歩くだけ
2020年5月01日(金)
4/24のブログで最近散歩中のご夫婦を見かけないと書いたばかりですが、その二日後には出勤の時に久しぶりにお見掛けしました。見かけただけで挨拶は交わしていませんが、数百メートル先を歩いておられました。
どうやら以前より30分は早く歩かれるようになっていただけのようです。
何事もなく。
ゴールデンウィークに入りましたが、これほど連日「自粛」や「要請」といった言葉が巷に飛び交うことは過去無かったはずです。
私としては日常的には何も変わりないです。私の仕事でテレワークなどあろうはずもなく、平日病院まで行って帰ってくる。帰宅したら夕食後に日課のウォーキング。休日も日課のウォーキングとだらだら。
生活自体は緊急事態宣言前後であまり変わってないんですけど、映画に行けないってのは、つまんないですね。映画館が休館しだす前の2月からずっと自主規制で行ってません。オンラインで見とけばいいじゃんって話もあるでしょうけど、やっぱりね液晶画面よりスクリーンにこだわりたいです。
片や一方であれだけメディアで出かけるなって呼び掛けてるのにあちこちに出かける人が「ストレス溜まるから」って正当な言い分でもあるかのように言い放つ無神経さにストレスが溜まります。
明日から私も連休ですけど、取り敢えずアウトドアで疎ならいいので、ひたすら近所を歩くだけです。
皆さんはどうやって過ごしますか?
本当は他に色々と書きたかっんたですけど、物凄く過激で誤解されやすい内容になりそうだったので、やめました(絶対に面白いって思うんですけど、面白いものには毒あるし病院のブログでは書けませぬ)。
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コロナ禍
2020年4月14日(火)
日々悪化しているように見えます。
そう見えているだけで、1週間前の緊急事態宣言からの対策の効果が現われるのはは早くて2~3週間後でしょうか。
人との接触80%減。
短時間で目に見えて効果が期待できる対応策なんてないのが、もどかしく思えるかもしれません。コツコツやってどれほどのことかと思われるかもしれませんが、それしかないんです、今は。
それだけでも皆がきっちりやっていれば効果は上がるんです、必ず。
だからやるしかないんです。
やりませう。
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独り
2020年3月26日(木)
3月の初めくらいだったか、いつもの日課で夜のウォーキングを終えて湯船に浸かっていると、最初に消防車、次いで救急車、最後にパトカーのサイレンが近所まで来て鳴りやみました。
おいおい何事かと思いましたが、私は入浴中だし、嫁さんは既に床に入ってるし、息子は野次馬根性など微塵もない奴だしで、結局何があったのか知らず終いでした。
結局先日の連休に嫁さんが参加した井戸端会議でわかったことは、ご近所の一人暮らしの78歳の男性が自宅で亡くなってったってことでした。
その方のことは親しくはなかったのですが、自治会の活動や、ここ数年グランドゴルフの大会に駆り出される都度にご一緒してたので顔を合わせれば挨拶もするし世間話もするくらいの間柄でした。
ですが、一人暮らしだとか癌で闘病中などということは全く知りませんでした。
何日か新聞が溜まっているのを誰かが通報してことが発覚したらしいですけど、身近に起きたこととしてあらためて孤独死について考えてみました。
☝とここまで書いたところで(3/24)、情勢が俄かに慌ただしくなってきました(以降内容変更)。
新型コロナウィルス、感染爆発も現実味を帯びてきました。感染爆発か、一歩手前かという段階になると、自治体レベルか国レベルでの非常事態宣言というのも現実的なようです。
非常事態宣言となると欧米のように外出禁止という措置が取られる可能性もあるわけで、そうなると(話は戻る)高齢者の孤独死が増加するんじゃないでしょうか。
同居でなくとも、家族がどこかに居れば気にかけて、毎日何なりと連絡をすることで安否の確認もできるでしょうけど、身内がいなかったり、いても日頃疎遠な人は自宅にこもって安否の確認さえできない高齢者がかなりの人数に上りそうです。ちょっと心配です。
今回はコロナの話題以外と考えていましたが、結局コロナ関連になりました。
本当に早く終わってほしいですね。
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3/27追記 非常事態宣言ではなく緊急事態宣言でした。その違いはいかなる法令に基づく宣言かというだけらしいです。
