京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

土井

ほめてる?おだててる?

2013年4月15日(月)

昨日、近所に住む子供の同級生家族とホームパーティーをしました。

先月末に出かけた公園で、子供と妻がパン教室でパンを作ったけど、私は子守。

「捏ねたい!!」という衝動から、ピザを焼くことにしました。

過去にも何度か、この家族とピザパーティをしていて、そのたびに、

「イタリアのいろんな所で食べたピザよりおいしい」といってくれるのですが、

おだてられてる?素直にほめられている?

どちらにせよ、喜ばれているんでしょうね。

 

どんな人も、褒められるとうれしくなりますが、

リハビリをしている患者さんでは「褒める」ことは、大きなエネルギーになります。

たとえ煽てていても、本人が気持ちよく頑張れるなら、それはエネルギーです。

ときどき、

自分的には、上手くできていないような気がするのに、褒めるなんて・・・

こんな簡単なことが出来ずに恥ずかしいのに、そんなこと褒めるなんて・・・

と仰られる方もおられますが、少しでも上達すれば、それはすごいことですし、

その小さな変化の積み重ねが、大きな習得に繋がります。

それに、間違いを指摘されるばかりでは、頑張れない日もあります。

なので、

些細なことでも、腕のあるリハビリスタッフは褒めています。

それも、、時に自然に、時に大げさに。

そして、そんな褒められた自分の変化を感じて頂けたらと。

冒頭のピザの話の、喜ばれているんだなぁ・・・というのと同じで、

良い方向に変化しているんだなぁ、と実感してくださいね。

こんなこと

岩崎

世界保健デー

2013年4月07日(日)

4月7日は世界保健デーです。

医療関係者の方々につきましては聞き及ぶ所であるかと思いますが、一般の方ではなかなか馴染みがないかと思います。

世界保健デーとは

世界保健機構(World Health Organization:WHO)が設立され、その記念として設けられました。

 

毎年、WHOによって国際保険医療に関するテーマが選ばれるのですが今年度は、

  『高血圧』

~血圧管理の重要性:心臓疾患・脳卒中のリスクを減らそう~

をスローガンとしてキャンペーンされるかと思います。

 

高血圧と言えば、

自覚症状がありませんので、健康診断もしくは病気で血圧を測ってから気づく事が多いかも知れません。

しかし、まだ気づく機会があれば良い方です。

知らず知らずに重度化して重い病気に掛かってから『後々、高血圧であった』では手遅れです。

※ちなみに私も知らず知らずに年を重ね、高血圧になりやすい年齢となりましたので血圧を気にする様にはしております。

※家電店で血圧器が置いてあると、つい測ってしまいます。

それだけで良かったのですが、いつしか結果(徐々に高血圧)までついて来るようになりました。

 ※いらないと思ってみても、なかなか上手くはいかないようです。

その為、運動と食事に気を使うようになりましたが一番は、

ストレスをためない様にする事を、ここ最近学ぶよう努力しております。

その為には、

しっかりと休息をする事、メリハリを持つ事、楽しみを持つ事でしょうか?

後はゆったりと気を持つことでしょう。

あんなこと

土井

知恵は知恵

2013年4月06日(土)

車で子供を連れて出かけるときに、落語のCDを聞くことがちょくちょくあります。

もともとは、おまけの物語CDで子供受けが良かったことから始まったのですが、

せっかくならと、子供向けの落語集に手をつけ、最近は普通のものも聞きます。

最初は、早口だったり古い言葉だったりで、聞きとるのが難しいのですが、

3回目ぐらいには、我が子たちは大笑いしたり、真似したりするようになりますし、

時々、そうやんなぁ・・・と考えさせられることもあります。

 

そんなライブラリの一つ、真田小僧の中では、

子供が父親に気を持たせて小遣いをせびったあと、

気を持たせた発言が父親は悪知恵だと憤慨するものの、

母親は、知恵があると感心するという場面があります。

母親曰く、知恵も悪知恵も知恵は知恵、

子ども頃の知恵なんてちょいちょい変わるから、知恵があるだけですごいことだと。

 

たしかに、社会的なルールや道徳的なこと、経験や知識により、良い悪いはあるけど、

最初から、ちゃんと判断して良いことだけを行動することは不可能だし、

悪いことをしていないことは、行動を起こしていないだけ・・・ということも往々にある。

行動やideaなどが活発にあって初めて具体的な指導や試行錯誤ができることからすれば、

知恵の良し悪しよりも、有無の方が大事であるということでしょうか。

 

