京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

橋本

使えない

2021年5月26日(水)

オリンピックやるんですかねぇ。

なんか、開催ギリギリのタイミングで毎回大選手団を派遣する国のどこかが「やっぱ、やーめた」と棄権して、そこから各国が雪崩をうって棄権してしぼんでしまうか、開催するなら棄権するって脅されて取りやめるのか。

実感として開催されるような雰囲気を感じません(盛り上がってはいませんよね)が、本当どうするんでしょうか。

 

話は変わりますが、確か阪神の震災前後1年の出来事だったと思いますが、新聞に中学3年生の女子衰弱死という見出しの記事を読んだ覚えがあります。

 

30年近く前とはいえ。当時でも育ち盛りの子供が衰弱死と言うのは異様に思えました。

記事の概要は女子中学生は祖父と父親との3人暮らしでしたが、祖父は高齢のため要介護、父も障害があり要介護。

要するに祖父と父親の介護で衰弱して死んだということです。

当然誰しもこの中学生が通う学校や児童相談所はどうしていたのか気になるところだと思います。

 

私の記憶だと

中学生が通う校長先生の談話「担任が再三再四家庭訪問し、登校するよう促していた」

児童相談所長の談話「中学生の衰弱が著しかったので、来週にも入院させる手はずを整えていた」実際半年ほど前にも衰弱著しく入院していたとか。

 

当時、書いてあることが俄かには信じられなくて、何度か読み返したのを今でも覚えています。

 

もっと妥当な解決策は本当に思いつかないものなのかと、翌年私は当院の新人研修でどうすべきだったと考えるか聞いてみました。

 

彼らはセラピストばかりでなく看護師や介護士、事務職なども混ざった20歳前後の新人ばかりでしたが、まず父親と祖父を施設や病院に入れるべきという意見が大勢でした。

 

登校するよう促したと言い放つ校長や、(その子を)入院させる手はずを整えてやることやったと言わんばかりの所長より、うちの新人の方が余程ましだと思ったのは私だけでしょうか。

 

最近こういう介護をやる18歳未満の子供を指してヤングケアラー(young carer)と言うそうで、国や自治体で実態調査や、相談窓口の設置など取り組みはいろいろとやっているそうです。

 

私はそういうことも大事だとは思うのですが、彼ら未成年の周りの「使えない大人」を一掃するだけで随分と事態は好転するのじゃないかと見ています。

 

私の意見は過激ですか?

 

私自身も「使えない奴」と言われたくないなとは思いますが、「使える」とも胸張って言えないのでつらいところです。

 

皆さんはどう思われますか?

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どんなこと

橋本

続きです 車椅子

2021年5月19日(水)

私の事故関係でまだまだ書くことはあったはずなんですが、この1か月のドタバタで私の頭から記憶が消え去ったようです。今回を限りに事故関係の話は一旦終わりにします。あとは思い出し思い出し書くことにします。

 

車椅子は私のようなセラピストだけでなく、使っている人はもとより、医療福祉関係者なら誰でも馴染みのある道具だと思います。

 

当然押すだけでなく、自分自身が乗って操作することにも慣れています(のはずなんですが、最近はそうでもないセラピストが量産されてますね)。

 

あまりにも身近過ぎて、駆動するならともかく、車椅子を押すだけなら何の難しいこともないと思ってたのですが、違いました。

 

前回書いたように良性発作性頭位性めまい症で病院へ行ったわけですが、状態が状態なもので「行った」と言っても自分ひとりで行けるわけもなく、嫁さんの付き添いでです。勿論病院内を動き回れるわけもなく車椅子に乗って嫁さんが押してくれるわけですが、初めて車椅子に縁がない人と言うのがどういうものか理解できたというか…

 

うちの嫁さんは決して雑な人間ではないです。私の方がよっぽど雑で大雑把な人間で、嫁さんは何事も丁寧できっちりしているほうだと思います。

でも、車椅子(の操作)に慣れていないとちょっと狭い場所ではあっちにドン、こっちにドン、たんすにゴンとぶつかりまくりで、押すだけならユルユルとやるんですが、方向転換は加減がわからないせいか、結構急な転換(人によってはゆっくりなんでしょうけど)で首が置いて行かれて、さらに目が回り吐き気が戻ってくるという感じでした。

 

入院中には看護師さんや介護士さんにも車椅子押してもらいましたが、そういうことはなかったので思いもよりませんでしたが、車椅子を押すというだけでもそれ相応の慣れと言うか技術が必要なようです。

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こんなこと

遠藤

名前は知らない

2021年5月13日(木)

暖かくなってきました。

雨の日が多くなってきましたが、大原ホームの入り口付近には、

いろんな花が咲いています。

赤、ピンク、紫、白、黄色...