環境
2019年12月31日(火)
小松左京の長編小説に「虚無回廊」(残念ながら絶筆)というのがあるんですが、AIならぬAE(Artificial Existence:人工実存)が量産されようとしている未来の話です。
人工実存とは主体性(個性や判断力も含まれる)を持つ人工知能と言うんでしょうか。
そういうことなら映画「ターミネーター」に出てくるスカイネットもAIと言うよりAE。
現実世界のAIはあくまで人間が課題を課した上で考え結論を出すことしかできませんが、それでも最近の報道で17世紀ごろの天体情報を入力したところ「地動説」を「発見」したとか、絶筆の小説の続編を書かせるとか(まさに「虚無回廊」がそのプロジェクトの対象になっているとか)、いずれそうなるだろうなとは思っていましたが、想像以上に早いスピードで発達しつつあるようです。
12月初旬の日経新聞にAIが人事の面でも使われていると言う記事がありました。
採否の判断に使われたり、労務管理に使われたり。
採否判断についても、質問に対する答え(答えの内容と答え方)からAIが判断したり、顔写真で判断するものもあるようです。
顔写真で判断するのは過去集積した顔写真データから、将来成長するかとか、能力の有無とか判断するらしいのですが、的中率が80%とか。
この80%と言う数字、皆さんはどう見ますか?
20%はデータ不足と AIの今後の学習次第ということなんでしょうが、私の考えでは(AIならぬ私の脳みそなんであまりあてになりませんが)後はせいぜい10ポイントあげるのが一杯一杯かと。それでも90%にはなるわけでそれなりの数字ですが、残り10%はAIの見込み違いで採用を見送られたり、期待高めで採用されたりするわけですから、結構大変な数字かなと。
顔写真からの判断なわけですから、そこには環境という要素が全くないわけです。環境とは被写体のこれまでの環境というより、これからの環境、つまり雇用する組織そのもの(人やハード面、ソフト面含めて)や取り巻く社会そのものの要素が考慮されていませんから、そういう部分が変動して的中率にかなりな影響を与えるのではないかなと。
長いこと採用活動をやっていても、予想外の結果を見る事が少なからずあります。予想外の結果といっても殆どが採用した結果がどうなったかで、採用しなかった人がどうなったかはわかりませんが。
予想外の結果といっても2通りで、期待以上か以下かとなるわけですが、いずれにしろ私の見る目がなかったことに違いありませんが、見る目以外の要素としては学生と雇用のマッチングの影響が大きいと思います。
どれほど優れた学生でもロクでもない組織に入れば成長するのは難しいですし、組織はしっかりしていても、彼と直接関わる上位者(先輩や直接の上司)がダメダメならやっぱり成長は期待できません。
逆もまた真なりで、どれほど期待できない人物でもとても良い組織や、よい上位者に恵まれて成長する可能性がないとも言えません。
それだけでなくその人にとってどれだけ良い機会に恵まれるかということも大きいようです。
就活生の顔だけではこれから待ち受ける環境の事まではいかなAIでも知る由も無いでしょうし、見方によってはその後の教育の良し悪しで人は決まるという部分も多分にあるかなと。
大晦日駆け込みでのブログでした。
明日は元旦なので、いつも通りブログアップする予定です。
初日の出拝めますかね。
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一か月以上もご無沙汰でした
2019年12月20日(金)
そんなに忙しいわけじゃなかったけど、腰を落ち着けて書く暇はなかったです。
お陰様でなんとかまともにモノが見えるようになって、ホッとしています。
現金なものであれほど面倒くさがっていた電車とバスの通勤も読書の時間が多少なりともとれるようになって捨てがたく思え、自分で運転しての通勤が面倒くさく思えたから不思議です。
複視も完全に治ったかどうかはわからないけれど、視界の縁が二重に見える程度なので日常生活に支障はないなと思いつつ、一昨日大病院へ検査に行ったら、まだ残ってましたね、正面でも複視が。
普通に見ている分にはちゃんと見えるんですが、目を一方ずつ視界を遮ってモノの見え方を確認すると左右では視線が微妙にずれてるんですよね。
とりあえず生活はできるので良しとしても、原因も不明なままで多少の不安はあるけど仕方がない。