このことは、新しいスタッフが一人前になるということだったり、

患者さんや利用者さんのリハビリで練習することも同じように思うことがあります。

初めから、社会人として推奨されるような行動が間違いなく出来たり、

不自由な体を上手に動かしたり、いいことばかりを厳選して身につけることはおそらく無理でしょう。

やはり、聞いてみたり、行動してみたり・・・・の積み重ねが大事です。

新人さんも、患者さんも、活発な行動ができるといいですね。

 

さて、車の中で我が子に落語を聞かせて、親と同じようなことを感じるはずもありませんが、

本読み(音読)のとき、落語の様なリアルな口調で強弱・変化をつけられるようになったようです。

どんなことも、多少の良い影響は産まれるということでしょうか・・・。

そんなこと

遠藤

マシントレーニングって?

2013年3月13日(水)

リハビリには色んな形があります。
その中の一つがマシンを使ったトレーニングですね。

 

マシントレーニングは、若い方からご高齢の方までしています。
ただ、一口にマシントレーニングといっても効能や使い方はいろいろです。
同じようにしているように見えても、
ある人は、筋力を強めるためにしています。
tore02[1]ある人は、持久力を高めるためにしています。
ある人は、速く動くためにしています。
ある人は、体の動きを滑らかにするためにしています。
ある人は、ダイエットのためにしています。
ある人は、ストレス発散のためにしています。
ある人は、、、、と、色んな方が、いろいろな目的で行なっています。
そして、その目的に合う使い方や、セッティングをしています。
同じマシンを使っていても、目的が違うと使い方が違ってきます。

 

だから、マシントレーニングは難しいこととか、激しい運動って訳ではありません。
そういうトレーニングもできますし、違うトレーニングもたくさんあります。
最近は介護保険の施設などでもマシンが導入されていることが多いです。

 

マシンで無いと出来ない事もありますが、マシンでなくてもできることもあります。
色んなリハビリの一つとして、せっかくあるものは使って、健康の助けにしてはいかがでしょう。
ただ、使うときは、くれぐれもトレーナーやスタッフの指導に従って安全にお使いください。
なんせ、設定や使い方が違うと効能が自分に合うかどうか分かりませんし、
逆に体に負担をかけ過ぎてしまうと本末転倒ですからね。

 

どのマシンも意外と乗り降りしにくいですから、

無理せず人の手を借りてください。

へんなこと

岩崎

いつかは参加するぞ

2013年3月10日(日)

本日、京都マラソン2013が開催されました。

関係者の皆様、お疲れ様でした。

 

最近の私は花粉症に悩まされており、

目はしょぼしょぼするわ、痒くて無意識的に目を擦って、さらに痒くなるわ、

鼻はむず痒いわ、鼻水が止まらないわ、

クシャミは出るわ、喉の奥が痒くて・・・

とにかく脳の思考回路が停止するぐらい辛い日々を過ごしております。

※知らないうち、この時期の恒例行事となってしまいました。

その様な日々ですので、この時期、外への運動は控えるしかございません。

もともと外での運動は好きな方ですので、

京都マラソンには出場して見たいと思っているのですが、その様には行かない様です。

参加される方がうらやましいく思います。

※日頃から、京都の観光スポット(神社仏閣めぐり)をゆっくり回って見たいなと思っておりますので余計にうらやましいです。

 

その様に思うと、健康である時はその有難味さえも考えた事はありませんが、

こうなりますと本当に『健康はいいな』としみじみ思います。

 

しかし、『うらやましい』がっても仕方がございませんし、先にも進みませんので、

いつかは、花粉症を克服して是非参加して見たいですね。

その為には、少しでも健康を保つように、

運動する事。

しっかりと食事を取る事。

ぐっすりと寝る事。

あとはストレスをためないためにも、遊ぶを大切にして行きたいと思います。

 

あんなこと

遠藤

たくさんはいらない

2013年3月06日(水)

ウチの息子は、「ピザ」を食べるか?というと、やったー!ピザ!って大喜びします。
しかし、不思議なことに、実際にピザを目の前にすると、
なぜか?一口二口食べると食欲がなくなるのか、その後あまり食べません。

