遍やってみる」は勿論駄目ですし、

「なんでかわかんないけど失敗した。だからお終い」も駄目なんです。

 

「こういう理由で結果が出なかった。だから次はこうやってみる」とか「こういう理由で失敗した。これでは可能性が低いから全く違う方法でやってみる」とかでないと、失敗でもやった意味がないですし、成果はいつまでも出せません。

 

最近、出来なかった、失敗した、わからなかったで、何の分析も対策もないまま放置とか、投げ出す人が多いように思うのですが、気のせいでしょうか。

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こんなこと

遠藤

地下足袋を買いに行った件

2022年6月08日(水)

久しぶりに

履物を買い換えました。

 

何度か部ログで話していますが、

私は、普段履きを地下足袋にしています。

人出があるところへの外出を控えていますが、とうとう今履いている地下足袋は擦り切れて

限界が来ました。

なので、人出が少ないだろう平日に、久しぶりに街へお出かけしました。

早いうちにと思って午前中に開店時間に合わせて出かけました。

久しぶりにお店に行きます。道は覚えていると思ったのですが…

曲がる筋を間違えて、そろそろ店かと思ったら違う通りに出てしまいました。

まあ、そんなこんなはありましたが、ちゃんとたどり着きました。

…お店に着くと…

電気もついて、戸も開いているようです。

迷って予定より遅くついたので、もう開店時間はとっくに過ぎています。

さあ、

入ろうとしたら…入口に傘立てが置いてありました。

傘立てには、「誠に勝手ながら…営業時間は12:00~…にさせて…。」って札がかかっていました。

定休日ではなかったようですが…

仕方がないので、一旦戻って、

再度、お昼からもう一度お店に訪れました。

今度は、もちろん傘立てに邪魔をされずにお店に入れました。

店内で一つ地下足袋を購入し帰りました。

 

午前中で済ませる用事のつもりでしたが…思わぬ時間を割かれてしまいました。

午後も家でしたいことがあったのですが、それはできなくなりました。

事前準備を怠ると…って見本みたいになってしまいました。

 

しかし、新しい地下足袋を手に入れて気分は上々です。

今日もその地下足袋を履いて出勤しています。

 

何につけても

事前準備は大事ですね。

そんなこと

遠藤

失敗は成功の母

2022年6月04日(土)

今、家でカブトムシを育てています。

今は幼虫です。

こどものころは何気なく飼っていたのですが、

あれは、親がいろいろしてくれていたんでしょうね。

何気なくしていたら去年は、成虫に育ちませんでした。

 

今年は再チャレンジですが、

どうすればいいのか…悩んでいます。

改めて、調べると昆虫マット(売っている昆虫用の腐葉土)は、

ガス抜きやら加水やらした方がいいものもあるようで…。

そのまま使っていたのが良くなかったのか?

温度管理がダメだったのか?

水加減がダメだったのか?

わからないことだらけです。

 

こどもの時していたら、できるつもりでしたが、できませんね。

きっと、親がいろいろ管理してくれていたんでしょうね。

 

今のところ、幼虫は生きているようです。

そろそろ、サナギになっていくみたいです。

サナギになるころは土を触らない方が良いようです。

しかし、まだ、朝に見ると、土の表面に穴が開いたりしています。

サナギになったらこの穴が開かなくなるそうなので、まだサナギにはなっていないようです。

 

土のことだけでなく、幼虫の糞、幼虫の雄雌の見分け方、…知らないことがいっぱいありました。

できるようでできないこと、知っていたようで知らないこと、いっぱいありました。

失敗したからこそ知ることができたのかもしれません。

 

今年は成功したいと思います。

そしたら、失敗は成功の母になりますね。

 

仕事でも、できると思っていたけどできないこと、知っていたようで知らないことに

気づく時があります。

大概、自分が余裕をかましていたのに、うまくできなくて焦るときですね。

成功すると安易に思って、失敗が目の前にやってくる時です。

そんな経験をしたから、次は準備万端でチャレンジできますし、

後輩には、失敗する前に「あれ、やったか?」「あれとこれは違うんやで」って言えるんですよね。

それでも、「大丈夫です」「わかってます」って言って、知っているつもり、できるつもりで突っ走る人もいますが、

そこで気づいて、失敗を回避できた人もいますね。

 

失敗は(自分にとっても、他人にとっても)成功の母ですね…

…反抗期でなければね。


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