医者はまだ治っていないねと言いましたが、自覚症状が出るまで悪化したから気付いたのであって、気付かないまま複視の症状はあったかもしれない。治っていないのではなくて私的には治っているのかもしれない、そんな感じです。
それはともかく、年末ですねぇ。あと10日余りで新年です…のはずなんですけど、全然実感がわかないんですよ。色々なことにかまけて新年迎える準備なんて何一つしていないからかも知れませんが。
今回のブログはお暇からの復帰のご挨拶まで。
年内あと1、2回はアップしたいなと希望的予告です。
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一歩
2019年9月02日(月)
昨年から毎日ウォーキングをしているわけですが、歩数のカウントはスマホにいれたアプリで管理しています。
ご丁寧なことに歩数だけではなく、距離、消費カロリーまで計算してくれます。
使い慣れてくると、歩数はともかく距離に関しては実際とのずれが気になってきました。地図上の距離とアプリで計算した距離ではかなり差異があるわけです。そもそもアプリには身長と体重、年齢を入力するのみで歩数はある程度正確でも、歩幅は入力していないので推測値でしかないはず。じゃあどのように推測しているのか。
調べたら身長の40~50%を歩幅の推測値とするとなっていました。
私の身長を170㎝として歩幅の推測値は(身長の40~50%として)68~85㎝となるわけです。実際のアプリでの歩幅推測値は45%の75㎝でした。
ですが推測値といっても、何の断わりもなく人体の正常値、平均値を表す場合、20歳男性のそれになります。
当然、20歳とは遠く隔たりがある55歳のおっさんでは、その推測値にも隔たりが生じるわけで、これまたアプリのGPSを使った移動距離と、万歩計の歩数とで結構正確な歩幅を計算したところ私の場合62㎝となりました。
私も20歳そこそこの時には歩幅も75㎝そこらはあったんでしょうけどね。当然スピードも落ちてくるわけで、通常のんびりした散歩スピードで4~6㎞/時と言われているのですが(勿論20歳男性で)、私の場合普通に歩いて3.5㎞/時です。
それはともかく私の家の近所では先週から稲刈りが始まりました。
先週の雨で一気に気温が下がって秋が早まったようです。
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プロってなんでせう?
2019年8月01日(木)
ここのところブログの話題に尽きない気がしますが。
どれにしましょう?
吉本興業?京アニ?参院選?
どの話題もいろんな人たちがそれぞれの立場で沢山語られてますからね、今さら私が言ったところで目新しさはないでしょうし…
ただ吉本興業の芸人さんのギャラの安さでは昔雑誌で面白い企画がありました。生活保護の特集やってたんですけど、「吉本の芸人は生活保護を受給できるか」でした。
勿論国が定める最低収入を割り込むことがあれば芸人であろうがなかろうが、仕事してようがしてなかろうが、基本的には申請して認められれば受給できるわけです。
この話を時々思い出すのは、「プロってなんだろう」と思うことがあった時(最近時々どころかしばしばですが)です。
お金をもらえるようになったら「プロ」なのか、食えるようになったら「プロ」なのか。
色々な意見があるんでしょうけど、「お金をもらえるようになったら」や「食えるようになったら」はそれぞれだよなぁと思うところもあるわけですが、そう言っていたらうちの新人も入職早々堂々プロかと問われれば違うなぁと思う。
何故違うと思うのかと言えば、お国が定めたことですが、1単位20分のリハビリテーションをまだ新卒間もないピヨピヨのセラピストがやろうが、キャリア20年以上のセラピストがやろうが診療報酬一緒なんですよね。
患者さんの側に立てば同じ料金ならピヨピヨよりベテランに見てもらいたいのが人情でしょうし、心情的にはともかく、あっちの人にやって欲しいなんて実際のところ言えるわけもない。。
そんなこんな考えていると対価に見合った仕事が出来ていないうちは「プロ」ではないなと思えるし、いやいやいや対価に見合った以上の仕事が出来てプロなんかなとも思えるし。
「お金をもらえるようになったら」、「それで食って行けるようになったら」それに加えて「対価に見合うだけの仕事が出来るようになったら」、この3つの条件を満たせれば「プロ」ですかねぇ。
そう言った意味では私もプロと言えるかどうか。
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また、降ったよ