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なのに、また、ピザを食べたくなるようです。

 

見ていると、あまり脂っこいものは得意ではないように思うのです。
どちらかというとアッサリしたものの方がたくさん食べているように思います。

 

親からすると、一口二口しか食べないピザよりは、
他のものに誘導したいのですが、ピザが良いそうです。

 

これは、子供だけでしょうか?
そうでもないですよね。
「たくさんはいらんけど、一口欲しいな。」って思うときありますよね。
ちょっとした贅沢ですよね。
お腹はいっぱいにはなりませんが、きっと気持ちが満足するんですよね。

 

介護が必要になったら、自分では行けないところ、食べられないもの増えると思います。
ちょっとしたことがうれしいって思えるかもしれません。
何気ないことに喜んでもらって、逆にびっくりすることもあります。

 

足りないって思うのか。
もったいないって思うのか。
うれしいって思うのか。
それは、立場とタイミングの違いって所なのでしょう。

 

人は気持ちでいろんな感覚が変わります。
満足は、いっぱいなくても感じることができます。
逆に、いくらいっぱいあっても満足できないこともあるのでしょうね。

 

私たち一人一人の力は微力です。
あれもこれもいっぱいは提供できないです。
それでも満足を感じていただけるように、ちょっとしたことから頑張りたいです。

あんなこと

土井

リハビリテーション外来とは

2013年3月05日(火)

先日のことですが、

所用あって、5月開院予定の診療所の建築現場に行く機会がありました。

躯体が見えるようになってくると、開院が迫ってきていることをより実感しました。

担当している診療所の準備も、抜け漏れないようにしないと・・・と、

ちょっと不安でもあり、気が引き締まるようでもあります。

 

新規診療所は、「御所南リハビリテーションクリニック」という名称で、

名前にある通り、リハビリテーションの専門クリニックになります。

さて、

「リハビリテーション科」=「リハビリ訓練を受けるところ」というイメージがありますが、

原因(病気や怪我)のいかんにかかわらず、動きにくさや生活動作のしにくさなどの、

動きの障害を治療をしたり、経過を観察することを専門とする医療です。

医師が、状況をみながら、必要に応じて、時期に応じて、

リハビリテーションの選択、生活指導、経過観察などを行います。

 

「PT・OT・STによるリハビリ」も、「自主訓練」も、「生活指導」も、「マシントレーニング」も、

リハビリテーション科では、一般の診療科で医師が処方する薬のような物です。

「PT・OT・STによるリハビリを受けるため・・・」だけではなく、

動きや生活の障害について、受診・相談していただければと思っています。

へんなこと

遠藤

拍子に…

2013年2月28日(木)

うまく動けないとき
体がうまく動かないとき、頭がうまく動かないとき、気持ちがうまく動かないとき
いろいろ動かないときがあります。symbol_k06

 

周りから見ると、ナゼそんなことになっているの?って思われますね。

 

うまく動けない理由には、切り替われないだけってケースが結構あります。
そして、何かの拍子に急に動けてしまうのです。でも、何かの拍子を自分で作ることが難しく、
周囲の手助けや偶然によってその拍子を得られることがあります。

 

そして、その拍子を一度得られたら、次からはうまくいったりすることもあります。
しかし、また、違う拍子が必要なこともあります。

 

そんなことをリハビリでも大事にしています。
腕を動かす機能訓練ひとつでも、普通に肘を曲げたり伸ばしたりするのに、動かそうとすると
どうもうまく動かせないのに、ダンスになったら動くことがあります。
ダンスが拍子になるんですね。
頼まれた用事を思い出せなくなるのに、
用事を書き込んだカレンダーを見たら、どんな状況で頼まれたかまで思い出せる方もいます。
カレンダーを見たことが拍子になっているんですね。
ひとつのことにこだわって、ずーっとそれを話していたのに、綺麗な花を見かけたとたんに、
ぜんぜんその話をしなくなって、いつもの様子に戻ることがあります。
綺麗な花が拍子になっているんですね。

 

そんな拍子をあえて作っていることを象徴するのが、
たとえばただ楽しいだろうと、レクリエーションをしているのではなく、
リハビリとしてレクリエーションのようなことをしているときだったりします。
しなければならないって強い思いが行動を固めてしまいます。
でも、その思いをふっと弱めて違う思考をよぎらせてくれると、
体も頭も心もまたいつもどおりに、いつも以上に動き出すことがあるんですよね。

