あ~あ
2013年5月01日(水)
先ほど養成校での実習指導者会議に出席していたスタッフの報告書に目を通しました。
最近の学生の実態の学校側の説明として「基礎学力が低いために、学習意欲の低下が」云々とありました。
文言そのままなら、そもそも基礎学力が低いのを何故入学させたと言う事です。専門学校だろうと短大だろうと大学だろうと、何処でも入学試験があります。基礎学力が低いと入学後に言い訳するくらいなら、最初から入学許可しなければいいわけです(今年4/11のブログ「このツケは誰が」もご参照ください)。
話が逆でしょう。「学習意欲」が低いから「基礎学力」が低いが正しいと思います。なんてたって「基礎学力」つけるのも学習意欲が大事ですから。
じゃあ学習意欲はどうすればとなるわけですが、これは義務教育終了までにとしか言いようがありません。
少なくとも中学卒業以降は、義務教育ではないのですから、「学習意欲」が低い人は無理していく必要はまったくないわけです。言い方かえると中学卒業以降は高校でも専門学校でも大学でも、学校側は生徒、学生の学習意欲を向上させる努力など必要ないわけです。
今のご時勢、高校、大学くらいは行っとかないと、とはよく言われます。私もそのとおりだとは思いますが、だからなおさらの事、義務教育終了までに「学習意欲」を高める事は重要なわけです(2012/07/19のブログ「聞かない、知らない、わからない」もご参照ください)。
次回私のブログは5/7です。