2019年3月08日(金)
雪が降りました。
今朝は見える山が白くなっています。
「おおはら雅の郷」では梅も咲きはじめていますので、
その梅の後ろに雪の山をきれいに捉えたかったのですが…。
ちなみに、
通所リハビリの送迎車の上には雪がうっすらとでした。
春になったと思っても寒い日がありますので、皆さん風邪をひかないようにしましょうね。
って言いながら、
我が家の娘が今朝、熱を出してしまいました。
ほんとうに気を付けましょうね。
チームワーク(ってか、適当なお題が思いつかない)
2019年1月18日(金)
年末の空いた時間に嫁さんの希望で「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行ってきました。
ロックをろくに聞かない私でさえクィーンやフレディ・マーキュリーぐらいは知っていますし、楽曲のいくつかは聞き覚えがあるくらいには聞いています。
クィーンがいくつものヒットを飛ばしたのち、フレディ・マーキュリーが若くしてAIDSで亡くなったこともその後もクィーンが活動を続けていることもなんとなく知ってはいました。
でもクィーンは「終わった」というのが私の認識でしたし、映画観終わった後あらためてフレディ・マーキュリーが亡くなった時にクィーンは終わっていたんだなと思った次第です。
マーキュリー亡き後もボーカルを何人か迎えて活動はしていたみたいですが、私の印象に残った曲は何一つありません。
フレディに才があったのは違いありませんが、クィーンと言う4人組で初めてその能力が最大限に引き出されたのでしょう。
話は変わりますが、年末で採用活動は一旦停止です。就職が決まっていない学生さんもこれから国家試験までは就活どころではないでしょうから。
その就活中の学生さんに何故うちの病院を志望したのか、面接時に聞くわけですが結構な頻度で聞くのが「チーム医療が出来ているから」とか「見てきた病院の中で一番チーム医療が出来ていたから」という応えです。
うちの病院のチーム医療のありようが良いのか、一番なのか、他所の病院を知らない私には何とも判じかねる話ですが、仮に彼らの言っている通りだとしても、それは今ここで働いている職員が出来ている(やっている)話であって、だからと言ってうちに就職すればもれなく全員がチーム医療が出来る話ではないんですけどね。
そこに入れば自分もできるとでも思っているんでしょうか。仮にそこで出来てようが出来てまいがまず自分自身がチーム医療は何かと理解し、どうすれば出来るようになるかと考えて行動しなければ出来るものではないんですけど。
チーム医療に限らず、就職さえすればそこでやってることが必然的に出来るようになると勘違いしてるんじゃないかなと思う時があります。
フレディがあけた穴を単純に他のボーカルで埋めようとしても(まぁそんなに単純ではなかったと思うんですが)、埋めきれなかった事と話として何か近いものがあるなと考えています。
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風呂
2018年12月06日(木)
30代になるまでは結構カラスの行水だったんですけど、30代くらいからでしょうか風呂の時間が長くなりました。
ま、それはいいとして先日こんなニュース(web jpg)がありました.
これ週7回入浴しているから介護のリスクが減るんじゃなくて、毎日風呂に入れるほど身体能力が高いからってことじゃないかと思うんですが。
風呂への入浴と言うのは、衣服の着脱から、浴槽の出入り(またぎ動作)、床へ座る、床から立ち上がる等、単に歩くより難しい動きが複合した身体能力が必要なので、週7回(毎日)入浴すると言うのはそもそも身体能力が高いことを意味しています。逆に週に数回の入浴というのは「しない」のではなくなかなかに大変で「出来ない」と言う一面もあるはずで、この記事を誤解した人が身体能力が低くて週に数回しか入浴できないのを、むりくりに毎日入浴させようとしてもうまくいかないことの方が多いのではないかと思います(勿論やって身体能力が上がるということも考えられます)。
高齢者の風呂での溺死が年間5000人近くになっているとは知りませんでした。溺死の原因が身体能力の低さだけにあるのでないとは思いますが、先の報道(というか研究結果)に踊らされて、入浴機会が増え要介護状態を避けられる人がいる一方で、溺れる人が増えないことを望みます(そうならないために…)。
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