 

ほら、

いつの間にか身体が動いたでしょ?
いつの間にか思い出したでしょう?
いつの間にか気持ちが楽になっていたでしょう?
「いつの間にか」を、「いつものこと」にしたいために、
そんな為にもリハビリはあります。

こんなこと

高岡

公開市民講座

2013年2月22日(金)

2月21日(木)の夕方、京都ホテルオークラで京都大原記念病院グループ主催のリハビリテーション公開市民講座が開催されました。

東京慈恵会医科大学 リハビリテーション医学講座 主任教授 安保雅博先生に特別講演をして頂くこともあり、会場にはたくさんの方に来て頂きました(なんと300名近く!)。

寒い中来て頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 

今回の公開市民講座のテーマは『リハビリテーションの“ちから”』

グループスタッフの基調報告の後に

『あきらめない!脳卒中上肢麻痺のリハビリテーション』
~新しい治療プログラム、NEURO15~

というテーマで安保先生にお話して頂きました。

rTMS療法(反復性経頭蓋磁気刺激療法)や効果、

実際に受けられた患者様のお話を一般の方にも分かりやすく説明して頂き、安保先生の講演後は長蛇の列が出来ていました。

rTMS療法を希望されている方や関心を持ってらっしゃる方の多さに改めて当院で実施している責任の大きさを実感しました。

当院で実施している『脳卒中上肢麻痺のリハビリテーションNEURO15』に興味のある方は

京都大原記念病院ホームページをご覧下さい。

 

明後日、日曜日は理学療法士・作業療法士の国家試験です。

受験されるみなさん体調を万全にして頑張って下さいね。

あんなこと

橋本

アゲイン

2013年2月21日(木)

楳図かずおさんと言う漫画家がいます。20年近く休筆していて、タレント活動か数年前の赤と白のカラーリングの自宅がマスコミに取り上げられたくらいでしか、知ってる若い人もいないかと思います。

そもそもは恐怖漫画を多く書いている人ですが、SFやギャグの分野でも結末が読めない面白く考えさせられる作品が結構あります。

 

その楳図さんが昭和40年代半ばに書いたギャグ漫画が「アゲイン」です。

話の筋はほとんど忘れてしまったのですが、家庭で疎まれている老人が若返りの薬を手に入れ、自由奔放に暴れまわると言うドタバタだったと思います。

今から思えば当時まだ顕在化していなかった老人問題をギャグ漫画としたのもすごいなと思います。

 

 

先月松の内を過ぎた頃に、かなり老眼が進んだので、眼鏡を新調しました。同じ日に嫁さんに髪を刈ってもらったんですが(いつも坊主頭です)、1ヵ月たった今確信しました。頭が薄くなっている…(4~5ヶ月前までは1ヵ月で地肌が見えなくなっていたんです)。2週間前からは右腕を上げるときに肩に痛みを感じるようになりました。多分五十肩(余談ですが、私はご婦人の患者には年齢が幾つであっても二十肩と言うようにしています)です。

 

一生懸命生きていれば後悔は無しと先達は仰います。もう一度やり直したいとも思わないと。

私も今までのところさして後悔はありませんし、やり直したいとも思いません。

でも体の衰えは…

 

「アゲイン」のあとがきに楳図さんが書いています。

『「駿馬も老いては駄馬に劣る※」、では駄馬が老いたらどうなるのか。悲しい例えではないか』

 

言い換えると駄馬であっても若けりゃいいってことでしょうか。

何も単純に足が速けりゃいいってことでも、若けりゃいいってことでもないことは承知しています。

 

「人生なんかやりなおさなくったっていい」と思えても、「(若さよ)もう一度」と多くの人が思うのではないでしょうか。

それは高齢の利用者と接してきて感じることです。

「ついこの間まではできたのに」

「(昔は)こんなことはなかった」

「(昔は)あれができた、これができた」

などなど思うに任せぬ体を嘆いたり、いらだったり。

不思議とあの時こうしていればや、ああすればよかった、こうすればよかったなんて話はほとんど聞きませんでした。

 

いろいろ小難しい事書きましたが、体の衰えはそれほど

作品1

 

ってことです。

 

 

 

次回私のブログは2/25です。

正しくは「騏驎も老いては駑馬に劣る」

 

 


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