花を見て綺麗だなあって思いますが、花の名前を教えてくれる方もいるのですが、

名前は覚えられません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なので、いつまでたっても名前を知らない花がたくさんあります。

 

名前を知らなくても、去年もこの花咲いたなあ。とか

今年はきれいに咲いているなあ。とか

思います。

 

利用者さんも私の名前を覚えられなくても、

顔を見て笑顔で話しかけてきてくださったり、手招きして下さったり、

きっと、なんとなくどんな人かは覚えて下さって

何かを期待して下さっているんでしょう。

 

そんな期待に応えたいですね。

 

でも、たまには、

あの方にも、あの方にも、名前呼ばれたいな...。

あんなこと

橋本

続きです 年ですかね

2021年5月07日(金)

随分と長く間が開いてしまいました。

グループ内での「大変」で私の脳天気なブログは時節柄合わないので控えていました。

申し訳ありません。

 

この4月グループも大変でしたけど、私個人も結構大変でした。

 

4/7の朝でしたか、目覚めて伸びをした瞬間、ぐわ~~~んんとすごい眩暈が起きて、眩暈と吐気で暫く身動きがとれなくなりました。

2時間もしてちょっとは動けるようになったので、これは2月の事故の後遺症かと、お世話になった病院の脳外科を受診しましたが、これは頭じゃないと耳鼻科へ回され、最終的に「耳石が動いた」という診断でした。

 

眩暈は翌日には収まったんですが、大事をとって5日間休みました。

 

とその話を翌週内科のかかりつけ医に話したら、「まぁ、よくある話だね」と笑いながら言われたんで「よくある話じゃ困るんですよ」と言っていたら、さらに翌週の4/22の夜中目が覚めて寝返りを打った瞬間に、またもや前回より激しい眩暈が来てくれました。

 

嫁さんを起こしたところですぐには動けないし、トイレまで這って行ってげーげーしながら明るくなるのを待ちました。

 

こういう場合、治まるのを待つぐらいしかないので、病院へ行ってもあんまりすることないんですよね。それでもなぜ行くかと言うと、吐き気が激しいので飲食一切が出来なくなるから、脱水を防ぐために点滴だけしに行くんです。

 

良性発作性頭位性めまい症ですが、まぁ説明を読めばさほど深刻でも何でもないんですが、事情を知らない人が見れば、それなりのやばい病気に見えること請け合いです。

 

青白い顔して洗面器を抱えてよろけながら車から車いすに乗り移り、病院の玄関前だというのに、所かまわず洗面器に盛大に戻す場面(当然マスクはできないし飛沫は飛びまくりです)に出くわせば、なにがしか感染る病気かと引かれても仕方がないでしょうね。

 

実際何人かの人はそんな私を見てぎょっとした顔してたみたいだし、私なんか2度目の時はどういう病気かわかった上で、このまま死ぬんじゃなかろうかと思ったし、どっちの場合もたった1日で体重が2㌔以上落ちましたしww

 

年のせいでしょうか、それとももともとの不摂生の結果が今になってつけとなってきてるんでしょうか。

ここのところ大病ではないけれど日常生活に支障が来るような病が毎年のように来ている気がします(顔面麻痺とか、複視とか、眩暈とか首から上ばかりですが)。

 

まぁ年なんでしょうかね。

続きます。

 

PS 私のいる事務所の洗面所には「手洗いの方法」なる張り紙が貼ってあるんですけど、それがどうしても「芋洗いの方法」に見えるのは私だけでしょうか。字面似てますよね。

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